あの夏のひまわり
〜ヒマワリを題材にした曲リスト@ただおん・2000年版 (2000.12.05)


多分、きっかけはブラジルの比較的マイナーなミュージシャン、ロー・ボルジス Lo Borges の書いた "Um Girassol da Cor de Seu Cabelo" に耳を奪われたことだった気がします。ヒマワリを題材にした曲って結構好きなのが多いなあ、と。それでとりあえず一堂に集めてみるか、ということでリストを作ってみました。ご協力下さったきむさとさん、なべぞうさん他皆様、ありがとうございました。とろとろやってたらもう冬ですごめんなさい。

 

「ひまわり」(Henry Mancini)
言わずと知れた映画「ひまわり」のテーマ。

'Um Girassol da Cor de Seu Cabelo' a.k.a. 'Sunflower' (Lo Borges)
自演は"Clube da Esquina"およびライブ盤で、カバーはToninho Horta "Diamond Land" (Verve Forecast, 1988)、他にもある模様。Girassolというのがポ語および西語のヒマワリです。「あなたの髪の色したヒマワリ」。何とも過度にロマンチックなタイトルですが曲がそれに見合って幻想的なのでバッチリです。ブラジル音楽ファン以外には知られてないけど、もっと知られていい曲だと思います。傑作です。

'Circulado de Fulo' (Caetano Veloso)
はっきりとヒマワリを指すのかどうかわかりませんが、ジャケ写真("Circulado". PolyGram do Brasil, 1991)がそうだから多分いいのでしょう。歌詞対訳では文字通りなんでしょう、「回転花」と訳されていたと記憶しています。 ジャキス・モレレンバウンのチェロとビリンバウの響きが神秘的な雰囲気を醸し出しています。

「ひまわり」(ハイポジ)
『かなしいことなんかじゃない』(Kitty, 1996)の中の間奏曲みたいな短い曲なんですが、歌詞といいアレンジといい実に妖しく、耳に残ります。

「ひまわり」(川本真琴)
川本のデビュー盤は、極端にドラマ化されない等身大の青春、というかオトナ未満における共通項を描き出してたのが良かったと思うのですが、そのエッセンスが詰まった曲。ヒマワリものにしては珍しく元気のいい曲です。って川本が元気いいのは当たり前?

「ひまわり」(飯島真理)
てのもあったんだよなあ、FMでたった一度聴いただけだけど、ひどく良かったです、痛々しくはかなげで。確か彼女のデビュー盤収録。

'Catavento e Girassol' (Leila Pinheiro)
推薦者より:「日本語訳すると『風車とひまわり』です。ブラジルの鬼才、Guingaの曲です。でもあんまり気に入らなかったので2回くらいしか聴いてないんですよね・・・(^-^;)。今度ちゃんと聴いてみます。」
おお、これは初の「ハズレ」の可能性が...。続報お待ちしてます。

「ひまわり娘」(伊藤咲子)
推薦者より:「一応名曲ではありましょう。」
私はすっかりど忘れしてました。ちなみにこれ、イタリアの曲とかいう話を以前聞いたんですが本当でしょうか。Web上ではこんな情報ありましたけど、作曲者の「シュキレビー」ってイタリアっぽくない名前で、どころかそれナニ人? 綴りは? とかえって深まる謎。

「向日葵はゆれるまま」(小沢健二)
推薦者より:「オザワファンなのにすっかりこの名曲のことを忘れていました(汗)。歌詞もグー!デビューアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』に収録されております。」

「ひまわり」(大貫妙子)
推薦者より:「聴いてないんですけど、映画『東京日和』の主題歌で、大貫妙子の「ひまわり」というのがありますね。日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞しているそうですが、それが名曲の指標といえるかどうかは…」
私もここから辿ってサンプルを聴いたのですが、坂本教授が相変わらずのペコポコアレンジをかませてしまって、いいんだか悪いんだかわからないという...ううむ。



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