特に最近はクーラーが普及していて、室内外の気温差が激しい。これだけでも夏バテをしてしまう。夏バテもひどくなると立ちくらみがしたり目まい、ふらつき、そしてむくみが出たりする。むくむ原因としては栄養失調である。栄養失調になると体内のアルブミン値がおかしくなりむくみが出てくるのだ。そう、夏バテをしているときの状況をよく考えると、暑くて食欲減退状態になっていないだろうか。暑いのでそうめん、冷や麦、冷やしうどん〜〜〜というのはのど越しが良いが栄養が偏る。ビタミン、ミネラル、蛋白が不足してだるくなるのだ。しかも、水の一気のみをすると逆に体を冷やして消化吸収が悪くなり、胃腸障害を起こしてしまって栄養が吸収されなくなってしまう。暑い中で体温の異様な上昇を防ぐには栄養が大事なのだが、この栄養が取れなくなってしまって体温調節も出来なくなる。
ではどうしたら良いか。まず、水は一気に飲まないでちょっとずつ補給することを心がけたい。汗は適当にかく癖をつけていることは逆に良いことで、うまく汗をかいて水分を補給し、体温調節をしたいものである。ちょこちょこと水をとらないと血液が濃縮されてしまって血行が悪くなり、だるいという症状が出る。また乳酸が筋肉に溜まるので疲れた〜〜〜〜となってしまう。適度に汗をかくということは、適度な運動を常に心がけることである。こうすることで自律神経も鍛えられ、外界のちょっとした変化に対処できるのだ。また、夏は特にビタミンとミネラル、たんぱく質を取るようにしよう。特にビタミンB１，２は大事である。こういう点ではウナギは最高だ。豚肉も良いのではないだろうか。納豆とか玄米とか色の濃い野菜、トマトやカボチャなども大事だ。ミネラルを取るにはひじきとか海藻類がよい。カレーなどの香辛料もうまく使うと食欲が増してよいのではないだろうか。黒ゴマは疲労回復に良いといわれているので、もしそうめんだ！！という場合は麺つゆにゴマを振ってみてはいかがだろうか？？サツマイモも良いので芋を蒸かして食べても良いし、疲れているときにはお酢をうまく使って料理すると良い。梅干しも良いだろう。
何と言っても暑い夏、夏バテ対策は万全に行きたいものだ。 |
