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No.200 アポイ岳
今年も所用で北海道へ行った帰りにアポイ岳(810m)に登りました。昨年は、約1年ぶりの山歩きで、足にトラブルが発生して散々な目にあったのですが、今年は気持ちよく歩くことができました。

日時 2019年(令和元年)5月31日(金)
天候 曇
同行 なし

所要時間
アポイ山麓自然公園駐車場(6.25) ←1時間45分→ (8.10)5合目避難小屋(8.20) ←55分→ (9.15)馬の背(9.25) ←1時間5分→ (10.30)アポイ岳頂上(10.45) ←45分→ (11.30)馬の背(11.30) ←30分→ (12.00)五合目避難小屋で昼食(12.35) ←1時間15分→ (13.50)駐車場

山行概要
これまでのアポイ岳の山行と同じように浦河のホテルに前泊し、あらかじめ宅急便でホテルに送っておいたザックや登山靴を受取り、翌日の山歩きに備えました。
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
馬の背から頂上にかけて今年最も多く見かけた花の一つ
天気予報では、天気は下り坂で、午前中は晴れるが、午後から曇で、夕方は雨とのことなので、少し早めにホテルを出ました。ホテルの前のコンビニで朝食のおにぎりを買い、これを車の中でほおばりながらアポイ岳の駐車場に向かいました。
ビジターセンター前の駐車場に車を止め、車から降りて歩き始め、駐車場のすぐ先にある入山届に記帳し、登山道に入りました。五合目の避難小屋まで、見晴しの得られない樹林帯の中を歩きます。緩い登りが続くので息を切らすことはありません。第2休憩所から始まって第5休憩所まで、4つの休憩所を過ぎ、更に少し歩くと五合目の標識が表れ、五合目の避難小屋に着きました。
いつものようにここで休憩して、これから始まる馬の背までのきついのぼりに備えました。昨年はこのきつい登りの途中で左足がつりましたが、今年は何事も無く登りきり、馬の背に着くことができました。ここで一息入れ、頂上へ向います。ここから花の多い年は、さまざまな花を見られるのですが、今年は既に花の盛りが過ぎたような感じで、少々物足りなさを感じました。

ルートマップ頂上について一休みし、雨の心配があったので、昼食は五合目の避難小屋まで下って撮りました。昨年は重量軽減でガスコンロを持参しなかったので、味気ない昼食になりましたが、今年はいつものように湯を沸かして、インスタントラーメンの昼食を取りました。

アポイ岳は今回で5回目(初回2回目3回目4回目)になりいますが、今年は例年に比べて極端に花が少ないように思われました。

駐車場 アポイ山麓自然公園駐車場
登山口付近には駐車場が2つある
これはビジターセンター前の駐車場で、この写真の右手側奥に更に大きな駐車場がある
入山届 入山届
写真のほぼ中央にある小さな小屋にノートが備え付けられており、これに記入する
この日は既に数組の入山者があった
入山届用紙 入山届用紙
昨年までは、入山時刻、氏名、電話番号、住所などを記載しなければならなかった。
万一の為とは言え、個人情報の管理をうるさく言われる時代に、誰でも見られるこの用紙にここまで自分の個人情報を記載するのは抵抗はあったが、今年は書式が変わって、住所の代わりに町内、日高管内、札幌、道内、道外、海外を選択する書式になっていた
一合目 一合目
駐車場から歩いてきて登山道へ入るとすぐ現れる
この表示は頂上直下の九合目まで続く
一合目と表示しているこの標識には、頂上まで3.8kmとの表示がある
第2休憩所 第2休憩所
アポイ岳登山道に入って最初の休憩所がこの第2休憩所で、この後五合目の避難小屋まで、第3から第5休憩所まで、3つの休憩所がある
第3休憩所 第3休憩所
上の写真の第2休憩所から私の足で15分ほどのところにある
ここで一息入れていると東京から来たという私と同年輩のソロの登山者から話しかけられ、話が長引きそうになったので、逃げるようにして先へ進んだ
第4休憩所 第4休憩所
小さな沢の脇にある
この沢は通年涸れることがなく、日本ザリガニが生息しているとこの休憩所の掲示板に表示されていた
第2休憩所からこの第4休憩所までは10〜15分間隔で次々に目の前に現れる
三合目 三合目
三合目を示す標識が立っており、熊よけの鐘が木に吊り下げられている
標識には山頂まで2.2kmと表示されているので、一合目から1.6km歩いたことになる
はじめてアポイ岳を登った時、この鐘を鳴らして、その音の大きさにビックリした
第5休憩所 第5休憩所
五合目避難小屋までの間にある4つの休憩所の中の最後の休憩所
第4休憩所からこの休憩所まで私の足で25分ほど
ここまでくると五合目の避難小屋まで、あと僅か
四合目 四合目
第5休憩所の歩いて数分のところに四合目と表示した標識が立っている
この標識には山頂まで1.8kmと記されている
五合目 五合目
下から登ってくると下の写真の避難小屋の手前の樹林の中に立っている
山頂まで1.5kmと表示されている

