心配な頭痛その1
脳腫瘍:これは良性のものと悪性のものがありますが、頭痛、吐き気、嘔吐が起こります。また、朝起こりやすいのも特徴です。朝方に吐くような頭痛が起こったら要注意です。
心配な頭痛その2
くも膜下出血:これは激しい頭痛を伴います。また、吐き気、嘔吐なども伴い命に関わるものです。この病気の特徴は年令を問わずに起こるということです。若いからといって安心できない恐ろしいものです。前ぶれとして激しい頭痛や吐き気が何日か続いたり、まるで殴られたような痛みが頭部にあった場合は要注意です。急いで脳神経外科にかかる必要があります。
心配な頭痛その3
脳硬塞:これは重い、という感じの頭痛があったりめまいがしたりします。動脈硬化、ストレス、心臓病、糖尿病などがある場合は何もない時より脳硬塞を起こしやすいので要注意です。急にろれつが回らなくなった場合も注意しましょう。これも早く脳神経外科にかかりましょう。
心配な頭痛その4
脳出血:これは前ぶれなく昼間急に起こることが多いようですが、気分が悪くなって頭痛、嘔吐が現れたら要注意。出血する分位、量によっても症状は違うと思いますが、言語障害が起こったりもします。酒の飲み過ぎ、タバコ、高血圧、ストレスなどが原因となるようです。こちらも脳神経外科にかかりましょう。
心配な頭痛その5
髄膜炎:これはいわゆる脳の炎症症状です。風邪と間違える状態から熱が出て頭痛がひどくなるようです。
心配な頭痛その他
目の病気(緑内障、ぶどう膜炎など)が原因で起こる頭痛、耳の病気(中耳炎、外耳炎など)が原因で起こる頭痛があります。これらは目や耳に症状を伴うので耳鼻科、眼科にかかる必要があります。 |