カエル配りの日々

更新履歴

4/2
3月の日記を別ファイルに。
4/15
トップページの13号の発行予定をこっそり延期。
4/23
■「ゲームを作る!書評会議」最終回『世界がもし100人の村だったら』アップ。
4/24アクセスログ解析CGIBOYにトップページからリンク。

2002.4
2002.4「どんどん遅れるカエルブンゲイ13号編集作業、いったいどうなる?」の巻

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4/30
■トヨザキ社長、平林享子、尾崎枕、宇田川新聞というメンツと新宿で飲む。4時までやってる店なのできっちり4時までいつづける。後半、死ぬ程眠くなり、始発を喫茶店で待とうとするみなさんを後に、わたしはタクシーで帰りました。すみません。


 

4/28〜29
■夜行性な土日。28日は夜9時半に大人計画さんにデザインチェックをしてもらう予定ので、夕方よりデザイナーの守先さんのオフィスに集合、カンプづくり。大急ぎ〜!

■渋谷ブックファーストで『木更津キャッツアイ』(角川書店)のサイン会(大盛況だったそうです)を終えたばかりの制作の長坂さん、宮藤さんと東急本店前「セピアの庭で……」で待ち合わせ。ここは、謎な名前の喫茶店として宮沢章夫さんのエッセイに出て来ることで有名だが、はじめてはいりました。
■終了後、デザイナーチームと食事兼打ち合わせatくじら屋。ここも、店頭に飾られた永六輔の色紙とともにたいへん気になる店であったが、はじめてはいりました。「くじらのからあげ定食」を食しました。力がついた気がする。
■29日は一日中校正。もう常識になっているが、DTP入稿だと、デザイナーさんが出力するカンプが初校の役割をするので、この段階が最も緊張する。基本的に、このカンプをチェックして責了なのである。ここでデータを修正し、文字も画像も完璧につくりあげ、印刷所に入れる。あとは色校正が出力されるが、ここでは全体のバランスを見るだけ(ここで大きく直すと金と手間がかかってしまい、DTPの意味がなくなってしまう)。
■10余年の編集者生活のほとんどを「写植」の常識で過ごしてきたが、DTPってほんとにすばらしいよなー。ただ、デザイナーさんに負担がかかりすぎるところは改善の余地オオアリだろう。
■じぶんの校正をしあげてから、大人計画側の文字校正を稽古場まで受け取りに行く。西荻窪・夜10時。そっから神楽坂のモリサキデザインへ。大きなナオシはなかったので、最後の確認&さくっと今後の進行を打ち合わせて帰宅。12時。電車で帰れるとは思ってなかったので、うれしかった。


 

4/26〜27
■26日。K社のSさんが雑誌から文芸書籍に異動するので、最近の文芸のことなどををいろいろお話ししたいということで会う。いやーわたしは文芸のことなんて全然知らんし、読んでもないんですけど、一応「文芸フリーペーパー」編集人を名乗っている以上、こういう機会から逃げてばかりもマズイだろうということで、数少ない知識と、好きなことをくっちゃべる。とりあえず、舞城王太郎を強烈にオススメしたり、本多孝好っていいですよねえ〜と意気投合したり。
■Sさん(男性)は入社以来13年女性誌の現場にいたそうだ。「じゃあ、今度は全然違う部署で大変ですね」と聞いてみた。
■去年くらいから「このまま僕はメイクの取材などをしながら年をとっていくのだろうか」と編集の仕事そのものに行き詰まりを感じてたそうだ。そんな時1冊の本に出会い、閉塞感から解き放たれる、感動とともに「まだまだやるぞ」という気持ちになる。「小説っていいなあ、人の心にこんな働きかけをするものを自分の手でつくってみたいなあ」。そう感じてた矢先の異動なんだそうである。いい話でしょ。なんか心洗われました。
■さて、その1冊とは何でしょう? 男が孤独に頑張るちょっと前に大ヒットしたエンターテインメントです。映画にもなりましたな。答えはコレ
■Sさんとわかれて明大前の大人計画でデザインの確認。宮藤さんのシナリオ本『木更津キャッツアイ』(角川書店)、むちゃむちゃ売れてるそうである。発売後数日で重版決定。一応販売部にいたので知ってますが、シナリオ本ってものすごーく売れないんです、どんなビッグネームであろうが。そういやあの本、本屋さんに全然ないよね。
■夕方から西永福のフルブレインへ。マガジンハウスで同僚だったNがはじめた会社で、新事業について話したいことありと呼ばれる。この御時世になかなか景気のよい話がたくさんあった。えらいの〜、N。「何かやりたいことある?」と聞かれたので「WEBマガジンをつくりたいよう」と主張。そのあと痛飲、午前様。
■27日は昼に起きて、池袋へ。GWあけに打ち合わせする某企画(実現するとめっちゃうれしい……)の資料本探し。かくなる上はカンプでもつくるか!


