田んぼ写真館−その2
提供:JA山形経済連「いきいき山形米」
「近藤さんの田んぼ」 (平成13年)
2001年の「田んぼの写真館」 は 近藤國吉さん(40歳)の農作業風景。
近藤さんは、山形市で米2.7haとサクランボやラ・フランスを栽培する専業農家。
近藤さんの言葉
「7年連続の特Aを獲得した“はえぬき”の産地として、JA山形による土壌分析や食味分析の結果を参考にしながら、 消費者のためにも、また農業を継ぎたいと言っている中学2年の息子のためにも、安心・安全な米づくりに頑張ります。」
塩水選 4月上旬
よく充実した種モミを選び、発芽とその後の生育が 均一になるように比重1:1.3の塩水で選別を行う作業。
は種作業 4月下旬
床土を詰めたの育苗箱に、芽出しをした種モミを均一に播く。
田起し作業と肥料の散布 4月下旬
田んぼの作土を耕し、肥料と土をかき混ぜる作業。
5月2日育苗マットのビニールハウス設置。
育苗ハウス内(「いきいき山形米」製作者黒田さんから送って頂いた写真)
代かき 5月18日田起し後に水を張り、表層の耕土を細かく
泥状にして 表面を平らにする。
田植え 5月20日12cmくらいに伸びた苗を3〜5本づつ
1u当り約22株の割合で田植機で植えていく。
田植え後の田んぼ 5月29日 6月上旬
6月30日 生育調査と水口管理をしている近藤さん
7月18日 追肥作業出穂(稲の花)
8月4日 出穂した近藤さんの田んぼ
8月23日 夏刈り作業
9月 収穫前の黄金色に色づいた田んぼ
冬 雪深い山形の田んぼは雪に覆われて眠っているように見える。
しかし生産者は、田んぼの土を採取し、JAの土壌診断の結果を見ながら、土壌改善の方策を練る。
良い米作りには、まず良い土作りが基本なのだ。
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