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(かつてgaiax.comの中でぼやいていた残骸
……日付の記録がないので後付け。正確ではありません。)
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ブギーポップという装置

 うーん、ついに手をつけてしまった。上遠野(やっぱりIMEでは出て来やしねー)浩平氏「ブギーポップは笑わない」。
 多分、小説を買ったのは中学生の頃(15年以上前である)以来だと思う。最近は源氏物語系統(意訳とか翻訳とか)をいくつか買っていたんだけど、完全オリジナル小説はとんでもなく久し振り。

 今放送されているアニメ版の話題をNetNewsなんかで読んでいて、lain以来「面白そう」と思ったアニメで、でも放送されていないのでとりあえず原作を読んでみることにした、というのが最初。
 で、読んでみた感想はと言うと。

 面白い、けど、離人症的リアリティ。
 「ゲーム世代が人間を解釈するやり方」で書かれている感じがする。うまく言えないんだけど。でも、それは私にするとすっごい「リアリティ」なんで。微妙な距離感なんで。うまく言えないんだけど、同じ色眼鏡で世界を見ている感覚。同じ色で見えているんだけど、それはホントウじゃない感じがしてる。うわー、と思ったら、同世代なんだよなぁ、上遠野さん。正確には1つ年上でいらっしゃるのだけれど。

 時々、「精神の一部が双子」と感じる人が現れるんだけど、……上遠野さん、3人目。いやご本人は迷惑だとは思いますが。

 ところで。
 私が他人の文章を読んでいる時、物語の面白さと共に、文体がどういうわけか結構気になる。ちなみに「ワタシノココロ」は100%共振してしまって怖いぐらいに好きな文体。どうしても拒絶反応起こしてしまうのがSF小説の翻訳で良く見かける黒丸尚さん(ギブソンの訳じゃなかったら読むのが辛い)。
 で、上遠野さんの文体は実は嫌い度の方が高い……。
 というか「匂いがしない」。うまいんだけどうまいだけ。ゲーム大賞受賞という文字を見た時、他の受賞作品は全然知らないんだけど、これこそゲーム小説なのかなあなんてぼんやり思ったんだけど……。
 「装置」を提供しただけ、みたいに感じてしまったんだ。なんとなく。

 ゲームに二次創作が生まれるのは、そのゲームで描かれる世界が底まで踏み込んでいないから、そこに踏み込もうとする人間が現れる結果、みたいな気がしている。その世界だけで完結していれば誰も入り込む余地はないんだけど、そんな余裕が残された世界で、だからこそ二次創作が生まれて来るんだ、と思っている。
 だからブギーポップってゲーム的なのかな、と。余裕がたくさんあり過ぎて。それが作者の計算によるものなのか、そういうモノを創れる世代だから食ってくためにそうしてるのか、よく判らんのだけれど。
 実際、ブギーポップ、二次創作多いし。

 ちなみにゲームでも二次創作生まれる余地がないものもある。child-dreamは特にそういう「隙間のない」世界を作る人たちだと思う。この人たちの創るものは二次創作どころか続編さえ拒否する頑丈さがあって。
 でも、私は大好きなんです。というか、創作者って本来、そういう頑丈な世界を作る方が憧れる気がするんだけど。言い方は悪いけど、読者を完膚なまでにノックダァウンしたいものじゃないんですかね。その世界の中で遊ぶ余裕や、後日談を考える隙なんか与えないくらいの「完全な箱庭」を創りたいとは思わないのかな(私はそういう方だ)。

 えーと、一応弁解しておくと、面白かったです。何度か読み直してます。ただ、紙で持っていることに意味は感じないような気がしてる(悪い意味ではありません)。

固定リンク / 2000.1.22


別にマルチじゃなくてもいいのに

 いつ接しても泣ける作品、というのはあるんだ。泣きたい時はそれ見りゃ絶対泣けるやつ。
 その今の所の二大巨頭(?)が、ゲーム「Creatures」(Child-Dream)と、小説「ワタシノココロ」(宮本信一郎氏)。
 「Creatures」はやってみて下さいとしか言えないです。というか、やってみて下さいって言えるだけマシか。というのは……

 今日の本題。
 もう一つの「ワタシノココロ」って、To Heartというパソコンの18禁のギャルゲーのマルチちゃんの二次創作、なんですね。だからこれ読んでみて下さいとはどうも言いづらい。前提条件が必要だから。ただまあ、PS版(18禁じゃない)でも、アニメ版でも「前提条件」はクリア出来るかも知れないけど、作者は18禁のWin版を元にしているので(読むと判るけど)。前提条件にセックスが必要、というか。変な言い方だけど。
 それにギャルゲーの二次創作ってそれだけで拒絶する人って絶対いるよね。
 まあどっちにしろ私はツボつかれまくって大泣き。何度読んでもダメ。多分ご本人は泣かせるつもりで書いてはいないような気はするけど。時々無性に読みたくなって、読み始めるとわんわん泣いて読み終わるまで絶対止められない。
 私は特にマルチに思い入れがあるとかではない。マルチという「設定条件」が使われているってだけで、ココロ、というものの描いた小説としてすごくうまいなあと思った。
 ご本人はTo Heartのマルチシナリオは嫌いだそうですが、多分それがいい方に働いていると思う。マルチファンには申し訳ないけど、別にマルチじゃなくても成立する物語だし、To Heartというゲームがなくても、いつか突然女の子ロボットが作者の心に舞い降りて同じ物語を作っていたのかも知れない。って知り合いでもなんでもないからそこまでは判らんけど(笑)。
 まあとにかく、純粋に泣ける話。「To Heartのマルチ」という部品が必須なのがちょっと残念なくらい。