 

4/25
■元飛鳥新社の編集者で元「QJ」編集長で「まんだらけ」を最近辞められて、現在一時的にフリーで活動している赤田祐一さんと中目黒。WITH、「QJ」のTさん、嶋津caramel靖人氏。なんでも「ポパイ」に関する本を編集中だそうなのだが、ちょうどわたしの在籍していた「週刊ポパイ」のころの資料が薄いので「ちょっと話を聞かせて」ということになったのである。
■赤田さんには「鳩よ!」の頃にとてもお世話になってたので、もちろんお役に立ちたい。が、自慢じゃないけど過去のことは、いいことも悪いことも全部忘れてしまう性格なので、当時いっしょに仕事をしていた嶋津氏に助っ人を頼んだという次第。いやー、助っ人頼んでよかったよ。いろいろ調べられてるだけあって、赤田さんのほうが「ポパイ」についてずっと詳しいんだもん。わたしときたら何きかれても「うわーなんかありましたね、そういうの! でも、ぜんぜん覚えてません、ごめんなさい」だし。その不甲斐無さを補ってあり余るくらい、嶋津くんはめっちゃめちゃよく覚えてる。詳しい。さすが10年くらい「ポパイ」に関わってるだけあって考察も面白いし、すっかり、赤田×嶋津トークの聞き手に回り「ふーん、へーえ、そうなんだー」と感心ばっかしてました。
■夕方、神楽坂モリサキデザインにて打ち合わせ。そっから吉祥寺に向かい、ライターの小沢さん、役者の篠崎はるくさんと打ち合わせという名目のごはん。篠崎さんは現在NYに住んでて、ANA Latte「世界がわたしを呼んでいるのよ」というコーナーに日記を連載してもらっている。ひさびさに一時帰国してるので、じゃーいっしょにごはんでも、という成りゆきである。
■80年代の小劇場ブームを経験した人で、「遊◎機械/全自動シアター」の篠崎はるくを知らない人はいないと思う。高泉淳子の「山田のぼる」くんとはるくさんの「安斎さん」の小学生エチュードとか、わたしは夢中でした。「わたしね、長靴の中に、グッピー飼ってるの」……今でも、言い回しから何からすべてありありと思い浮かべることができます。
■なので、はるくさんと話す時はいつもちょっと緊張しちゃうんですが、ものすごーくフランクな人柄に助けられ、諸国空想料理「KOUKKOU」でのおいしくて楽しいひととき。


 

4/24
ANA Latteの都市特集を1日中。夕方、モリサキデザインで2時間ほどレイアウトの打ち合わせをするが、それ以外はロンドン情報にまみれる。ああ、行きたいなあ〜、ロンドン。朝5時までパソコンに釘付け。でもなんとか終わる。うう、GWが憎い。
■「
カエルブンゲイ12号」で告知した版画イラストレーター宇田川新聞画伯の、オリジナルカエルちゃんTシャツの予約受付がいよいよ始まりました。かわいいよー。気になる人はLv99.comへGO! わたしも買います。


4/22オープンの大塚駅北口あおい書店。深夜1時まで営業
かたや大塚駅北口の老舗(でもないかー)山下書店、11時までだったのに、いきなり24時間営業に!

