蛭田有一オフィシャルサイト <作品内容>
作品内容
TOP コンセプト
プロフィール 作 品 作品内容
写真展 「肖像・女流アーチストたちの光と影」 写真展DM
<若手女流アーチスト38人のポートレートとメッセージ>
蛭田有一写真展写真展「肖像・女流アーチスト達の光と影」、於銀座・富士フォトサロン。
音楽、美術、舞踊の分野で活躍する若手アーチスト38人
のポートレート展。
写真展では、38人全員に表現者としての思いを100字
ほどに書いてもらい、ポートレートとともに展示。

私にとって本格的に取り組んだ最初のポートレート展


38人のリスト
上原マリ  筑前琵琶   上條陽子  画家 黒沢美香 舞踊家 
鮫島有美子  ソプラノ歌手  北久美子  画家  高瀬多佳子  舞踊家 
篠崎史子   ハープ奏者  志村節子  画家  田口マサコ  舞踊家 
数住岸子   ヴァイオリニスト  田村能里子   画家  竹屋啓子  舞踊家 
田崎悦子  ピアニスト 桧垣 檀  画家  野々村明子  舞踊家 
寺田悦子  ピアニスト  和田ひろこ  画家  尾本安代   バレリーナ
花房晴美 ピアニスト  田島奈須美  日本画家  鉢谷のりこ  バレリーナ 
宮田まゆみ  笙奏者  おのちよ  絵本作家  篠井世津子  ジャズダンサー
堀内美紀 シャンソン歌手 河内美栄子  版画家  上杉貢代  舞踏家 
中山ラビ   シンガーソングライター 田中陽子  版画家  田村千代美  舞踏家 
森田童子  シンガーソングライター 石井かほる  舞踊家  古川あんず  舞踏家 
遠藤彰子  画家  折田克子  舞踊家  堀内博子  舞踏家 
 小野絵里 画家 木佐貫邦子   舞踊家     
写真集 「スペインの巨匠たち」 写真集&写真展DM
<スペインの国際的芸術家42人のポートレートとインタビュー>
蛭田有一写真展「スペインの巨匠たち」、於銀座・コダックフォトサロン。
蛭田有一写真展「Artists of Spain」、於吉祥寺・パルコ。
    スペインには、ゴヤ、ベラスケス、ガウディー、
ミロ、ピカソ、ダリ、セゴビアなど天才といわれる
芸術家が数多く輩出しています。
そんなスペインに強く惹かれ、現在の芸
術家たちと真
正面から向き合って撮ってみたいと思いました。
 
一年間、スペインの芸術家の情報収集とスペイン語
の学習に力を注いだ後、単身スペインに渡りました。
マドリードとバルセロナに一か月半滞在しましたがそ
の間、日本の大使館関係者やバルセロナ文化庁、スペ
イン在住の日本人などの協力を得て42人の芸術家の
ポートレートを撮ることができました。
撮影はまさにぶっつけ本番、真剣勝負の感がありまし
た。いま会ったばかりの人物を短時間に、どんなイ
メージのポートレートに創り上げ るかを決めなければ
ならなかったからです。そのために初対面の握手の際
も、その人物の特徴や全体像を掴もうと全神経を集中
させました。 
いざ撮影を始めるとファインダーに映る彼らは、眩し
いいほどに輝いて見えました。
彼らの圧倒的な存在感と自然体で恥らうことのない
ストレートな自己表現は、とても感動的でした。
   
  撮影の他に、インタビューも行いました。写真展で
は、インタビューの中から抜粋した印象的な言葉を、
彼らの「コメント」として会場に展示 しました。
スペインの芸術家たちの撮影は、人物写真家の私に 
とってポートレートの真の魅力を体感する最高の機会

となりました。
42人のリスト
アンドレス・セゴビア ギタリスト エドアルド・アロージョ 画家 
ナルシソ・イエペス ギタリスト ジョセフ・マリア・スビラックス 彫刻家
モンセラ・カバジェ ソプラノ歌手 アントニオ・ガデス 舞踊家  