 追記:サイトなくなってた…リンク削除。

固定リンク / 2000.1.15


久し振りに

 ちょっと再開。ちなみに再就職は成功したけどそれはそれなりに仕事的に悩みはありーの、今は現実逃避中。

固定リンク / 2000.1.10


奇跡は起こるのか

 熱意だけはメラメラで、システム管理者募集会社の面接に金曜日に行って来た。15分しかかかんなかった。うえーん。見切られたんだ、きっと。多分そうだ。もうだめ。
 で思い出すたび死にそうになるので、この週末は殺されそうな気分だった。思い出すだけでツライ。仙台駅周辺で、金曜日、やたら落ち込んで頭かかえながら歩いているヤツを見かけたアナタ、多分それ、私です。もう露骨に落ち込んでた。日記なんて書いてられるか思い出したくもないのに、って感じだった。
 でも切り替え早いから(笑)、今はもう、NoならNoでとっとと結果が出て欲しい気分。次の策を考える方に頭を使いたい。もう落ち込んでるのにも飽きた。所詮未経験者だし、受かるわけなかったんだよね。そうだそうだ。落ちて当然、と思ってはいたんだ。そうなんだもん。

 ……うえーん。受かってたりしたら奇跡過ぎるよ。でもそのわずかな可能性が現実になったらとっても嬉しいけど、でも無理だろうなあ……。なまごろしー。びえーん。

固定リンク / 1999.9.25


夏ドラおしまい

 夏ドラマの最終回もだいたい無事終わりまして。
 今回は全般に低調だったと言われてましたけど、「彼女たちの時代」は拾いものでしたね。というか、「佐伯」が拾いものだったのかも。前から椎名さんは目をつけてたけど(と言ってもBLACK OUTからですが)この人いい役者だなあ……。もう主演の3人はその辺に置いといちゃいたい。

 某番組(某雑誌)のフォーマットに従って。敬称略。

●作品賞:彼女たちの時代
 まあそれしかなかったよ。
●主演男優賞:該当者なし
 次点伊東四郎(笑ウせぇるすまん)。だってアニメのイメージがあれだけ強烈な中でやり切るの大変だったと思うもん。
●主演女優賞:深津絵里
 個人的に昔っから思い入れのある女優さんの1人でもあるので……彼女一時期沈んでたけど最近再浮上してるよね。いいことだ。
●助演男優賞:椎名桔平
 文句なし。でも伊武雅刀(女医)さんも良かったよねえ。「そっそれは安楽死ではぁっ!?」にはちょっとコケたけど。最初からそれが論点じゃなかったのか?(笑)
●助演女優賞:該当者なし
 悩む。次点宇野なおみかなあやっぱり(「渡る世間」のカズちゃん)。
●特別賞:「彼女たちの時代」の企画にゴーサインを出したフジテレビの上司の皆様
 ……あんたはえらい。今時こういうのをやろうって普通思わないような気がしたので。

 それにつけても秋ドラは何なんだろ。番宣見ている限りではどれにも食指が動かねー。ちなみに夏ドラで「番宣買い」したのはケーンと笑ウせぇるすまん。「番宣捨て(番宣で見ない決意をしたもの)」はパーフェクトラブ(当然)。

固定リンク / 1999.9.23


さよならカマキリくん

 カマキリ氏は逃がしてあげることにしたよ。天井にへばりついていたと思ったら、ぼてっとおっこちて来たので、多分このままじゃ飢死するなあと思って、やっぱり人間の領域は君向きではなかったみたいだ。東北とはいえまだまだ半袖で通用する気温だから、外に行けば何かいるでしょう。お元気で。

固定リンク / 1999.9.16


カマキリと同居

 田舎らしい話(おい)。
 窓を開けてたら1匹のカマキリくんが部屋に迷い込んで来た。構ってカマを振りかざされるのはちょっと怖いので、放って置いてる。実は彼(彼女?)が来てから、部屋でたまーに飛び回っていた蛾とかハエみたいなのとかいなくなってしまったので、新手の殺虫剤と思うことにした(笑)。蚊にも食われなくなった(ホント)。
 それでもこの部屋にそんな大きな体を支えるほどの数の虫がいるとは思いがたいので、出かける時とかは窓を開けて出かけているけど(第2子育児中の妹が家にいるから大丈夫)、一向に出て行く気配無し。
 カマで顔を掃除している。
 何か体の色がすすけたような気がするなあ(部屋が汚い証拠か……)。
 おそるおそるテレビに近づこうとしているが、何か興味を引くものでもあったかね?ちなみに画面はTBS系「どうぶつ奇想天外」。

 田舎暮らしは虫の存在には慣れないとしゃーないんで、こっちに害を及ぼさない限りは放って置いてる。
 こうして一緒に暮らしていると、意外におとなしい生き物ののような気がして来る。もちろん、「人間にとっては」だけどね。
 さてどのくらい生きているのかねえ。

固定リンク / 1999.9.12


秋はチョコレートの季節

 秋はチョコレートの季節。らしい。最近。何でだろう。
 もちろん雪見だいふくの季節でもあるが(これ、真夏に売らないっていう方針で作ったんだってねー。知らなかったー)。

 新発売チョコのROCOは、見も蓋もない言い方をするなら、「ナッツのチョコがけココアパウダー和え」である。元々甘いものはさほど得意じゃないので(しかしコージーコーナーのケーキがべったべたに甘いのは仙台の某店だけのこと?? もう食いたくないっす)、チョコも甘いだけだと買ったことを後悔するんだけど、ROCOはココアがちゃんと苦いので大丈夫。お子様禁止。

 「ダンス」というのは一部地区限定らしいけど(何処の限定なんだろ)、ホイップチョコの中にフィオンティーヌを砕いたやつ(しゃりしゃりしてます)を混ぜてミルクチョコレートでコーティングしたもの。ホイップチョコがもっとふわんふわんしていたらキュンと来たけどさほどでも……。
 ポイントはフィオンティーヌのしゃりしゃりなんだろうけど、素人の舌にはライススナックを砕いて入れたりしたお菓子は前にもあったから、オリジナリティという面ではどうなんだろ。
 わしの舌は専門家ではないので差別化出来なかった。果たして全国区進出なるか。

固定リンク / 1999.9.10


ついに載せてしまった

 小説。
 興味ある人は「textnerd@works」に行ってみて。
 あちこちお知らせしなくちゃ。

固定リンク / 1999.9.4


サーバ管理者になれるかどうか

 U駅の切符のプログラム仕事の話が向こうと折り合いがつかなくてなくなってしまった。ちぇっ。まあ、そのおかげで、貯金残高の減り方に戦々恐々とはしながらも「バリアフリーWeb」(※現在は閉鎖済)に没頭していた。こちらは順調。

 そしたら今度は3つのお仕事候補がやって来た。db-MAGICの仕事、VBの仕事、そして……サーバ管理者補佐!!

