これはいまだに解っていない分野です。癌の種類によっては遺伝が関係するものもありますが、全部遺伝かというとそうではありません。
癌には“脳腫瘍”“消化器系の癌:胃癌、大腸癌、肝臓癌など”“呼吸器系の癌:肺癌など”“生殖器系の癌:前立腺癌、子宮癌、卵巣癌など”“血液の癌:白血病、悪性リンパ腫など”などなどがあります。どれも特徴的な症状がありますが、最近では職場の定期検診で胃癌の早期のものが見つかりやすくなっていることなどから、胃癌などは早期に見つかって治癒することも珍しくありません。
どの癌についてもそうですが、症状が出てきてからでは遅いです。出来るだけ早期に見つけて治療することが必要になってきます。卵巣癌のように初期には症状がほとんどないものは非常に危険なので、定期検診をかかさないようにしないといけません。
癌である、と解ったときにどう対処するかは、何処の癌であるか、どのくらいの進行度か、などにより違うので、病院でしっかりと検査してもらわないといけません。また、癌のように命に関わる病気は、一ヶ所の病院の診断だけにたよらず、セカンドオピニオンを必ず受ける必要があります。ここでこういわれたけど・・・納得できない・・・こういうケースは非常に多く、私自身も病院を紹介したりしたことが何回もあります。 |