ヴィクトリア・デ・ロスアンヘレス ソプラノ歌手 クリスティーナ・オヨス 舞踊家   
エルネスト・ハルフテル 作曲家  ヴィ クトリア・エウヘニア 舞踊家  
ハビエル・モンサルバージュ  作曲家  ホセ・アントニオ  舞踊家   
フェデリコ・モンポオウ  作曲家  メルチェ・エスメラルダ 舞踊家  
ホアキン・ロドリーゴ  作曲家  ラファエル・ロメロ フラメンコ歌手 
ルイス・デ・パルコ  作曲家  ルイス・ロサーレス 詩人 
ヘスス・ロペス・コボス  指揮者  カルメン・コンデ  詩人 
アントニ・タピエス  画家  ジョアン・ブロッサ  詩人  
ジョセップ・ギノバール  画家  ペレ・ジンフェレル  詩人  
モデスト・クシャー  画家  ジョセップ・ビセンス・フォイス  詩人  
ラフォルス・カサマダ  画家  バルタサール・ポルセル  小説家 
ジョアン・ジョセップ・タラツ  画家  フリアン・マリアス  哲学者 
フレデリック・アマツ  画家  ハビエル・ルベルト・デ・ベントス  哲学者 
アントニオ・ロペス・ガルシア  画家  ホセ・コレドール・マテオス  美術評論家 
アントニオ・サウラ  画家  ジョアン・ヒエネス  写真家 
エドアルド・ナランホ  画家  カルロス・サウラ  映画監督 
ホセ・エルナンデス  画家  ジョセップ・マリア・フロタツ  役者 
ルイス・ゴルディージョ   画家   アルベルト・ボアデージャ  役者 役者
写真集 「人間燦々(さんさん)   求龍堂刊
写真集及び写真展DM&ポスタ
<20世紀末日本を彩る103人のポートレートとメッセージ>
まもなく21世紀を迎えようとしていた1988年、
私は21世紀末日本を彩る人たちのポートレートの
撮影を開始しました。
103人のポートレートの撮影に6年を要しましたが
その間、北海道から沖縄にいたる各地を訪ね、103
人、103通りの人生に触れる感動の出会いを重ね
ました。

ポートレートの撮影の他に、彼らの人生観や価値観
についてもインタビューしました。
インタビューの中から抜粋した印象的な言葉を、彼ら
からの「メッセージ」として写真集に収めました。
103人の半数を撮り終えた段階で、前半の写真展
「肖華の華」を各地で開催しましたが写真展会場に
展示した「メッセージ」を会場でメモする人たちを多
く見かけました。
私は取り組む対象が何であれ、そこに向かってひたむ
きにチャレンジする姿に、人間の輝きを感じました。
「人間燦々」に取り組んだ6年間を通して私は人間の
尊厳や精神の自由、そして多様な価値観を認めあい、
祝福しあうことが人間の心を、ひいては社会や国を豊
かにする基本だと確信しました。
103人のリスト
井上道義  指揮者 赤塚不二夫 漫画家
小澤征爾  指揮者  水木しげる  漫画家 
池内友次郎  作曲家 池田理代子 漫画家 
武満 徹  作曲家  植田正治  写真家 
泉谷しげる  シンガーソングライター コシノジュンコ  ファッションデザイナー
井上陽水  シンガーソングライター  山本耀司 ファッションデザイナー
喜納昌吉  シンガーソングライター  引田天功 イリュージョニスト 
中丸三千繪 オペラ歌手 大野一雄  舞踏家
淡谷のり子 歌手  田中 泯  舞踏家
HIROKO  歌手  長嶺ヤス子 舞踊家
宗次郎  オカリナ奏者 野々村明子  舞踊家 
高橋竹山  津軽三味線奏者 森下洋子  舞踊家
土取利行  パーカッショニスト 岬マコ  ショーダンサー
宮田まゆみ  笙奏者 蘭錦(にしき)  ストリップダンサー
横山勝也  尺八奏者 ギリヤーク尼ケ崎  大道芸人
市川 崑  映画監督 小谷実可子 シンクロソリスト
