お酒の場合、飲み過ぎると百害あって一利なしになる。まず、どういう飲み方がいけないのかというと、栄養をとらない飲み方、というのかな??飲むだけで食べ物をとらない飲み方である。お酒にはカロリーはあるものの、たんぱく質やビタミンが含まれていない。また、大量に飲むと腸からの栄養吸収を阻害してしまって体に栄養が入らなくもなる。肝臓がお酒を分解するわけだが、アルコールをとりすぎると肝臓に余分な労力を与えることにもなる。働きすぎの肝臓を自分で作ってしまうのだ。肝臓は栄養をしっかりとっていれば簡単ににはだめにならないが、大量に飲酒する場合は食事をとらないことが多い。栄養不足とアルコール摂取が重なるのがいちばんいけないのだ。アルコールをとりすぎて肝臓が悪くなると、まず脂肪肝になる。毎日三合以上飲むとなるといわれている。人によっての違いはあると思うが、毎日その程度飲んでいる場合は脂肪肝になっている可能性が高いと思われる。脂肪肝の段階で気付き、お酒を断つ、または制限すれば脂肪肝は良くなる。しかし、気にせずに飲んだり、気にしつつも飲んだりするとそのまま肝炎、肝硬変へと移行していく。アルコール性肝炎は非常に重篤で、黄疸、発熱、下痢、嘔吐、腹痛を伴い、死に至ることも少なくない。また、肝硬変になるまで飲むと、肝硬変から肝癌に移行していく。意外と怖いでしょ??
肝臓への影響はわかるけど、ほかにはどのような影響が出るのか??というと、まず消化系かな。食道が炎症を起こしたり、胃炎胃潰瘍になったり食道がん、大腸ガンなどになったりする確率が極端に高くなる。また、栄養の吸収を阻害されるため、吸収不良症候群や貧血などにもなる。飲み過ぎると腸を刺激してしまって下痢も起こす。下痢が続くと大腸を刺激し続けて大腸ガンを起こしたりもするり、また、下痢を続けることで痔になったりもする。
その他、飲酒によって血圧が上がることから高血圧になったり心筋症になったりもする。この血圧が上がるということは脳にも影響を及ぼすことになり、脳卒中の原因になったりもする。飲酒料の多い人に脳卒中が多いのはこのためである。脳への影響という意味では痴呆症になったりもするのよん。
なんっていう悪影響があるので、飲み過ぎは避けましょう。
お酒は上手につきあうといわゆる“良薬”になるのだ。代謝も上がるしね。うまく付き合って美味しいお酒を飲もうではないか!!
そうそう、全く飲めない人に勧めるのはやめようね〜〜飲めない人は肝臓でのアルコール分解能が悪いかだめかなので飲まされると苦しい以外の何者でもないのであった。
お酒を飲んで失態をしたことがある場合は、やはり飲み過ぎに注意を心がけてお酒と付き合っていこう。 |