碧電12周年企画各地を走った ジョイフル気動車

■第43回 ジョイフルトレイン大分(重複掲載)  13.9.29UP

日豊本線国分を通過する「ジョイフルトレイン大分」

●大胆な塗装だった「吉四六」がなぜかおとなしい塗装に

1990年の九州撮影旅行で撮影していたものですが、既にくろがね街道駅、「南国九州よくばり道中」にて掲載済です。しかし、自ら撮影したジョイフル気動車の1種類には違いありません。既に引退済で、1枚限りの撮影のため、重複掲載となりますことをご容赦願います。
 当車は国鉄時代に大分地区に登場した「吉四六」を塗装変更と共に改名したものです。「吉四六」という名称は短命に終わりましたが、何か不都合でもあったのでしょうか。塗装も大胆なものだったのですが、わざわざ「ジョイフルトレイン」と付けなくてはならないほどにおとなしいものとなりました。
 1990年の九州訪問時には撮影計画に入れていましたが、臨時列車ながら、急行並みのスピードで運転されていて、乗って来た電車が追いつかれてしまいました。下車した国分駅で確認すると、僅か6分後の通過であったため、「とにかく写っていればよい!」と、正面がちなアングルでお茶を濁したものです。
 写真のキハ282487は「吉四六」としてジョイトレの仲間に入りました。ペアを組むキハ58190は鹿児島局の「らくだ号」→「吉四六」→「ジョイフルトレイン大分」を経て、さらに「しらぬい」に改造されました。キハ282487が和洋折衷であったため、中途半端な存在として排除され、全室和式のキハ58190の方が生き残ることになったとみられます。しかし、「JT大分」、「しらぬい」ともに反対側で、撮る機会に恵まれなかったのは残念です。

「ジョイフルトレイン大分」 キハ282487 1990.11.11 日豊本線 国分


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