4/22〜23
■パンフレットは原稿待ち体制になったので、あまりの遅れぶりに話題にするのも怖いANA Latteの都市特集。ファイルが既に錆び付いてる気がする(パソコンなのに)。こじあけて、埃を払ったつもりで作業作業。
■でも今日はすごく気になることがある。大塚駅前に「あおい書店」というけっこう大きな書店がオープンするのだ。オ−プン前の店舗を何度も覗いてたのだが、レンタルビデオ、DVDも充実してるっぽい。「朝8時から並ぶんだ、イチバンノリするんだ〜!」と前夜よりワケのわからない舞い上がりかたをするダンナ(パチンコ屋じゃねえんだよ、そして開店は10時なんだよ)と午後3時ごろ出かけてみた。
■本の品揃えはなかなか。なんといってもコミックスのビニールが取り払われてるところが太っ腹! これだと同じ巻を2度買いすることもない。レンタルコーナーは地下だ。DVDは人気作がちょぴっとしかなくて残念だったが、ビデオとCDの品揃えには満足。新刊『木更津キャッツアイ』(角川書店/宮藤官九郎)を購入&DVD『キャストアウェイ』をレンタル。
■そこで気になるのは、一本道を挟んだところにある駅前中型書店山下書店である。ここは、わたしの編集した『メイク革命』を外に面陳してくれる(頼んだわけではありません)など、個人的に好感度な書店。こんな至近距離にライバル出現でキミはどうする? 
■驚きました。なんと、いきなり24時間営業になってました。ものすごい鼻息の荒さ。向こうが深夜1時だからって、何もそこまで……。そして、書店員さんたちが、外のスペースに新しい棚を何本も作り付け、がんがん雑誌を並べている。その背中が「絶対負けへんで!」と言ってる。まさに戦争勃発な感じだ。この先が楽しみ!
■南口駅前の田村書店(現bk1のカリスマ店長・安藤哲也さんがデザインしたことで有名だった書店)が、去年カフェに商売替えをしてしまってからイマイチだった大塚書店事情が盛り上がりそうでワクワク(ま、ローカルですけど)。
■23日は写真を受け取ったり、渡したりのトラフィックな日。「いしもち」を塩焼きにして食う。でかい、うまい。でも200円だよ。
■「ゲームを作る!書評会議」最終回『世界がもし100人の村だったら』をアップ しましたよ。読んでね1


表紙イラストも舞城王太郎!ちょっとティム・バートンぽい?

4/21
■もう限界なので、今日はなにがなんでも本を読んでやる。と決めて、午後からソファを陣取る。まずは恩田陸『劫尽童女』(光文社)。スーパー美少女&お利口わんちゃんの話なので、まずは最近読んだ『愛のひだりがわ』(岩波書店/筒井康隆)を連想するが、実はクーンツっぽかった。犬の名で『ウォッチャーズ』に出てくるかわいそーなアイツを思い出させるくらいだから、これも恩田さんのオマージュなのかも。あと、不思議能力をもつ女の子の葛藤は、筒井康隆の名作『七瀬ふたたび』っぽい。
■それにしても、恩田作品は、昔に読んだ物語のドキドキのエッセンスを魔法のように甦らせてくれる。「そうそう、よくぞやってくれました、わたしもそこに感動したした〜、そのシーン好き好き〜! ああ、もいちど読みたい〜!」という読み方。だから、一度はまるとたまらんのです。1册読むごとに3册ぶんくらい味わってる感じ。もっと本を読んでる人だと「いやいや、ク−ンツと見せて、実は○○の方に……」なんてこと楽勝でありそうだ。
■続けて、ビバ!舞城王太郎『世界は密室でできている。』(講談社ノベルス)。今回もいいですよ〜。漱石の『坊っちゃん』を思わせる出だしの文章からもう、フォーリンラブ。無鉄砲な飛び下りもあるしね。面白いです。炸裂してます。特に舞城王太郎の過剰暴力シーンが苦手というひと、だまされたと思って再トライしてみて! 殺人事件も密室も、みんなみんな青春の苦さってヤツなのさ。失った時間はニ度と戻らないんだぜ! ぐっすん。
■なので、舞城王太郎、贔屓しまくることに決定。カエルブンゲイ紙上でもますますひき倒します。読んだ方がいたら、『世界は密室でできている。』の感想とか掲示板に書いてくれるとうれしいです。
■最後は、コミック、吉田戦車『象の怒り』(エンターブレイン)。珍しく長編だーと思ったが、章に分かれた短編集みたいなものだった。象が人間界を支配し、それを阻むために日本国スパイの夏助ががんばるという。で、その活躍ぶりをいちいち家族にファックスするという。
■現在のわたしに言語感覚なんつーものがあるとするなら、80年代に夢中で読んだ吉田戦車のネームセンスとそのころの野田秀樹のベラボーなセリフであり、たまに俳句とかつくるたびにその影響を自覚させられる。今も、吉田戦車が吉田戦車らしいものを描いてる、それだけでうれしい、年ですかね?


