さぁ、始まりました、最初の曲、ladies in
Mercedes。最初から背筋がぞくぞくするほど身体が震える感じだった。そう、ドラムとピアノとベースとサックスがみんなで会話をしているのだ。曲調的にも非常に塩谷さんが活きるものであったこともあるが、会話が非常に弾んでいた。楽器同士の会話、これが出来るようになりたいと常々思っているため、なんか引き込まれていく感じがした。それにしても、山本さんのサックス、身体が大きいからかおもちゃのように見えた(爆)。いや、楽器の大きさに反して音が広大であるからだろうか・・・そしてBemsha
swingと続く。大きく、大きく話が広がっていく感じが素晴らしい。ベースもはじめて聞いたが、これまた素晴らしい。ベース(ウッド)のあんな早弾きははじめて見た。さすがにニューヨークで鍛えているだけのことはある。ここでMC。山木さんはMCに詰まると塩谷さんにふっていた。確かにドラムって普段喋らないからねぇ、と思い、笑ってしまった。でも、なにか遠慮がちに喋っている山木さんはまた素敵だった。それをフォローしている塩谷さんは素敵だった!!のだ〜〜次に演奏したのが塩谷さんのJerash。聞きなれている曲が違って聞こえた。サックスが入っているからだろうなぁ、と思いつつこのバージョンも良いな、と一人納得。そして・・・私の大好きなぱっとメセニーの曲!!Song
for Bilbao。何度か塩谷さんが演奏しているのを聞いているが、今回のものはまた格別に良かった!!メセニーの曲って塩谷さんに似合っているような気がいつもしている。あのリズム、独特のリズムが塩谷さん向きであるような気がするのだ。実際、塩谷さんの弾くメセニーの曲は全て素晴らしい!!ここで休憩。そしてセカンドの一曲目は塩谷さんのDo
you still care?であった。うわ〜〜〜最高である〜〜〜す・て・き!!以外の何ものでもない。セカンドに入ってますます会話が弾んでいるような。次にジェームスブラウンのCold
SWEAT。このサックス、あまりにカッコ良かった。塩谷さんのバッキングもサックスの音を聞きながら(あたりまえだけど)ここね、ここに音が欲しいよね、といっているようであった。“ここだよね”“そうそう”なんていう会話が聞こえて来た。そして、ゲストのNUUさん。かなり若そうなボーカリスト。はじめて聞いたが、声が可愛い感じ。曲は“あかり”であると紹介。この曲のサックス、泣かせます〜〜〜NUUさんも泣きのサックスといっていたが、ほんとに泣きのサックス。こんなに素敵なサックス、吹けると良いな・・・最後はメセニーのH&Hである。これまた最高!!メセニーがギターで弾くのと全く違う、独特の雰囲気がでるのがまた良い。誰の曲でも自分の曲のように弾ける、そんなミュージシャンって私の憧れである。
最後はもちろんアンコール。IKOIKOとなんにもしない、であった。これだけでは足りないよ〜〜〜と思いつつ仕方ない・・・次の日も行きたかったけど、1/10のライブを控えていてさすがに無理。いや〜〜残念!!でも、ライブ前に最高の演奏を聴いて、自分を盛り上げることが出来たのは事実。うれしい!!
セットリスト
1st stage
Ladies in Mercedes
Bemsha swing
Jerash
Song for Bilbao
2nd stage
Do you still care?
Cold sweat
あかり
H&H
Encore
IKOIKO
なんにもしない
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