サプリメントとは食事の補助で取るものである。それを食事代わりにするものではない。しかし、ついつい野菜が少ないからビタミン系のサプリを飲もう、とかＢとEと・・・とか、いろいろ買っていっぱい飲もうということになるようである。気持ちはすごく良くわかる。ところが、ビタミン剤は取りすぎると害になる。食事で取っている分には問題ない、というか、食事では害になるほどとれないと思う。また、カルシウム剤に至ってはそれだけだとほとんど吸収されなかったりする。もちろん一部は吸収されるが体外にでるものが結構あるので取りすぎると害になるのである。裏に書いてあるであろう説明書以上に飲むのはもってのほかである。どんな害があるのか、それは腎結石などが出来やすくなるのである。
まず水溶性ビタミンであるＢやＣ系などをいっぱい取ると腎結石になる。お小水に出ていくためである。ビタミン剤を飲んでその後にトイレに行くとビタミン臭いお小水が出るであろう。出てるぞ〜〜〜というような（笑）。水溶性ビタミンはもちろん全く飲むなというのではないが、飲む量に気をつけてもらいたい。またビタミンEなどの脂溶性ビタミンはあまり飲むと肝臓に負担がかかる。これまた飲みすぎるとニキビが出来たりすることからもわかることと思う。どっちも取りすぎはいけない。それより緑黄色野菜などを炒めたりしてたくさんとる方法をお勧めする。どうしてもだめな場合は、サプリでも身体に吸収されるものがあるのでこっちを飲む量を守って飲むことをお勧めする。そんなもの買えないぞ〜〜と言う場合は簡単に手に入るものでも良いが、飲む量は少し少なめくらいにしておいたほうが良いと思われる。過ぎたるは及ばざるがごとし、である。カルシウム剤は特に吸収率が良くないので取りすぎは同じく良くない。カルシウムを効率よく取るには、赤ちゃん用のカルシウムクッキーなどを食べると良い。これは吸収されやすいようにできている。確か・・・骨髄だったかな？？を一緒に取ると吸収されやすいとか言う話を聞いたことが。実際にどのようにして吸収率を上げているかはメーカーによって異なるであろうが、赤ちゃん用のカルシウムクッキーは総じて吸収率が良いようである。
サプリメントは適度に取るから身体に良いものなのであり、取りすぎは害になる。これをよく考えてうまく利用していきたいものである。 |