大島 渚  映画監督  山下泰裕 柔道家
黒澤 明  映画監督  黒川紀章  建築家
山田洋次  映画監督 高松 伸 建築家
勅使河原宏  草月流家元 西岡常一  宮大工
観世栄夫  能楽師 小松左京  SF作家
蜷川幸雄 演出家 志茂田景樹  小説家
木の実ナナ  女優 埴谷雄高  小説家
太地喜和子 女優  山村美紗  推理作家 
檀 ふみ  女優  梅原 猛  哲学者
仲代達矢  役者 加藤周一  文芸評論家
山崎 努  俳優 金田一春彦 国語学者
笠 智衆 俳優  鈴木真砂女  俳人 
淀川長治  映画評論家 秋山 仁  数学者 
池田満寿夫  版画家 後藤田正晴 政治家
山本容子 版画家  田原総一朗  ジャーナリスト
猪熊弦一郎  画家 大屋政子 事業家
岡本太郎  画家  笹川良一  日本船舶振興会会長  
北久美子  画家  福岡正信 自然農法提唱者  
佐藤勝彦  画家  千 宗室   裏千家十五世家元   
白髪一雄 画家 徳川義宣 尾張徳川家二十一代
原田泰治 画家 安達曈子  華芸安達流主宰
丸木位里・俊  画家 喜多六平太  能楽宗家
上村松篁  日本画家 茂山千作 大蔵流狂言師
加山又造  日本画家 橋岡久馬  能楽師
草間彌生  美術家 吉田玉男 文楽人形遣い
舟越 桂  彫刻家  春風亭小朝 落語家
鈴木 実  彫刻家  悠玄亭玉介 幇間(たいこもち)
床ヌブリ  アイヌ彫刻家  鈴木格禅  禅僧
流 政之 彫刻家  小倉宗衛  能面作家
速水史朗 彫刻家  中村喜春  元新橋芸者、エッセイスト
最上壽之 彫刻家  千景(ちかげ) 芸者 
河北倫明 美術評論家 市寿寿 舞妓
山口小夜子 クリエイター 加藤三郎 盆栽家
ホリヒロシ 人形師 彫よし 刺青師
四谷シモン 人形作家 小笠原ミヨウ  いたこ
蛭田有一写真集「人間燦々」、求龍堂刊
蛭田有一写真展「人間燦々」、於銀座・富士フォトサロン。
蛭田有一写真展「人間燦々」、於吉祥寺パルコ。
蛭田有一写真展「人間燦々」、於大阪・京阪百貨店。
蛭田有一写真展「人間燦々」、於静岡・新静岡センター。
蛭田有一写真展「人間燦々」、於福岡・ソラリアプラザ。
蛭田有一写真展「人間燦々」、於池袋・メトロポリタンプラザ。
蛭田有一写真展「肖像の華」、於銀座・コダックフォトサロン。
蛭田有一写真展「肖像の華」、於吉祥寺・パルコ。
蛭田有一写真展「肖像の華」、於静岡・新静岡センター。
写真展 「政界華肖像」 写真展DM
<政治家やジャーナリストなど50人のポートレートとインタビュー>
蛭田有一写真展「政界華肖像」、於六本木・富士フィルムフォトサロン。
   2007年の参議院選挙による与野党逆転は、その後
  の日本の政治の大変動を予感させました。 
私は一大転換期を迎えようとしていた日本の政治に大
  きな影響力を持つ人々に改めて強い関心を抱きました。
2007年10月より直ちに政治家を中心に、ジャー
  ナリスト や政治評論家など50人を目標に撮影・イン
タビューを開始しました。
  撮影では一人ひとりの存在感を感じさせるポートレー
  トを撮るとともに、インタビューでは日本 の衰退の根
  源的な原因や日本の将来像、日本人の劣化、対等な日
米、日中関係、目指すべき国や社会の姿、二大政党制
  の対立軸などを中心に、また50人それぞれのこだわ
りや人生 観などについても訊ねました。 
          写真展では50人のポートレート50点とイン               
タビューの中   から抜粋した印象的な言葉をそれ
ぞれのポートレートに添えて展示しました。
50人のリスト
江田五月  民主党、参議院議員 福島みずほ 社民党、衆議院議員 
枝野幸男  民主党、衆議院議員  亀井静香  国民新党、衆議院議員