 

4/20
大人計画パンフのデザイン入稿。日中、写真整理、原稿整理をし、夜7時すぎ、神楽坂のモリサキデザインへ。いよいよかたちになってきました。自画自賛しますが、画期的に充実したパンフだよ。対談が3本も入ってるし。題して「宮藤官九郎の『お笑いってなんですか』」、ホリケン(芸人さん)、木村祐一(構成作家)、相原コージ(ギャグマンガ家)と、立場を異にするお笑いの専門家3人と宮藤さんがとことん語り合ってます。芝居を見に来たら、絶対買ってね! ひみつのおまけも付いてるよ。


 

4/18〜19
■18日はどわーマズイ!とANA Latteのレギュラーページを片付け、再び大人計画の原稿。パンフレットというのもまた独特の媒体であり、悩むのは意外にも短いリ−ドの部分だったりする。編集してる立場っていうのはどういう距離なんだっけ? とかね。
■19日は、最後のパンフレット用取材。お台場の某ホテルでネプチューンのホリケンさんと宮藤官九郎さんの対談。なんだか顔が似てるおふたりでした。いやー面白かったわ。「笑う犬〜」の裏話などに涙を流して笑いました。


Mさんからいただいた牛の写真から1枚。

4/16〜17
■ずっとテ−プ起こしてまーす、原稿書いてまーす。あいかわらず夕食は魚と煮びたしと味噌汁と玄米、年寄りじみてまーす。
■先日、牛の写真をくれと訴えたら、掲示板ヒラノさんが情報を寄せてくださるわ、池松江美さんがマザ−牧場で撮った写真を送るとお申し出くださるわ、お会いしたこともないのに三才ブックスの編集のMさんがバラエティ豊かなホルスタイン写真集をメールしてくださるわ、ホントにみなさまの親切が身に沁みました。うううう……感涙。この場を借りまして、感謝&LOVE! このお礼は必ずや!


3/14の日記で紹介した明大前の洋服屋のディスプレイ。男の子が増えてました。なんやねん。

4/13〜15
大人計画のパンフに漬かり切ってます。13日はいちんちじゅう原稿書き&ラフ切り。
■14日。朝、北尾トロさんよりカエル12号用の「みつを道」の色紙を受け取る。今回も傑作、路上で笑ってしまいましたよ! その足で大人計画稽古場へ。今日は最後の撮影日。阿部サダヲさん、男優集合、全体集合などの写真。大人計画の役者さんはTVドラマの出演なども多く、全員揃って写真を撮る機会がなかなかなかったのが、やっと実現。ホッ。
■いったん帰宅し、原稿のつづき。5時ごろ再度稽古場へ。松尾スズキさんページの取材。松尾さんの独特な演技についていろいろ聞く。
■帰り際、宮藤さんに巻頭の文章の締切などを確認。7時半ごろ電車に乗ると、おお、今話してた人の顔が中吊りに! 今週の『AERA』の表紙が宮藤さんなのであった。
■15日。原稿書き、ひたすら原稿書き。夕方7時、カメラマンの田中さんと目黒で待ち合わせ。14日の写真のベタ焼きをもらう。そのまま明大前の大人計画オフィスへ行き、制作の長坂さんと写真を選ぶ。その場で広告のデータも入手できたので、今度は神楽坂のデザイナーの守先さんのオフィスへ。うーん、これで半分は入稿できた、カナ? 11時ごろ帰宅。さすがに疲れたので夕食はカンタンにうどん(うまいうどんオレも食いたい……)
■最後に、唐突なんですけど、お願い。急募! ホルスタイン牛の写真を探してます。顔がうつってれば OK。デジタルデータでもプリントでも可。カラー。もってる方、メールください! マジで。


 