 もう一目惚れってやつですよ(きらーん)。サーバ管理の仕事は前から勉強したかった。もちろん、他にも候補はいるだろうから、私がやることになるかどうかはまだ不明。でももう嬉しくて、今ふわふわしてます。
 元はと言えば、プログラマとして正社員してたのを辞めて派遣始めたのも、出来ればこっちに来たかったからなんです。
 もちろん作る仕事も好きなんだけど、これからのネットワーク時代、サーバの1つや2つ掌で転がせるようにならんと……ってのは何か違うけど(^_^;)、でもたいていのサーバ管理って、「社内で詳しい人が普通の業務と兼任する」という体制のところが殆どじゃないですか。特に東北は小さい会社が多いから、サーバ管理・運営だけに専任する職なんて、ないんだよ、滅多に。
 私は、コピーお茶汲み事務所の掃除電話番・兼・サーバ管理、とかの仕事でもいいからサーバ管理したかった(そんな仕事あるかっちゅーの)。時給700円(=東北コンビニ店員昼間時給平均)と言われても多分引き受けた。そのくらいやりたかった。未経験者だから、給料なんていくら安くてもいいから、やりたかった。

 経験は全然ないけど、熱意だけはたぎってます。めらめらです。雇ってもらえるでしょうか。正念場。でもライバル多そうだけどね。
 あーネットワークスペシャリスト取っときゃ良かったー!!こんなに早くチャンスが巡って来るなんて思わなかったよー。

固定リンク / 1999.9.3


これは統計ではない

 昔、父の会社の社宅時代に、家族ぐるみで仲良くしていたIさんのお父さんが亡くなった。自殺だそうだ。書き置きもなく、理由は判らない。
 働き盛りの中年男性の死。統計のように語られる出来事が身近に起きると言葉を捜せなくなる。

固定リンク / 1999.9.2


落胆されるおばさん(←わし)

 「バリアフリーWeb」(※現在は閉鎖済)のデータを整理するためにExcelマクロと格闘中。これでもExcelマクロで食っていたこともあるからお手のものさ。えっへん。

 帰省中のうちの妹はとうとう産気づいて来ました。まだ入院段階ではないですが、「痛くなって来た」「ちょっと破水したかも」などという会話がちょこちょこ出て来たので、そろそろ、わんぱく坊主の甥っ子にも弟か妹(妹は出生前に性別を知りたくない主義なので、どっちなのかはまだ知らない)が出来ることになります。ちなみに予定日は9月10日。
 しかし甥っ子はまだまだ甘えんぼ盛りで、母親(わしの妹)がトイレに入っただけで泣きわめくので(世の母親諸氏は経験あるでしょ?)新しい赤ん坊という「ライバル出現」にどう反応するかがちょっと心配ですね。長子の赤ちゃん返り現象なんてのは、大学で児童心理学を勉強した時(実は心理学専攻だったtextnerd)、教科書の上では知っていたことだけど。

 ところでこの甥っ子。今、ウチで食事を作っているのは彼のおばあちゃん(わしの母)であるわけですが、それを知っているので、夕方、パート先からおばあちゃんが帰って来ると異様に喜びます。「ごはんだごはんだ〜!!」という表情です(笑)。
 で夕方、買い物に出ていたわしが、似たような時刻に戻って来ると、玄関にすごい勢いで駆け寄って来ます。そして、戻って来たのがおばあちゃんではなくおばちゃん(わし)であることが判ると。表情を一変させて「あ〜あ……」と一言言って去って行くのです。ほんとに。
 何もそんなに落胆せんでも……

固定リンク / 1999.9.1


バリアフリーWeb始めました

 「バリアフリーWeb」というのを始めました。ここのNOFRAMES問題にも関係するけど。やっぱり世の中のWebはちょっと優しくないと思う。まずは自治体Webから始めました。
 だんだんコンテンツを増やして行こうと思います。まだまだ駆け出し。仕事始めたら何処まで出来るかな。

追記 : :現在は既に閉鎖済。

固定リンク / 1999.8.28


お仕事モード……かな?

 無職生活が中断するかも知れない。
 C言語でU駅の券売機のプログラムを作る仕事が、登録している派遣会社の方に打診されて来た模様。わしは「やってもいいよ」と答えておいて、後は派遣の営業マンの腕の見せどころだ。わしをいくらで売りつけるか(笑)。

 3ケ月くらい、という話だから、ホントに「無職が中断」する感覚なんだけど、まあ季節もいいし、働くには良い季節。で11月くらいに休みが来るとなると、旅に出るのもいい季節。

 ネットな仕事やHTML書きなんかも仕事にしてみたーいと思うことはあるけれど、こういう話を聞くとそれはそれで面白そうと思っちゃう。
 だって切符売場なんて普段よく見る場所だけど、どうやって動いているかなんて、普通覗けるものじゃないでしょ。それどころか自分で作っちゃうわけでしょ。まあ、そういうのを面白そうって思えるようなやつだからプログラマやってんだけどね。

 最新の機械なんだろうから、多分タッチパネルで、おねぃちゃんが片手を出して「いらっしゃいませ」とか言っちゃうんだぞきっと。ちょこっと覗いて見るには面白そうじゃない?
 作る立場をいいことに裏技仕込んだりしてね。決まった手順で画面を触ると、おねぃちゃんが日焼けして語尾伸ばすようになるとか。「行き先のォ、駅ィ、触ってくれるぅ?」なんて。
 で都市伝説になったりして。「U駅の券売機には自殺したコギャルの霊が宿っている!」とか……