岡田克也  民主党、衆議院議員  舛添要一 新党改革、衆議院議員
海江田万里  民主党、衆議院議員  田中康夫 新党日本、衆議院議員 
仙谷由人  民主党、衆議院議員  辻元清美  無所属、衆議院議員
長島昭久 民主党、衆議院議員  河村たかし  衆議院議員 
長妻 昭  民主党、衆議院議員  小池 晃  日本共産党、参議院議員 
原口一博  民主党、衆議院議員  鈴木宗男  新党大地、衆議院議員
細野豪志  民主党、衆議院議員  山崎 拓  前自民党、衆議院議員
鳩山由紀夫  民主党、衆議院議員  円 より子 民主党、参議院議員 
山井和則  民主党、衆議院議員  中曽根康弘 元首相 
横路孝弘  民主党、衆議院議員  野中広務  元自民党衆議院議員 
渡部恒三  民主党、衆議院議員  橋本大二郎 元高知県知事
石破 茂  自民党、衆議院議員  浜四津敏子 公明党、参議院議員 
加藤紘一  自民党、衆議院議員  青山繁晴  ジャーナリスト 
河野太郎  自民党、衆議院議員 岩見隆夫 政治評論家 
武部 勤  自民党、衆議院議員  岡崎久彦  外交評論家 
平沢勝栄 自民党、衆議院議員 姜 尚中  政治学者、東大大学院教授 
中川秀直 自民党、衆議院議員 金 美齢  元台湾総統府国策顧問
森 喜朗 自民党、衆議院議員  高野 孟  ジャーナリスト 
坂口 力  公明党、衆議院議員 田原聡一朗 ジャーナリスト 
浅尾慶一郎  みんなの党、衆議院議員 鳥越俊太郎 ジャーナリス
江田憲司 みんなの党、衆議院議員 三宅久之  政治評論家
渡辺喜美 みんなの党、衆議院議員 森田 実  政治評論家
穀田恵二 日本共産党、衆議院議員 森本 敏  拓殖大学海外事情研究所所長
写真集 「かつひこ遊遊」   東方出版刊 写真集
<画人・佐藤勝彦のあるがまま人生を3年間、密着撮影>
蛭田有一写真集「かつひこ遊遊」、東方出版刊。
  佐藤勝彦氏との出会いは全くの偶然でした。帰宅し 
  てたまたまスイッチを入れたテレビの画面に思わず 
  釘付けになりました。山に囲まれた屋外の浴槽に、
     髭をはやした野人らしき大男がドップリと身を沈
めるシーンが映し出されました。
私はその人物の圧倒的な存在感に目を見張りました。
  同時に、この人を撮 りたいという強い衝動が 湧き
起こりました。 
  番組はすぐに終ってしまいましたので、私は直ちに
  テレビ局 に電話を入れ、その人物が 奈良に住む画家 
  ・佐藤勝彦であ ることを初めて知りました。
 翌朝、佐藤氏に電話を入れ、ア  トリエでのポートレ
ートの撮影を申し込みました。
その時撮影したポートレートは写真集「人間燦々」
の103人の一人として収めました。
  それがきっかけとなり、その後3年に亘り佐藤氏の
    日常をカ メラで追い、写真集「かつ ひこ遊遊」の    
上梓へとつながりました。
  佐藤氏の自由奔放な生活や、素朴でダイナミックな
    タッチの 中に愛や勇気、生きる喜び が散り ばめら
れた作品に接する 度に感動と安らぎを覚え、私には   
至福の3年間とな りました。
写真集「かつひこ遊遊」には、3年間撮影した中か
ら厳選した79点の写真と共に、佐藤勝彦氏の作品
及びエッセーも収録。
写真集&写真展 「後藤田正晴」    朝日ソノラマ刊 写真集及び写真展DM
<元副総理・後藤田正晴氏を3年間、公私に亘り密着撮影とインタビュー>
蛭田有一写真集「後藤田正晴」、朝日ソノラマ刊。
蛭田有一写真展「後藤田正晴を偲ぶ」、於飯田橋・日中友好会館美術館。
政治家・後藤田正晴氏を議員時代から議員引退後にか
けて3年間公私に亘り密着撮影しました。
後藤田氏と初対面の際、正対してじっと私を見つめる