4/11〜12
ANA Latteの原稿及びラフ書き。スチュワーデスたちがつくったメイクパレットのパブ記事。Dreamweaverでさくさく仕上げる。
■新宿御苑のファーストキッチンでカメラマンの田中さんから大人計画パンフ用写真を受け取る。本日は「ひみつ企画撮影」ぶんである。詳細を書けないのがツライが、すばらしい出来! 
■帰ってメシ(金目鯛の煮付け&小松菜の煮びたし……今思ったけど、うちの夕食ってなんか年寄りっぽい? 主食玄米だし)。腹いっぱいになって写真セレクトとラフ書き。午前4時までびっちりかかるが、めちゃめちゃ楽しい。
■12日は終日大人計画稽古場。できあがったばかりのラフを宮崎吐夢さん、宮藤官九郎さんに渡す。爆笑。「なになに?」と見にきた役者さんも爆笑。ああ、つくった甲斐がありましたわ。
■猫背椿さんに「日記読みましたよ」といわれ、ものすごく慌てる。「よ、よまないでいいです〜。書くことなくって、すみません!」とか不審なリアクション。書くことないなら、書くなよなあ〜。つくづくwebの日記って不健全なものですな。読まれると慌てるクセにアクセス数が少ないとなんか淋しい……。
■夕方帰宅。電車のホームでハイレグジーザス総代河原雅彦さん(客演してるのです)と一緒になり、お話しながら帰る。ちょっとドキドキしたが、途中でゲームデザイナーの飯田和敏さん(カエルでは「ワビン日記」でおなじみ)という共通の知り合いがいることを発見し、かなり落ち着いた。ワビンさん、ありがとう!


 

4/8〜10
大人計画のパンフが佳境となってまいりました。
■8日、家で写真セレクトと役者紹介書き。夕方から新宿御苑のファーストキッチンでカメラマン田中さんと撮影打ち合わせ。
■9日、大人計画オフィスで写真選び、その後神楽坂でデザイナーの守先さんと打ち合わせ、そのまま一緒に江戸川橋の多田印刷に行って打ち合わせ、5時にいったん帰宅し、夜に使うラフレイアウトを Illustratorでわーっと作り、ダンナにじゃことネギのスパゲティを食わせ(わたしも食ったが)、6時過ぎに再び出かける。今日は木村祐一×宮藤官九郎対談。対談前に、木村さんが出演する吉本興業の「ルミネthe7じ9じ」を見せてもらう。修学旅行生でいっぱい! 面白かったな〜。対談のライターはカエルでは「ブックオフの迷宮」でおなじみ嶋津caramel靖人さんに出動してもらった。11時ごろ終わって「浪漫房」にて打ち合わせ。いっしょに仕事すんの何年ぶりか? とつい盃が進み、午前3時。ぎょえ!
■10日、二日酔いぎみ&遅刻すれすれで10時渋谷ビデオスタジオ。大人計画の役者、阿部サダヲさん、三宅弘城さんの撮影を渋谷街中で。終わって大人計画オフィスへ。同じく役者の宮崎吐夢さんとひみつの目玉企画撮影の続き。6時に終了。制作の長坂さんと軽く打ち合わせ、確認をして帰宅。8時。うおー、早く原稿を書かなきゃあ! ああ!確かANA Latteも締切りだったよなー、で、カエルの編集はいつやるんだ?
■とりあえず気分転換に日記を書いてみました。


 

4/7
かづきれいこさんが主宰する「顔と心と体学会」の取材で早稲田国際会議場。今回のテーマは「膠原病とリハビリメーク」。専門の内科医の基調公演や患者の体験談、かづきさんの講演、精神科医の町沢静夫を加えてのシンポジウムなどたっぷり4時間半。
■とにかくどこを切っても深刻な内容の1日でした。昨日の夜中、大人計画の事務所で笑い転げていたのがウソのようだ。しかし、仕事ってことでは同じ。このフレハバこそがフリー編集の醍醐味なのかもね。どっちもオモロイっす。


 

4/5〜6
大人計画の稽古が始まり、いよいよパンフの取材&撮影も本格始動。4/5は役者さんのプロフィ−ル紹介写真撮影。夜、宮藤官九郎×相原コージの対談at吉祥寺。ギャグ漫画と差別、規制、そしてシモネタとは? みたいな硬質な議論2時間。おそろしく面白かった。
■4/6は宮藤さんのピンの写真撮影、稽古場の取材、そして大人計画オフィスにて、ひみつの目玉企画撮影。笑い過ぎてすっかり脱力。終電で帰る。


