高齢化社会なのでこれから問題になっていくところです。
歳をとると人間はみんな物忘れが出てきます。“あの、あれとって!!”なんていうことはみなさんが経験していることと思います。とってもらいたいものの名前が出てこない、という状況ですね。
ある程度の年令になるとこういうことはだれしもが経験しますが、老人性痴呆症となると話は違ってきます。
これは脳の組織に障害が起こって出てくるものです。脳出血、脳硬塞の後に物忘れがひどくなった、こういうものは痴呆症です。
アルツハイマー型痴呆症もあります。このような病的なものは回復が難しく、介助などが必要になってきます。アルツハイマー型の場合、はじめの頃は最近のことを忘れやすくなったり気力がなくなったりする状態が出てきて、そのうち話が通じなくなったり、洋服が着られない、徘徊をするなどが出てきます。 |