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小曽根真&塩谷哲DUOに行って、その1
行ってきました!!初めての大阪ブルーノート。大阪は何回も仕事で行ってるんだけど、ブルーノートは東京以外は初めて。探した、探した!!ホテルから迷いに迷ってたどり着いた。地下街がわかりにくい!!しかし・・そういう思いをして行っただけのことがあったぞ、あのライブは。凄かった!!の一言だ。あれくらい人を感動させられるピアノを弾いてみたい!!そして弾きたい!!同じようには弾けなくとも、それに近づきたい!!そう思わせる内容だった。
まずはファーストセットから。
区切り

道に迷ってぎりぎりに行ったんだけどなんと!!ピアノのすぐ近くは一つ空いていてそこに座れた。ラッキー!!!!塩谷さんと小曽根さんをイメージしたカクテルも出る中、始まった一曲目。Bienvenidos al Mundo。この曲、出だしと途中のところに一部、ふとバッハインヴェンションを思わせる部分がある。メインテーマに入っての塩谷さんと小曽根さんの掛け合いが素晴らしい。インヴェンションを思わせる所も2人の掛け合いが素晴らしい。小曽根さんが出したある音に塩谷さんは“おぉ!!”とか“ふぉぉ!!”とかいいながらその音に呼応して音でお話をしていた。近かったのでその声もそのまま聞こえたし、また足音もはっきり聞こえた。リズムを刻んでいるその足音、最高に良かった。曲が進んで行く中でがんがん盛り上がって行くその膨らみは感激以外の何ものでもなかった。二曲目は塩谷さんの曲Do you still care?である。塩谷さんバージョンは大好きだ。しかし違った味付けがあり、今回のこのバージョンも大好き!!出だしから全く違った味付けだった。何が始まるのか??期待に胸が膨らむ感じ。出だしからの掛け合いが凄いんですもの〜〜〜テーマに入ってからも、ピアノ二台だから出来るのだろうと思う音ばかり。この曲も塩谷さんの“おぉぉ!!”という声が聞こえた。いつもと違いこの曲、“お気に入り”に入りました〜〜そして次がsomethingユs happening。小曽根さんの曲である。この曲は決めもあり、しかし、それがぴったりとあっている気持ち良さ、また低音のバッキングが気持ち良く、一人がバッキング、一人が高音域でのソロを担当していて、どっちも気持ち良いという最高のものだった。低音バッキングが良いとこんなに気持ち良いのかな??と感激。2人の感じ方がそれぞれ音になって現れている、お互いが信頼しあっている、とMCでおっしゃっていたが、それがそのままでていた。信頼していないとこういう音関係はでないだろう。私がアドリブをとるなら絶対に避けるであろう音で止まってそれを活かしてソロをとる、私には出来ない技であるし、それを讚えて活かすようにバッキングをするのも凄い。音にNGはないんだ、改めてそう思った、塩谷さんもそれに似たことを感じていたらしく、確かMCで似たことをおっしゃっていたような。そして次は塩谷さんのソロで小曽根さんの曲、Home。これ、私も大好きである。ゆったりと始まるイントロ、これでまず“背筋がぐぐっ!!”と来た。また、同じコード音でもその音遣いであまりに奇麗な曲になる、それを再確認した。もちろん、メロが素晴らしいということもある。その素晴らしいメロに素晴らしいバッキングがつくとこんなにも素敵な曲になるのだろうか??そんなふうに思った。音のすき間にも呼吸を感じだ。音のすき間の何もないところに“無音”という音を感じたのだ。無音は決して音がないわけではない、無音は“呼吸”の音だったり“風”の音だったりする。鍵盤の上で緩やかに上がる“手”が醸し出す音だったりする。そういう音を感じる曲だった。そして小曽根さんの“あこがれのリオデジャネイロ”。まずMCで“リオデジャネイロ”が言えなくて突っ込まれていることに爆笑。確かに言いにくいかも。結局“リオじゃないよ”で一件落着??“間違えたらごめんね”バージョンとおっしゃっていたけれど、なんのなんの。塩谷さんと違うこの曲の表現、素敵だ。実は今これを練習している。昨日これを聞いて決心した。アドリブ部分は自分の自由に弾いてみようと。今は完コピをしようとしているが、そうではないんだ、と実感。完コピではなく自由に弾いてみよう。私のリオが表現できるかもしれない。そして最後に塩谷さんの曲、“Spanish Waltz”。小曽根さんの曲、タンゴを聞いて“いんすぱいぁ〜〜〜”されたらしい(笑)。スペインのフラメンコの感じを表現しようとしていて“じたばた”した感じ、と表現しつつフラメンコを踊った塩谷さん、あまりに“おちゃめ”で最高ですね!!人間ってこういうところに人柄がでるんですよね。優しくて心豊かで、そしてとっても素直でまっすぐで。曲が始まる前から楽しくなりました。そして曲が始まったらまるでスペインの闘牛場にでもいるような気持ちになりました!!目の前で赤いマントを振り回しているような、曲が終るとスペインから帰って来たような、そんな気がした。それくらい素晴らしいものだった。一回スペインに行ってみたい!!しかも闘牛士が2人いて、どちらも素晴らしく、かっこよく、お互いの牛を操っているのだ。二台のグランドピアノがお互いがお互いを抱きあっているような一体感、それをひしひしと感じた。最高!!
アンコール、それはManbo Innだった。この曲は弾いたこともあるだけに、このお二人の出す音の一つ一つをしっかりと耳に刻んだ。今まで弾いていたピアノを入れ替えて弾いたこの曲、素敵だ。途中、小曽根さんが曲を止めて“ちょっとまった!!”といいつつイスを直していたのが笑えるし、“僕も”といいつつ塩谷さんも直して、その後ぴたっとはじめられる呼吸が素晴らしい。ありがとう、小曽根さん、塩谷さん!!セカンドも楽しみ!!

セットリスト

1, Bienvenidos al Mundo
2, Do you still care?
3, Somuthingユs Happening
4, Home(SALT solo)
5, あこがれのリオデジャネイロ(OZONE solo)
6, Spanish Waltz
Encore
Manbo Inn

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