 

4/4
ANA Latte沖縄特集をまとめ終わる。ほぼ1か月の長丁場であった。長いトンネルを身を屈めて進んでいるようであった。ライター川崎朱紗と「打ち上げをやりたい〜」と切望。おいしい沖縄料理の店を御存じのかた、教えてください。でも、デザインチーム、ムービーチームの作業はまだまだこれからなんだなー。打ち上げは遠いかあ。みんながんばれ。


 

4/3
■任意継続してた出版健保の期限が切れたので、国民健康保険に加入しに豊島区役所へ。混んでてびっくり、40人待ち、待合スペースに座り続けること1時間半余。その間、あたりから聞こえてくるのは、半分以上が外国語。「国保のしおり」みたいな小冊子がいたるところに置いてあるのだが、中国語バージョンの方がスペースを占めている。
■国保って世帯主に発行するものなんだね。うちは事実婚で入籍しておらず、法的には夫婦ではないのだが、世帯主はなんとなくダンナにしてある。ダンナは去年会社辞めたばっかなので、社会保険を任意継続してて国保対象者ではない。なのに、保険証の表の名前はダンナで、加入者はワタクシという変な保険証を貰った。で、ダンナの名前の下には(ヒホケンシャデナイセタイヌシ)って注釈が入ってるの。
■入籍してないといろんなことが認められないのに、世帯主であると、国保って家族スタイルになるんだなあ。ちょっと面白かった。これが、世帯をもつってことなのか(笑)。
■家に帰ってほとんどANA Latte写真選び。いつになったら沖縄から離れられるんだろう。いいかげん、飽きましたわ、青い海、青い空。
■春が来て、野菜が安くなった。大根でもキャベツでもまるごと買ってしまうのだが、2人所帯では持て余しがち。昨日の天ぷら用に買ったでっかい大根(100円)の残りもジャマなので、今日はぶり大根。あとは小カブとじゃこの炒めもの(またかよ)。炒め切れない葉は、ぶり大根のつゆにからめちゃえばいいし、カンペキじゃん。
■大根もカブもカブの葉も残らずいっぺんに調理でき「オレ天才?」と思ったが、テーブルに載せてガクゼン。大根とカブってめちゃめちゃカブっとるやないけ! シャレにもならんわ、途中で気づけや。
ANA Latte枡野浩一さんの名著『石川くん』をプレゼント中。トップページ左最上のバナーから行けます。アンケ−トに答えて応募してくれるとウレシイ!


 

4/2
日本橋三越劇場の「かづきれいこのイキイキメイク」へ。平日の昼間っから妙齡(いろんな意味で)の女達で満員だ! 舞台上にでっかいスクリーンを置いて、メイクテクをズームアップして見せたり、モニター8人をいっぺんにメイクしたりかなりショーアップされてた。派手。2時間の予定なのに、3時間以上やってました。いつもながら、会が進めば進むほど元気度をまし、しゃべりもとまらなくなるかづきさんのパワーは凄い。
■終わってから幻冬舎のKさんと打ち合わせ。あまりにも何にも手をつけずにいるのに業を煮やされ、とうとう締切り決められてもうた。がーん。でも確かに、そうでもされないと永遠に書き始めそうにない。
■かづきさんのパワーに当てられて、身もこころも脱力気味。なので、夕飯はひさびさに天ぷらで喝っ! 勢いづいて4人前くらい揚げてしまい、ますますぐんにゃり……。


 

4/1
先月の日記に
横浜の某大手書店より「カエルブンゲイを置きたい」と連絡をいただくが、やはり「着払い」問題で保留に。残念だなあ……。フリペはつらいよ!
と書いたのだが、今朝、その書店より「着払いの件、OKになりました、次号から100部お願いします」と電話をいただく。上司に話を通してくれたんだって。やった! 
横浜駅西口ルミネ有隣堂に幸あれ!(C石原壮一郎) 横浜は初進出だよん。


2002.3「尾崎枕問題勃発と着払いだとフリペはだめかねえの巻」へ
2002.2「12号発行! でもカゼひいちゃって配布が遅れ気味の巻」
2002.1「カエル3年目に突入!新年会で大騒ぎの巻」へ
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