 ……いや、もし受けることになっても、そんなことやりませんよ、もちろん。ええ。U駅の皆様、ご安心を。

固定リンク / 1999.8.27


腸に来た

 今年の風邪は腸に来るらしい。

 最初は、第2子出産のため里帰りしている妹の息子(第1子に当たるやんちゃぼーず、1歳半)。わしから見ると甥っ子だ。
 この甥っ子のお腹の調子が悪くなったのが最初で、日常的に接している母親(わしの妹)、叔母(わし)、及び祖母(わしの母親)の3人が次々と同じ症状でダウンしてしまった。
 食べれば気持ち悪いし、お腹はしじゅうグルグル言ってるし、トイレばっかり行ってるしで、家族中が床に伸びていた。もちろんマトモな食事なんか出来ないので、ヨーグルトとおかゆの日々。

 甥っ子本人もまだ本調子ではなくて、お腹はまだゆるいのでまともな食事はしていない。でも、床に伸びてはいない(笑)。一足速く体力だけは取り戻した甥っ子は、へたっている大人たちをまたいで部屋中をどたばた駆け回り、あっちこっちの棚を開けたり、叔母(わし)のステレオをいじって大音量でラジオが鳴り出して泣き出したり、まあマイペースに遊んでいる。

 季節の変わり目はいつも体調崩すけど、今年は参りました。今もいやぁな冷や汗かきながらトイレットペーパーを買って来たところです。もうだいぶ回復に向かってはいるけれど、まだまだ遠くに出かけることは出来そうにありません。

固定リンク / 1999.8.26


アボッツ

 アボッツ、というアイス屋があります。正確に言うと「フローズン・カスタード屋」なのですが。アメリカでは結構多いらしい。

 とある日本青年が、アメリカにいた時、このアボッツの味が大好きになって、帰国してもその味が忘れられなかったそうだ。それで、アボッツの社長さんに必死に頼み込んで、日本で出店させて欲しいと言ったらしい。でも、社長さんはなかなかウンと言ってくれなかったらしい。
 それでもずーっと懇願し続けて、ついに社長さんもそのしつこさに……あ、いやいや、熱心さに負けて、出店を許してくれたそうな。

 その国内第一号店が、何故か東京じゃなくて仙台にあるのだ。この青年が仙台出身という訳ではなかったと思う。何故仙台なのか、まあそれはいいとして。

 ついに食べてみました。最近、暑いしねえ。いくつかの味があるけど、ヨーグルトを。

 こ・れ・が、何て言ったらいいのか……「フローズン・カスタード」です。すっごくクリィミィで濃厚なんだ、カスタードクリームみたいに。でも、何というか、しつこく残るというのではない。さらっとしている。
 これは、はっきり言って、確かに、日本にはない味。アイスも色々あるけど、こんなの食べたことない。独特。好き嫌いはきっぱり割れそうだけど、わしは面白いと思った(でもタブルでは食べられないような気がする。年寄りにはちょっと)。モノがヨーグルトだからクリィミィでもおかしくないけど、ストロベリィとかもこういう味なのか、試したくなって来てる。うずうずうず。

 店の中で、1人だけ男性がいて、途中、厨房に入ったりしながらもしじゅうにこにこと接客していて、何となくだけど、彼が社長を説得した張本人なんじゃないかという気がした。接客してたおねいちゃんたちは接客業の顔だったけど、このにぃちゃんは何だかやけに楽しそうというか嬉しそうに仕事をしていたから。

 それにしてもこの味はなんなんだろ。料理系ライターだったらもっと的確な表現が思いつくんだろうけど、わしは何とも表現出来ない……。すっごい独特。久し振りに「カルチャーショック」という言葉を思い出した。

追記 : 既に仙台店は閉店しています。お台場に移ったはずですが、今はどうなっているでしょう?

固定リンク / 1999.8.25


Beanie Babies

 Beanie Babies、仙台にも来ましたね。

 3〜4年前だと思ったけど、ぺたーっとしたカエルの豆人形を知り合いが持っていて、一目で気に入っちゃったのです。で探し回って、1匹だけ見つけました。そいつは、ぬいぐるみの類は好きじゃないわしとしては珍しく、ずーっとパソコンのそばにおりました。今もおります。埃でちょっと汚れちゃってはいますが。

 当時、豆人形はそんなに売っていなかったせいもあって、ましてやカエルだし、こういうのを気に入る自分はきっとただのマニアなんだろうなあと思っていたのです。が。

 来ましたねえ、Beanie Babies。まあ「たれぱんだ」の頃からフツフツとした予感のようなものはあったけど……。

 うーん、流行してしまえばしたで、また複雑な気持ち。それに今の豆人形って、造型がしっかりし過ぎだ。くたーっとしたぺたーっとしたのがいいのに。

 わしのパソコンの上でくたーっとしているカエルくん、色違いとか、会いたいんだけどなあ。もう作られていないのかなあ。Beanie Babiesのカエルくんは、写真で見る限りはあんまり気に入りそうにないし……。まあもうすぐ実物が仙台ソニプラに入るようなので、触りに行こうかとは思っているのですが。

固定リンク / 1999.8.24


The Book Of Watermarks

 The Book Of Watermarksを始めた。
 MYSTやRIVENはその世界をうろうろするのが楽しくって、攻略自体はわしのプアーな頭では実は全然判らなかった。何というか、今回も同じだ(笑)。うろうろしている分には面白いんだけど、全然判らん……。

 MYST・RIVENファンの中では、5時間くらいでみんなクリアしちゃってるらしい。全部で12冊の本を探すんだけど、ただ今1時間ぐらいうろうろして、1冊も見つからない。うー。
 道は遠い。
 Webで情報探そうっと……。

固定リンク / 1999.8.23


fj.editor.vi

 今更fj.editor.viが出来るってどうしたの? びっくり。たまたま見ていたサーバにフィードされていなかっただけか?
 実は密かにviブーム??

固定リンク / 1999.8.22


ウテナ映画

 うわあ、どうしよう、これ。これはテレビシリーズを全部見ているわしにも付いて行けない世界だ。大丈夫か。そこら辺(どこら辺だ?)。

 でもそのついて行けなさがいいんだけどね。

固定リンク / 1999.8.21


週刊誌に載りそう?

