インフルエンザ:
風邪の中でも症状が激しく、感染性が高くて学級閉鎖などにもなるのがこのインフルエンザです。高熱、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感などが現れます。
インフルエンザウイルスには何種類かの型があります。どの型が流行するかを予測して予防接種をするわけですが、外れてしまうと大流行します。ウイルス感染は飛沫感染、飛沫核感染があって、特に冬は乾燥するので飛沫核感染で大流行します。
飛沫核感染とは、くしゃみなどから水分を含んだ液が飛沫し、これが空気中で乾燥して核になります。そうすると軽いため空気中に長く漂っています。そうすると多くの人がこれを吸って感染するのです。このような感染を防ぐには、加湿が大事です。
ある偉い先生がインフルエンザの研究をしていて、弟子が間違えてウイルスを播いてしまったことがあるそうです。この時、その偉い先生は“水を播きなさい!!”と叫んだとか(笑)。
こういう逸話もあります。最近ではインフルエンザによい薬が出ています。かかってしまったら薬に頼って加湿をし、水分と栄養の補給、保温をするしかないですが、かかる前に外出から帰ったらうがい、手洗いをする、マスクをする、抵抗力をつける、などが効果的です。
どちらも睡眠不足、過労などは大敵です。ちょっと疲れた、鼻水が出る、のどが痛い気がする、咳が少し出る、この程度の時に暖かくして寝ると次の日に治っていたりしますので早期に対処しましょう。。 |