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14.ライブとえみちゃん

えみちゃんの思い出を本にしている。Kさんが亡くなって以来、私自身の精神状況が本を書くことを許さなかった。いや、弱いのかもしれない。でも、どうしてもダメだった。何度も書き直してみた。途中までは大丈夫だった。しかし、書き進んでいくと手が震えた。パソコンのキーボードが叩けなかった。情けない、そう思った。しかし、どうしようもなかったのだ。早くしないと・・・そう思ってもどうにも動けなかった。以前、家庭がもめて離婚したときもそうだった。何も手に付かず、身体が何かしようとすると震えた。同じだ、そう思った。弱い・・・でもそういうときは離れるに限る、そう決心して、書いたり書かなかったりしていた時期から一ヶ月ほど、全く離れてみた。

区切り

この原稿を書いた前に、早く書くからね!!といって以来何ヶ月が経ったか。自分が情けなくなって以来何ヶ月が経ったか。
どうして書けないのか??Kさんのことがあまりにもショックだったのだ。でもそれだけではない。今度は対象年齢を少しあげて、と思って書き進めていくと、どうしても止まってしまう場面があったのだ。でも自分から見たえみちゃんを書こうと思うとどうしても触れないといけないことだった。涙が出てくる。手が震える。キーボードがかすむ。そんな思いをしていた。誰にも言えない、そう思った。朝までもんもんと起きていて、仕事に行くのが辛くなることもあった。自分に鞭を打って出かけたこともある。眠れないのだ。どうしてもダメだった。”だめなときは寝なければいい”そう友人に言われたことを思い出し、自分に素直に生きるようにしている。ダメ、だから起きている。それでいい、と思った。
8/1に自分たちが企画するライブをやって、終った後、非常に充実感があった。本番ではボーカルに申し訳ないコードミスもしている。でも、それとは関係なく、何かがふっ切れた。周りの人の”素晴らしい!!”という反応だろうか。そのみんなの反応と同時に、何かを思い出したのだ。そう、えみちゃんは”先生のバンド活動、みたいよぉ”って言ってたもん。先生が叩くドラム、見たいよって言ってたもん。あの時えみちゃんの曲をやって、非常に好評で、それを思い出したときにそうだ、えみちゃんは私がキーボードやピアノを弾いているのを見たがってたな、ドラムを叩いているのを見たがってたな、というのを思い出した。その時だった、何かがふっ切れたのは。えみちゃんが見たがっているものをやって、それが好評だった・・・えみちゃんは空から応援しているのだろうな、そう思ったときだった。もしかしたら、早く先生書いてよ〜〜〜って言ってるかもしれないと思った。何で止まってるのか、いい加減、ふっ切れよ。そう自分に言い聞かせてみた。えみちゃんと出会ったころに自分に起こったこと、見た目には乗り越えているように見えるようだが、やはり心の奥底で乗り越えられていない自分がいた。そこで止まってしまったのだ。えみちゃんが後押ししてくれた、先生のライブみたいよ、先生の活躍を見たいよ、そういっていたえみちゃんが頭の中に鮮明に浮かんだ。今年の暑い夏の夜、久々にベランダに出てみた。夏の星座がうっすらと見えた。それを見て、えみちゃんが私を応援してくれていると再度認識した。書ける、そう思った。それから少しずつ、ライブ練習の合間に書いていった。音楽について私はめっちゃアマチュアだ。でも、心を込めることは出来る。昔から感受性が高すぎて・・・といわれていた。でも、今のバンドの音楽には必要なのかもしれないと思う。どう??えみちゃん??えみちゃんの曲、感受性が高くないと弾けないよ。気持ちが入りすぎて、毎回鍵盤が滲むけど、それが逆効果になってしまうこともあるけど、いつかは気持ちと演奏がかみあうだろうと思うよ。鍵盤が滲んでいても、それに気付かれないように努力は出来るようになったしね、少し成長してるよ。どんなに厳しいと思っても、最後まで弾ききることが出来るようになったんだよ。だったら書こうよ。
そんなこんなで、今になってしまったが、書き直しの第一次原稿は完成間近。今日帰ったらって、今は明け方だけど、もう一回見直して絵の方に送ろう。同時に売り込みを始めよう。えみちゃん、見ててね。先生は必ずやるから。続けてやっていると、どっかに成功できるチャンスがある、それは先日○野の飲み会に行って、ある人と話した内容である。お互いにそう思ったのだ。成功するチャンスはどこかにある。それは誰かが見ていてくれている。成功するまで何回でも書き続けるさ、私は。えみちゃん、見ててね。ライブを観たいと言っていたえみちゃん、絵本もライブもどっちも私は何らかの形で成功するまで続けていくよ。バンド活動については、最近広報も担当してるし!!(爆)。えみちゃんに伝えたくてさ〜〜元気にやってるって。広報担当している私を見て笑っているえみちゃんが浮かぶ・・・”先生、いいね〜〜〜!!”ってさ。

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