 妹が第2子出産のために実家に戻って来ている。
 第1子はまだ1歳半のやんちゃ盛りである。
 その第1子出産の時に、出産後まもなくまだ入院中の頃、泣いている赤ん坊にミルクをあげても良いものか迷った妹は、看護婦に声をかけたそうだ。
「あのー、赤ちゃん、泣いているんですけど……」
 看護婦はにっこり笑って答えたそうだ。
「赤ちゃんは、泣くものなんですよー」

 週刊誌なんかでよく「最近の母親はこんなことも知らない」とかって話題にされたりするけれど、ひょっとしてこんな妹のことも何処かに載っていたりして。

固定リンク / 1999.8.20


検診はサボってはいけない、再び

 叔母(父の妹)が、5年ほどガン検診をサボって久々に受けたら、全身に転移して既に末期状態だった。今は病院。家族全員の休日がたまたま重なったので(母は土日も出勤の仕事をしている)、「最期かも……」という不謹慎な思いと共に出かけてみた。もちろん、ついでに墓参りも。

 一時は意識不明と聞かされていたので、ホントに最期かもと思ったのだが、意識は、あった。声をかければ答えたし、そばについていた娘さん(わしから見ると、いとこ)に「お父さんは?」と話しかけてもいた。
 だいぶ落ち着いたそうだ。
 わずかではあるが微笑んでもくれた。でも、人間ここまで痩せてしまうものかと思うほどに細くて細くて折れそうだった。
 まだ50代なのに。

 そのダンナさん----つまり叔父は、相当参っているらしくて、うちの父に最近よく電話をかけて来るらしく、父はもっぱら聞き役に回っている。
 そのたびに彼は泣くらしい。
 でもそれはほんの少しの温かさを感じさせる出来事でもある。もう25年くらい連れ添った妻が病に倒れた時、夫は泣いてくれるのだ。世の中、そんな風に添い遂げていない夫婦だって多いに違いないのだから。

 それと同時に。
 わしの家系にガン遺伝子があった、ということを何故か急に自覚した。わしもいつか、あんな風に時を過ごすことになるのかも知れない。
 検診、ちゃんと受けなきゃいけません。ホントに。

固定リンク / 1999.8.19


きむち

 近所のセブンイレブンは、その週の仕入を、日曜日の「あるある大辞典」を見て決めているに違いない。キムチ大増殖中。
 でもポップコーンやポテトチップってのは、どうなんでしょうね。私はやっぱり白菜とかのオーソドックスなキムチが好きよ。
 とは言ってもセブンイレブンのお惣菜キムチは味に深みがない感じがします。何となく。

固定リンク / 1999.8.18


エディタ乗り換え作戦

 エディタ乗り換え作戦、danaに決定。

 意外に、1行の桁数を決めないというのはエディタ的には難しいものなのかも。改行しない限り横にダラダラモードを持つ多機能エディタはついに見つからず。とりあえず「ウインドウ幅に合わせる」モードがある、という候補だけでももうdanaしか見つけられなかった。普通はキーバインドとかにこだわるものなのだろうけど。

 あと、アイコンも素敵。

 ついでに、というわけではないけど、メーラもNetscape MessangerからALMailに乗り換えました。諸々の事情により。でも活躍の機会はもうちょっと先なんだけど。

固定リンク / 1999.8.17


よい経験だったのに

 今度はNIFTYの認証が必要な画面でIDを全角で入れて「つながらない」そうだ。

 頑張れ父、と言っておく。

固定リンク / 1999.8.16


インストラクタ体験?

 父はだいぶ前にパソコンを買い、だいぶ前にISDNを引いていた。春だったと思う。
 それから、ずっと部屋にこもってパソコンとにらめっこしていたし、春にはNIFTYの申し込みをしていたのも知っていた。
 だから、もうとっくにインターネットの1つでもやっているかと思いきや、さにあらず。娘に助けを求めて来た(苦笑)。
 いくらやってもエラーが出てつながらないのだそうだ。

 初めて触るビブロ(富士通のノートパソコン)。スタートメニューとか物凄いぐちゃぐちゃで、何処に何があるのかさっぱりわからん。悪戦苦闘。

 まず回線のチェック。TAに電話機つないで117に電話。OK。

 モデムのチェック。ビブロの内蔵モデムで通信したいらしい。なにい? ISDNなのにアナログモデムでぇ?
 見てみるとビブロの背面にはRS-232Cの端子がなくて、モジュラージャックがあるだけ。がーんっ。確かにここに揃っているものを見る限り、ISDN→TA→内蔵モデム、ということでしか通信出来ない。

わし「内蔵モデムしかないんだったらISDNなんか引かなくたって…」
父「だってインターネットにはISDNだってNTTの人が言ってたぞ」
わし「じゃあ、パソコンの方を内臓モデムのない機種にすればよかったのに」
父「ISDNより先にこのパソコンの方を買ってたんだよ」
わし「じゃあこれ使う限りアナログ回線でいいじゃない? なんでISDN引いたの?」
父「だってインターネットにはISDNだってNTTの人が言ってたぞ」
 以下繰り返し。
 これからは電脳関係で何かを買う時は娘に相談してから財布のクチを開けてほしいものであるが、父親のプライドというものがあるのかも知れない。難しいお年頃である。

 モデムカードのドライバはFUJITUほにゃららという名前なのでこれは多分内蔵モデムだろう。インストールされているモデムがミツイほにゃららになっているけど、コレは何?
父「知らん」
 知らんて、あんた…。

 モデム削除して再起動。PnPが勝手にハードを認識するに任せてモデムの再インストール。モデムの名前もFUJITUほにゃららになったぞ。
 ミツイほにゃららは何だったんだ?何も触らないでPnPに任せればFUJITUと認識するものを、なんでわざわざ別メーカーのモデムになっちゃってたんだ?
 わからん…。まあいいや。

 ハイパーターミナル起動。FUJITUほにゃららにatコマンドを送ってみる。
 ちゃんとお返事する。OK。

 ここまででモデムは生きていることが確認出来た。

 さてダイアルアップネットワークを開く。NIFTYとMで始まるもうひとつ。このMなんちゃらは何?
父「知らん」
 聞いた私がバカでした。即刻削除。

わし「NIFTYに申し込んだの? 資料は来てる?」
父「うん」(がさごそ)

