その5 2001.3 春の西表はいろいろあるさ

2001年は春に西表島へ行ってきました。まだ寒さ残る東京から来た西表はポカポカ陽気というか夏でした。ヤエヤマボタルの乱舞や磯遊び、幹線道を1本奥に入った脇道を歩いてみたり、大雨の夜やきれいな夕日、驚くような昼の空の色、夜中の2:00に見た満点の星などはじめて見るものばかり。西表に接近する台風としては小型だったとはいえ、はじめての台風経験。翌日、街路樹がひき倒されていたのには驚きました。ほとんど写真を撮ることもなく、また記録する時間もなかったので、あれこれ詰まった日々に少しだけ撮った画像を紹介します。いつもの旅行記とはちょっとちがう2001年の西表です。

【3月の西表いろいろ画像】


畑から鳩間島方面を望む。西表島のイメージよりも北海道のような平地が広がるような景色を見ることができる場所。背後には深い森を持つ山があるが、この画像と同じ景色が360度広がっているような錯覚を持ってしまう。そのくらい平地の広がり感覚をもついつもとはちがった西表の田園地帯。


ほぼ同じ場所から鳩離島方面を望む。平地の先に見える海の色が7色でなければ、ここがどこなのかわからなくなりそう。しかし、西表色の海がここがどこであるかをはっきりと示している。


どこまでもつづく一本道。暑さ対策を万全に整えたらこの道の先までゆっくり歩いてみるのもいいかも。右側の畑で育っているのはとうもろこしではなくパイナップル。


右側山頂に見えるのはNTTの電波塔。船浦行きの離島便に乗り西表島に来ると、ピンととがって目につくのがこの塔。


お気に入りの上原港の防波堤から鳩離島方面を望む。防波堤に座りぼんやりとしているときは正面に位置する鳩間島を眺めていることが多いが、写真としてはこの位置がもっとも好きなアングル。


少し高い位置から鳩間島を望む。テレビドラマの舞台にもなった島で、こうして見ているだけでまだ一度も訪ねたことのない場所。


上原港近辺を俯瞰。鳩離島までならば簡単に歩いていけそうな錯覚。