亀倉康之の仕事
右の彫金作品は28歳の作。
月に向かって吠える一匹の狼。
月には狼の顔が映っている。
この作品は長年風雨にさらされ、
自然に発生した緑青がいい具合だ。
オオカミは何点か制作しているが、
どれも痩せてあばら骨が見える一匹のオオカミである。
中段の書は、招かれた友人宅で酒に興じて書いたもの。
下段は馬と月を描いためずらしい
一枚。
月
「月に吠える」 1962作 銅板 200×80㎝
亀倉康之の仕事
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