 NIFTYのダイアルアップネットワークのプロパティシートを開いて、1つ1つ設定を確認する。DNSのアドレス、電話番号…
 あちゃ。
父「あ、これ、ISDNの番号」
 1つエラー発見。回線はISDNでもモデムで通信だからね(苦笑)、アナログ用番号に書き換え。他はよさそう。

わし「じゃ[接続]押してみて」
 回線は行った!しかし。
わし「IDかパスワードが違うってよ?」
父「何ー? だってこのパスワード、打っても見えないから確認出来ないじゃないか!」
 ……そうですね……。
 そういう初心者向けTipsを発動。メモ帳を起動して、「ここなら見えるから打ってみて」とそばを離れる。
 うう、大文字の出し方を知らない!? 今まで3ケ月こもっていたのは何を勉強していたんだろう。手で目隠ししたままシフトキーの使い方伝授。
父「打てたぞ」
わし「間違いない? 大文字小文字、オーとゼロ、アイとイチ、大丈夫?」
父「大丈夫だ」
わし「じゃあマウスでなぞって色を変えて」
父「(しばし沈黙)変えたぞ」
わし「メニューから[編集]、[コピー]を選んで」
父「(しばし沈黙)選んだぞ」
わし「じゃ右上の下線マークでその窓縮めて」
 目隠し解除。
 ダイアルアップのパスワードのところを全部消して、そこでCtrl-Vを押させる。「これでさっき[コピー]した字が入ったからね。一応文字数を数えてみて」

 接続。
 状況変わらず。

わし「IDの方は大丈夫?」
父「こっちは大丈夫だぞ。でもNIFTYからの資料はこのNIM-ってのついてないぞ」
わし「これはNIFTYのダイアルアップではお約束だからこれでいいの。NIM-の後が間違ってないかって聞いてるの」
父「見えてるもん大丈夫だろう、わはは……(しばし沈黙)……違ってる」

 ……そういうものなんだよ、初心者は。

わし「今度こそ間違いない?大文字小文字、オーとゼロ、アイとイチ、大丈夫?」
父「大丈夫だ」

 行け接続。

 ……よっしゃあ!!! つながったぁ!!!

 敗因は、回線をISDNにしたことに浮かれてISDN用の番号にかけていたこと(実際に通信するのはアナログモデムだからアナログ用の方にかけなければならない)、そしてIDが違っていたこと。

 IEの起動の仕方を説明。ヤフーのアドレスを打たせて「お気に入り」に登録して「お気に入り」の使い方を説明。ヤフーでの検索の仕方を説明。
 IEの終わり方、回線の切り方を説明。

 以上40分。良い経験になりました。

 しかし父。ホントに、この3ケ月、何をやっていたの?パソコンで。

固定リンク / 1999.8.15


美容院へ行く

 やっと髪を切った。

 美容院で隣に座っていた「お嬢さん」((C)みのもんた)は学校の教師らしい。最近、パソコンを習い始めたそうだ。思わず耳がダンボ。
 用語の意味が判らなくて四苦八苦しているとか。その「お嬢さん」((C)みのもんた)に教えている講座の先生によると、パソコンの基礎習得の目安は3ケ月なのだそうだ。ふうん。向き不向きっていうのもあるしねえ。
 学校教師だったらもう今時は必須なのでしょうね。総合学習の件もあるし、もうすぐインターネットに強制接続だし。大変だ大変だ。

 鏡に映った後ろの席の人は随分ショートカッ……
 あ?
 男性だ。男性だ。がーん。田舎者にはちょっとショック。美容室に男性も来るのか。そうか。でも考えてみれば、IZAMくんみたいな男性は確かに美容師の領域であるような気がする。来ちゃいけないって法律もないだろうし。珍しがってじろじろ見てはいけないのだろうなあ。見ちゃうけど。

 ここ10年以上、ずーっと襟足ギリギリぐらいのミディアムボブ(実は今、流行しているらしい。知らなかった)で通して来たので、美容院に行くといつも同じリクエストをして、いつも同じサービスを受けているはずなのだが、最近はいろいろやるのだねえ。肩や首をマッサージとか。私は個人的にこの辺に他人が触るのが実は嫌な人なので、余計緊張してしまって。
 あと別に他意はないんだけど男性の美容師ってのも苦手なんだよなあ…。男性に髪を触られるのが苦手。それとたまたまそういう人に当たって来ちゃっただけなのかも知れないけど、男性美容師はよく喋る。話し合わせてんの疲れる。今日は途中で男性から女性に担当が替わって実はホッとした。これがまた寡黙な女性で(苦笑)、私はそれでいいんだけど。
 あ、あと、女の人は髪の扱いに遠慮がない感じがするのがまたいいのかも。ふにふに扱われるとくすぐったくて。そういう男性美容師、いたなあ。稲垣吾郎氏によく似ていた。

 カリスマ美容師、って何なのだろう。カリスマ店員、というモノが話題になった時も思ったけど、話術ってきっと大事なポイントなんだろうなあ。腕も大事なんだろうけど、いい腕で造ったものと本人が気に入るかどうかってまた別問題のような気がするし。
 ふっと思った。ぴしっと順位が決まるスポーツや勝負事の世界って「カリスマ○○」ってあんまり言わないような。
 センス問題。信じるものは救われる。この人の手にかかったものなら全部OK。それが「カリスマ」?

固定リンク / 1999.8.14


ううむ菅野よう子さん

 が女の子をプロデュースしてデビューさせるみたいですね。
 ちょっと期待。どんな世界を展開してくれるんだろう。

 番組タイアップとかじゃなく、純粋に音楽の力だけで売れるようにならないかなあ。菅野さんは天才だからそれが出来ると思うのだけれど。

固定リンク / 1999.8.8


ゲェムのことをつらつらと

 NOFRAMES問題にはちゃんとお返事が来たぞ。よろしい。でもまあ、実際に反映されるのがいつになるかは不明。

 髪を切ろうか、と思ったんだけど、街をウロウロしているうちに具合悪くなっちゃって退散。おうちでゲームでもしていることにする。

 最近、「UFO - A Day In Life -」以来、コレってものに出会ってないなあ。やっぱりラブデリック(もうすぐバンプールになる)のゲームをやると、暫く閾値が上がっちゃうのだ。「ちょっといい感じ」レベルでは財布を開かなくなっちゃって。良過ぎるんだよぉ。彼らと……あとはもちろんChild-Dream。無条件に信じてしまう人たちはこのくらい。
 でも今ちまちまやってるのはTMS(※現WWS)のもの。一体彼らはフリーで何処までやる気なんだ? という興味で最初は手をつけたんだけど。「気軽さ」がいい感じです。