避難小屋 五合目避難小屋
小屋の前は広場になっており、視界が開けているので格好の休憩場となっている
ここで登山道入口から続いていた樹林帯を抜け、見晴しが得られるようになる
ここまでは緩やかな登りが続いたが、ここから馬の背まで、急な登りになる
五合目からのアポイ岳山頂 五合目避難小屋からのアポイ岳山頂
避難小屋の前からはアポイ岳山頂が眺められる
写真中央のピークがアポイ岳山頂
アポイ岳では、ここから沢山の花が目の前に現れる
しかし、今年は馬の背の手前のお花畑まで、道端に花は殆ど咲いていなかった
六合目 六合目
馬の背に登る急な登りの途中にある
避難小屋からここまでもきつい登りが続いているが、この先で樹林帯を抜けると更にきつい登りが待っている
岩場の急坂 岩場の登り
ここから七合目まできつい登りが続くが見晴しは抜群
登山道が荒れるのを防止するための蛇籠があちこちに使われている
岩場からの眺め 岩場からの眺め
この日は快晴で春霞の中の青い海が印象的だった
写真中央が様似の町で、海へ飛び出しているのがエンルム岬
海が間近に眺められるのもこの山の魅力の一つである
七合目 七合目
五合目避難小屋から始まったきつい登りはここで終り、この後馬の背まで緩い砂利道の登りに変わる
お花畑 お花畑
七合目を過ぎて馬の背へ向かう道の左側の斜面がアポイ岳のお花畑の一つ
年により多く咲いている花が異なっており、今年はアポイクワガタ以外の花は殆ど見かけなかった
斜面がお花畑だが、斜面一面が花に蔽われているのではない
馬の背 馬の背から見たアポイ岳山頂
ここまで来るとアポイ岳の頂上はすぐそこに見えるがアポイ岳頂上とはまだ200mほどの高低差がある
馬の背からの眺め 馬の背からの眺望
上の写真の反対側を振り向くと、箱庭のような様似の町が眺められる
幌満お花畑分岐 幌満お花畑分岐
馬の背の少し先にあり、Y字路になっていて、左の道を行けばアポイ岳頂上、右の道を行くと幌満お花畑を経由してアポイ岳頂上へ向かう
幌満お花畑は一度行って期待はずれだったので、以後はパス
八合目 八合目
上の写真の幌満お花畑分岐をアポイ岳方向に入るとすぐのところにある
標高は約650m
馬の背から続いていた緩い登りがこの先から山頂まで再びきつい登りに変わる
ここから九合目の先まで、登山道脇に様々な花が咲いているのだが、今年は少なかった
 九合目 九合目
大きな岩に赤ペンキで九合目と表示されている
ここから頂上までの標高差は約90m
初めて登った6年前と比べペンキの表示が色あせて目立たなくなっていた
九合目からの眺め 九合目付近から馬の背
振り返ると馬の背の先に様似の町と太平洋が眺められる
頂上 アポイ岳頂上
周りをダケカンバで囲まれており、眺めは期待できない
初めて登った時は、頂上のダケカンバは芽吹いていなかったが、この日は写真のように新緑

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