亀倉康之の仕事
スケッチブックにはこれらの素朴で力強い馬たちが描かれている。
その他、 様々なものが登場する。
海、山、牧場、人々の暮らし、海辺のカラス、子鹿、この地で食した鶏や寒雀…
生涯のテーマである「いのち」との出会いであった。
日高にて(昭和31年)
さて、今月は前回の続きです。
大学4年の冬、大学をやめるつもりで北海道へ。日高の様似町でしばらくを過ごした。 これは、そこで描かれたスケッチブックである。
日高地方は競馬馬の産地として有名であるが、当時は農耕馬や、山で伐採された木材を運び出す「ばんば」の姿がたくさん見られた。馬は人と共に居た。
亀倉康之の仕事
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