 オンラインのゲーム作家は最近いろいろ頑張っていますよねえ。
 ゲームにとって、グラフィックがどーのしか売りがないみたいな発展の仕方は不健康な気がしているので(Child-Dreamのファンはみんなそうだと思うけど)、オンラインゲーム作家たちはその開発環境の貧弱さが実はいい方に働いているんじゃないかと時々思ったりする。別の面がすごく充実するというか。特にシナリオ。

 ラブデリック(もうすぐバンプールになる)のゲームも、今の時代、ディスク1枚なんだよね。でも充分。何処にお金かけるか、なんだろうけど。見た目だけではないゲームがもっと色々出てくれると嬉しいんだけど。

固定リンク / 1999.8.7


NOFRAMES変更計画

 メール出してみたよ(※当時この日記を書いていたgaiax.comに対して)。
 どういう反応が返って来るかちょっとどきどき。
 こういうところまで気を使ってくれるかどうかで、Web作家の優しさが判るというものです。

 「私が」そうしていると思われるとつらいしなあ。なんとかならんかなあ。

固定リンク / 1999.8.5


まつりがちかづくよるには

 夏祭りの季節。

 仙台の街は七夕ムード一色に染まって来ました。他の東北の祭と比べると、仙台七夕は動かない祭なので、何というか、楽しめない人はとことん楽しめない祭のような気がする。
 それを「動」にしようとして商店街とかがセール組んだりするんだけど、賑やか通り越してうるさいし。
 地元に住んでいると、よっぽどじゃない限り祭の間は中心街に行きたくなくなっちゃう。ER2つと「COWBOY BEBOP」のサントラ3枚借りて、PACK Win 1999年度後期版を買って来た。遊んでやるー。

 PACK Winを買ったのは単なる遊び目的以外にもちょっと探し物があるせいなんだけど。
 パソコンとの付き合いはMS-DOSからだし、Windowsとの付き合いは3.1の頃から始まっていて、その頃Windowsでマトモに動くエディタって言ったら秀丸しか選択肢がなかった。ちょっとしてQXやAKIRAなど、強力なエディタが登場するけど、一度慣れちゃうとなかなか乗り換えられない。でもとうとう乗り換えてみようかという気持ちになり始めた。

 メモ帳の「右端で折り返す」しない状態(改行しない限りダラーっと右に伸び続けるあの表示モード)が普通に出来るヤツ。それが欲しいのだ。あれ、職業プログラマ的には色々便利なのだよ。あとは「右端で折り返す」「XX桁で折り返す」が選べれば良いかな。秀丸さんはマクロで実現出来るけど。でもそのためだけにマクロ入れるのはやだ。

 その他にもパラパラ見てたら、sedやawkが収録されていてホッとした。や、やっぱりsedよーやっぱりawkよー(変な感涙)。perlもいいけどawkもね(何の標語だ)。sed好き。vi好き(でも今持っているのはWin32版のjvim)。わし、unixのシェルだといきなりキー入力が速くなる。ちょっとしたテキスト加工って、TextShopみたいなWinソフトよりvi(jvim)でsedコマンド打つ方が感覚的に楽。
 ……化石人類?

 でも、linuxもっと流行るようになったら、vi使えるってきっとキャリアだよね。きっと。多分。恐らく。そう信じたい。昔、Web置いてたサーバのftpd調子悪い時に、サーバにtelnetで入ってviでhtmlを書いたこともあるぞ。えっへん(自慢にならんって)。

 うーん、unixの仕事もいいなあ。久し振りに。来ないかなあ。

固定リンク / 1999.8.4


lynx

 憧れのlynx for Win32Jを入手。ちょっと嬉しい。
 これに憧れるって変な気もするけど、見た目をごてごて飾るWeb、というものにあんまり興味がないので、こういう「情報入手」に徹したUser Agentって、不要なものを読み出さない潔さが好き好き。
 それと、目に頼ったWeb巡回じゃなくて、Webを「聞いている」人もいるわけで、そういう人たちの環境に近い感覚を味わえるかなあというのもあるし。

 試しに、A県のWebを見に行ってみた。
 うー(苦笑)。
 視覚にハンディキャップのある人が見に行ったら、かなり見通しの悪い……いえ「聞き通しの悪い」ページになることが容易に想像出来た。マイクロソフトのWebとソースの書き方が似てるから、諸悪の根源はFrontPageExpressかな? というか、多分、そういうツールに任せっきりで、自力でページ構成を考えていないんだろうけど。ただ絵や文字を配置したって感じが見え見え。
 全国47都道府県全部見たくなって来たぞ。ランキングつけてあげようか。経済企画庁の「豊かさ指標」は順位をつけなくなったけど、「バリアフリーWebランキング」だ。
 最近のWeb教則本とかも、「いかに飾るか」は熱心だけど、そういう優しさを表に出した解説はそんなに目立たないですね。仕方ないのかも知れないけど。でもせめて、自治体などの公共性の強いWebは、lynxでも普通に渡れる程度のものを作ってくれるといいのに。

 あと、ここのWeb(※当時日記を書いていたgaiax.com)もー…どうしよう。NOFRAMESの中身、書き換えてもらえるようにメールしようかなあ。話によると「このページはフレーム非対応ブラウザは見られません。」という例文でNOFRAMESを解説している本があるんだって?
 そんなの捨てろー!!
 ブラウザのバージョン上げりゃ済むって話じゃないんだぞー!!
 ブラウザのバージョンが上げられない端末だってあるし、そもそもブラウザを使えない人だっているんだぞー!!
 ってわしがわめいても仕方ないんだが。

固定リンク / 1999.8.3


聞きづらい

 さて、どう解釈すべきか。

 友人(女性)から暑中見舞が来た。去年までは、年賀状も暑中見舞も、子供写真(2人)でーん!! に、家族4人の連名、という感じだったんだけど、今回、友人本人と子供2人(つまりダンナ抜き)の写真で、家族の連名はなし。差出人は友人本人だけ。

 どう解釈すべきか……。
 いくら友人とはいえ、本人から言い出さないものをムリヤリ聞き出すのは悪い気がする。けど、単にたまたまそういう風にしてみただけだったとしたら気を悪くするだろうし。

 ダンナさんはもう家族ではなくなってしまったの?