後藤田氏の鋭い眼光は、私がかつて経験したことのな
いほど強烈なものでした。
後藤田氏の本物の気迫と厳しさ、品格を感じさせる顔
を目の当たりにして私は、長年追い求めてきた人物像
に出会えたと心底感動を覚えました。
後藤田氏は議員時代、他の議員からはカミソリ後藤田
と恐れられまた海外での武力行使を厳しく批判するな
ど強固な平和主義者としても知られました。自民党政
治家でありながら野党からも敬愛された稀有な政治
家でした
議員引退後も発言力は衰えず、麹町の後藤田田事務所
に有力な政治家やジャーナリスト、マスコミななどの
訪問が絶えませんでした。
3年間、撮影を重ねるごとに後藤田氏への敬愛の念は
深まり、ファインダーの中の後藤田氏の姿に、古武士
のような人間美を感じることもありました。
蛭田有一写真集「後藤田正晴」には、3年間、密着撮
影した中から厳選した130点の写真と共に、後藤田
氏の政治観、人生観についての私のインタビューも
収録。
私の後藤田正晴」 (2007年9月 講談社刊)
中曽根康弘、野中広務、加藤紘一、村山富市、岡本行
夫、筑紫哲也など57人による後藤田正晴論。
蛭田有一の後藤田正晴論 「こんな顔でよかったら」
も本書に掲載されています。
写真集&写真展 「中曽根康弘の肖像」    求龍堂刊
写真集及び写真展DM
<元首相・中曽根康弘氏を3年間、公私に亘り密着撮影とインタビュー>
蛭田有一写真集「中曽根康弘の肖像」、求龍堂刊。
蛭田有一写真展「中曽根康弘の肖像」、於渋谷・東急文化村ギャラリー。
中曽根康弘氏は、特に国際政治の舞台での活躍が目
覚ましく、首相を退いた後も、議員外交を積極的に
展開していました。永田町、砂防会館の中曽根事務
所には外国の有力政治家の訪問が相つぎました。
アメリカのキッシンジャー元国務長官との二人だけ
の会談を撮影しましたが、部屋の空気が凍りつくよ
うな緊張感に包まれた会談となりました
中曽根氏の外遊にも同行し、フランスのシラク大統
領、ドイツのコール首相、ペルーのフジモリ大統領
らとの会談に同席し、まじかに撮影することができ
ました。
訪問国の政治家との宴席では、芸術や哲学について
の持論を、英語で熱く語る中曽根氏の姿が大変印象
的でした。彼らが中曽根氏の知的パフォーマンスに
引きこまれるように聞き入る光景に、正直日本人と
して誇らしく感じてしまいました。
外国主脳との会談に同席できたことは、私にとって
国際政治の最前線を目の当たりにする貴重な体験と
なりました。
日本の衰退と共に、ますます存在感を失いつつある
国際政治の舞台で、中曽根氏のような発進力と人間
的存在感を感じさせる政治家が日本にどれほどいる
のかとも思いました。中曽根康弘氏の政治に対する
飽くなき情熱と執念には鬼気迫るものを感じました。
蛭田有一写真集「中曽根康弘の肖像」には3年間、
密着撮影した中から厳選した163点の写真と共
に、中曽根氏の政治観、人生観についての私の長
時間のインタビューも収録。
フォト&インタビュー集 「鳩山由紀夫」    求龍堂刊
写真集
<元首相・鳩山由紀夫氏を3年間、公私に亘り密着撮影とインタビュー>
蛭田有一フォト&インタビュー集「鳩山由紀夫」、求龍堂刊。
鳩山家は代々政治一家として知られる。由紀夫氏の
曽祖父は衆議院議長、祖父・一郎氏は首相、父・威
一郎氏は外相を務めるなど、常に日本の政界の中枢
を歩んできました。
私は後藤田正晴氏、中曽根康弘氏と長老政治家を取
り上げてきたので、3人目は若手政治家と決めてい
ました。そこで将来首相になると予感していた、民
主党創設者で当時は民主党幹事長を務めていた鳩山
由紀夫氏に会い、長期の撮影を要請しました。
以来、民主党の代表時代も含めて三年間、鳩山氏の
政治活動とプライベートな日常を密着撮影しました。
3年間の撮影を通して、鳩山氏の礼儀正しく、誠実
な人柄、相手の意見を聴こうとする真摯な姿勢、日
本の自立と尊厳を求める強い信念、政治に対する長
期的視点、その場を和ませるダジャレ(ユーモアと
いうべきか)などが心に残りました。
蛭田有一フォト&インタビュー集「鳩山由紀夫」に
は、3年間、密着撮影した中から厳選した157枚
の写真と共に、鳩山氏の政治観、人生観についての
私の長時間のインタビューも収録。
写真展 「豊饒(ほうじょう)の人々」 写真展DM
<自選46点のポートレート作品>
蛭田有一写真展「豊饒の人々」、於四谷・ポートレートギャラリー。
「肖像・女流アーチスト達の光と影」 「スペインの
巨匠た ち」「人間燦々」 「政界華肖像」 「後藤田
正晴」 「中曽根康弘の肖像」 「鳩山由紀夫」
などの作品の中から自選した46点のポートレート
写真展。
フォト&インタビュー集 「私の骨格自由人」    NHK出版 写真集
<俳句界の巨人・金子兜太(とうた)92歳のドキュメント>
蛭田有一フォト&インタビュー集「わたしの骨格自由人」、NHK出版刊。
本書は私にとって初めてのインタビュー主体の一書
です。
2011年2月より2012年9月にかけて、俳句
結社「海程」の主宰を務める金子兜太氏の日常を密
着撮影しました。その間、ガンとの闘病生活もあり
ましたが、金子氏の俳句への情熱は衰えを見せず、
「海程」の句会や講演会にも意欲的に取り組みまし
た。
金子氏の生き様は、常に荒凡夫(あらぼんぷ:平凡
で思いのまま自由に生きる人間)を希求し、自愛主
義に徹する強い意志で貫かれています。
本書は、金子兜太氏の人生観、価値観、死生観、女
性観、健康観、家族観、日本人観、俳句観などにつ
いてのインタビューを通して、人間・金子兜太の実
像に焦点を当てたものです。
私のインタビューに、アラボニスト・金子兜太は、
素っ裸の自分をためらうことなく存分に語ってくれ
ました。下ネタに近い質問にも大真面目にありのま
まを答えた金子兜太氏の精神の自由さに深く感銘し
ました。
フォト&インタビュー集 「TEIKO」   求龍堂刊 写真集
<俳人・稲畑汀子の四季紀行>
蛭田有一フォト&インタビュー集「TEIKO」、求龍堂刊。
俳人・高浜虚子の孫で、俳句結社「ホトトギス」の
4代目の主宰を務める俳人・稲畑汀子氏と「ホトト
ギス」の俳人たちとの吟行の旅を密着撮影した。
蛭田有一フォト&インタビュー集「TEIKO」に
は、1年間、密着撮影した中から厳選した158枚
の写真と共に、稲畑汀子人間像への私の長時間の
インタビューも収録。
写真展 「蒼い影」 写真展DM
<ヌードを主体にした心象風景>
蛭田有一写真展「蒼い影」、於原宿・コンタックスサロン
写真展会場に「風や波の音」や「カラスの鳴き
声」「女の吐息」などを合成して作ったBGM
を流し、写真と音の組み合わせによるイメージ
の立体的表現を試みました。
私にとって最初の写真展です。
実用書 「女はこう撮れ」   大和出版 写真集
<女性写真の撮り方>
「女はこう撮れ」、大和出版刊。
ヌードや水着の女性を、より美しくより魅力的に写
す方法を60項目にわたり解説。
本書に掲載するために10人のモデルをヒルタスタ
ジオの他、ホテル、ペンション、海などでロケ撮
影を行い、それらの中から厳選した192枚の写真
を本書に掲載した。
私にとって最初の著書です。
PAGE TOPへ
Copyright (C) 2006 YUICHI HIRUTA. All rights reserved.
このサイトの著作権はポートレート写真家 蛭田有一に帰属します。写真・文章の無断掲載、加工、引用などは一切禁じます。