 だなんて…。
 聞けない……。聞きづらい。
 参ったな。

固定リンク / 1999.8.2


ER

 今日から無職だから日記長くなるかも。

 NHK(地上波)で最近ERを見始めて、面白くなって、レンタル屋さん通ってる。おかげでツタヤのサマーキャンペーンのポイントたまるたまる。

 それはいいんだけど。

 出会いがNHKなのでどうしても吹替の声に慣れちゃって、最初から吹替版で見ていたんだけど、行ってるツタヤのER吹替版の競争率が物凄くて、ほとんどレンタル中。IでもIIでもレンタル中。全巻、ほとんど、吹替版だけ!
 さすがにNHK(地上波)で進行中のIIIは余裕があるけど。
 ERファンはやっぱりあの緊張感とスピード感が魅力で見ているわけだから、字を目で追う作業はウザったいんだろうな。
 ……と思っていたんだ、だがしかぁし!

 あまりに吹替版が空かないので、字幕版を借りて来てみた。
 何か違う感じ。いや、これがホントなんだから、言うなれば吹替版の方が違和感なのかも知れないけど、実際のERスタッフって吹替版に比べると喋り方が余裕ある。違う、逆か、吹替版の方が余裕がなくてキリキリ舞いで早口で怒鳴ってる感じになってる。もちろん、緊急処置をしているシーンの会話のこと。
 スピード感や緊迫感は吹替版の方が上に感じた。この辺に魅力を感じている人たちは「あえて吹替版」なのかも知れないと思ったくらい。

 多分コトバの問題が大きいんだろう。日本語だと「血算、生化学、血液型クロスマッチ、胸部写真、Oマイナス6単位……」とかなんとか続いていくアレが、英語で聞いていると、アルファベットの略語でぽつぽつ言っている感じで(もちろん何て言ってるのかまでは聞き取れないけど)、とにかく、

 1つ1つの言葉が短い

 のだ。だけどそれと同じ長さの時間に、日本の声優さんは↑を言わなきゃならないわけで、そりゃ早口になるしかなかろう。
 脚本家の木原さんも大変だろうけど、日本の医療現場で使われている言葉になるべく沿うようにしていると何処かで見たような気がするから、何というか、普通の話のように「思い切った意訳」なんて出来る世界じゃないんだろうし。

 もしそうだとしたら怪我の功名?……私は吹替版の方が好きかも。

固定リンク / 1999.7.31


パスワードのセキュリティ

 頭の中以外に残さないこと!

 と判っていてもメモしちゃうんだけど、ここ(※かつてこの日記があったgaiax.comのこと)のはもう暗記したぞ。毎回、手で入れてる。それが一番安全(でしょ?)

 Windowsのダイアルアップで「パスワードを保存する」チェックボックスはチェックしない派です。やっぱり手で入れてる。家族と同居しているしね。いや家族は私のパソコンをどーこー出来るタイプじゃないのは知ってるけど。

固定リンク / 1999.7.30


メールアドレスコレクター

 だった時代がある。
 今でもreachableなアドレスは10個近く持っているのだ。使ってはいないんだけど。
 維持費かからないと放っておいちゃうよね。代表がフランキーオンライン。
 退会した方がいいのかなあ、そろそろ。

固定リンク / 1999.7.29


生きていたのね!

 JustNet……

 以前、JustNetアカウントの人から貰ったメールが、問答無用に一太郎のファイル添付本文なし、ってやつだったのでびっくりしたことを覚えている。一太郎持ってなくて読めなかったけど。一太郎ユーザの多いコミュニティだから、内輪ではそれでもOKなのかなあなんて漠然と思っていたんだけど、真相はなんだったんだろう。それと、結局彼(彼女)は私に何を書いてくれたのだろう。わからずじまい。

固定リンク / 1999.7.28


帰宅23:00

 出勤8:30。ははっ。
 これはラストスパートってやつかね。

 だらだらした夏を過ごそうって気持ちと、
 VC++6.0と遊んであげたい気持ちと
 複雑に交差中。

 誰か、アンチMFCないいテキストを知らない? 普通のCでごりごりやって来た年寄りプログラマには、あまりに何も見えなすぎて気持ち悪いよMFC。

固定リンク / 1999.7.27


おしごとおわり

 派遣やってます。今月末で契約切れ。
 今の会社はかなり長くいたので、私としてはまあ、こんなもんかな?という感じ。
 でも世間が夏休みな時に休職するのはちょっと残念。世間が働いている時に無職状態でいる快楽ってのもあるんだな、派遣には。

 脱・消費的プログラマ目指してたはずだけど、消費するような仕事しかないのは地域柄(地方なもので)なのかも知れないけど、
 次はどんな仕事しよう?
 新しい挑戦が出来る仕事がしたいなあ。

固定リンク / 1999.7.26


たなぼたWeb Space

 って感じ。
 しかしこの商売を考えついた人はセンスあるかも。
 でもぷろぐらまな私はタグが自分で書けないとちょっとイライラ。
 フレーム嫌いだし。
 > フレーム未対応ブラウザでは、このページは見れません。
 だとお!?
 目の不自由な知り合いにはこれじゃ紹介出来ないよお。

 優しくない > gaiax.com

※とあるソフトのシェアウェアレジストしたユーザ向けのコミュニティサイト、というのに参加させてもらっていたことがあり、このことについての記述です。そのシステムを提供していたのがgaiax.comでした。とあるソフトユーザ向け、という点である種のクロースドコミュニティでした(閲覧は誰にでも出来た)。内容は今のSNSと変わりなく(日記と掲示板メイン)、よくあるフリーwebスペースだったのですが、クローズドという辺りはハシリみたいなものだったかも知れないですね。

固定リンク / 1999.7.25


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