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 ロボット 
[COMEDY & ACTION]
2010:インド作品/2012.05日本公開(アンプラグド)
監督:シャンカール
出演:ラジニカーントアイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン
ダニー・デンゾンパ/他
宣伝コピー「ワケわからんが面白い」「恋に破れた最強ロボ、コントロール不能の大暴走!」
さああて、情報キャッチしてから長いこと待たされました!ようやくの日本公開!
製作費37億円、世界興行収入100億円突破!さあて、そんなバカなのインド映画を久々に観てまいります!

STORYは…
ロボット工学の専門家バシー博士、10年に及ぶ研究の成果…画期的な二足歩行型ロボットを生み出した
自分に似せた外観、優れた学習能力と環境適応力、軍事活用を想定、人工知能開発局AIRDのお墨付きを貰う…
一旦は自宅に持ち帰り、一般的生活の学習に入る、バシー博士の母が名付け親…「チッティ」!
バシー博士にはサナという美人の彼女あり、研究に没頭して関係をおろそかにしがち
関係解消まで考えたが…チッティを気に入り、恋人関係は継続、さらには面白がってチッティを借り出すサナ
(チンピラ相手に列車内で大騒動)
学会では恩師のボラ教授がチッティの不完全さを指摘
(軍事目的ゆえアシモフのロボット三原則は適用されていない!)
(教え子のアンドロイド・ロボット発明が面白くない!逆恨み、自分が作れない神経回路の作り方を知りたい)
AIRDの評価委員会が定めた認可条件は、チッティに善悪の判断を理解させること
バシー博士はチッティの神経回路を改良、人間の複雑な感情を理解させる
その甲斐あってチッティはAIRDから開発を認められる
しかし感情に目覚めたチッティ、サナに想いを寄せるようになる、バシーに嫉妬、板ばさみのサナ
バシー博士のプロポーズを受け、チッティの想いをキッパリとはねのける、深く傷ついたチッティ
軍へのプレゼン…戦いよりも愛を説いてしまうチッティ、兵器としての採用を不可!
ヤケになったバシー博士、チッティを破壊、廃棄処分
そのゴミを拾いに行くボラ教授、復元、戦闘用プログラム“レッド・チップ”を埋め込む!チッティVer.2起動!
向かうは、バシー博士とサナの結婚式会場!サナを拉致、警官隊を一蹴、AIRDに帰還
さらに自身の大量レプリカントを製造、止めるボラ教授を惨殺、ロボット軍に占領されたAIRD
愛するサナを救うために動き出したバシー博士、チッティVer.2に変装、潜入
チッティ停止に命がけの行動に出るが…バシー博士の想像を超える程に進化
何百台のチッティが合体&フォーメーション変形しながら暴れまわるチッティVer.2に成す術なしの人間!


やっぱり30分もカット!道理で歌や踊りのシーンに欠けるワケだ!3時間超えてないのはそのせいか…
インド映画からそれを抜いたら!ダメだろう!あと中版の休憩時間…これ必須条件でしょう?
うーん、なんで手を加えてしまったのだろう、オリジナル版が観たい!
まあ興行的な判断ではあるだろうが…キモをきり飛ばしちゃダメですね!
(ちなみに、ブラジルの国立公園内でのダンス、世界遺産マチュピチュでのダンスがカット!)
日本のオタク映画からアキハバラのシーンを切り飛ばすくらいなことやってると思うんだがな?
まあそれでも「ワケわからんが面白い」はOK!
37億円の製作費!で無茶苦茶パロディやりまくり!恥も外聞もなし!お見事!
ここまでやれば、誰も文句言えないだろうな…です!
しかし観たかったなオリジナル版で!日本人が切り刻んでダメにしてしまったのが残念…

※アシモフのロボット三原則
1.ロボットは人間に危害を加えてはならない、またその危険を看過することによって人間に危害を及ぼしてはならない
2.ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない、但し1.に反する場合は、この限りではない
3.ロボットは1.、2.に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない
ちなみに公開8日目の第2回(15:40)、298席の映画館で5割程度の入りでした(渋谷TOEIA)
2011.09format



 ロボット2.0/2.0 
[COMEDY & ACTION]
2018:インド作品/2019.10日本公開(アンプラグド/KADOKAWA)
監督:シャンカール
出演:ラジニカーントエイミー・ジャクソンアクシャイ・クマール/他
いつものようにネットで…何か面白い映画やってないかなと検索しまくっていたら
あっ!と驚く情報をゲットしました!
2012年に日本でも公開された「ロボット」の続編がやって来る!
前回作品は30分以上もカットしまくって…インド映画のインド映画らしさに欠けてしまったのが残念でしたが
まあまあ無茶苦茶さに笑ったな!
果たして、今回はどうよ?一応147分なんだけどね…インド映画と言えば3時間でしょ!
ちなみにインド映画史上最高の製作費90億円のSF超大作!
2018年のインドでの興行収入第1位だと!
これ以上は、あまり情報を入れないようにしてるので、果たして如何か?楽しみに観に行きます!

STORYは…
鉄塔に向かっていく男、周囲を飛び交う鳥、鉄塔に登り、首をくくる男性…
ある日、突然、インドのチェンナイの街から全てのスマホが消える(飛び去る)!
まるで鳥のように空へ向かって飛んで行ってしまう!
原因不明のまま町は大騒動、携帯会社と警察署の前に群がる人々、大パニック
時を同じくして、携帯業者や通信大臣が“スマホ”に殺される事件が発生
ロボット工学の専門家バシー博士は、知的で美しいロボット助手ニラーと共に事件を追う!
やがて…無数のスマホが合体した巨大な怪鳥が出現、町を次々と破壊、軍隊でも抑えられず!
バシー博士はかつて封印された伝説のロボット「チャティ」を復活させ、人類を守ることを提言
人々がスマホ怪鳥に襲われ、空中から投げ捨てられる状況、政府から「チャティ」復活の要請!
既に隠れて準備していたバシー博士!
混乱の現場に現れる「チャティ」ギリギリのところで人々を救出する!
激しい怒りに満ち、人類を襲う怪鳥のパワーの源が、人間の負のエネルギーだと解明したバシー博士
怪鳥の力を中和する装置を発明、改造車に搭載して出発する!
怪鳥退治に向かった一行、鳥類学者バクシ・ラジャンによるものと判明
彼と同化したスマホロボとの対決
バクシはインド国内の電波塔の建設ラッシュと電磁波の影響で鳥の死亡率が増えていることを嘆き…
スマホの使用制限を訴えてきたが…誰にも聞き入れられず、絶望感から自殺!
鳥達の怨念をまとったバクシの負のオーラ…復讐心に燃え
人々からスマホを奪い巨大なモンスター(怪鳥)となり人類に復讐する存在として蘇った
強いパワーを持つバクシ、ニラーとチッティが協力し、激闘の末怪鳥のエネルギーの中和に成功する!
一旦取り戻した平和
しかし、バシー博士とチッティに恨みを持つラボ博士の息子(ほぼ逆恨み)
封印したバクシを再び世に解き放つ!
まさかのバクシ!バシー博士の肉体を乗っ取ることに成功!
街中で暴れるバシー博士(バクシ)、阻止しようとしたチッティの体が壊される
一瞬バシー博士となった身から、ニラーに指示が翔ぶ!
1人でチッティを修理するニラー、心臓部MPUに…前回暴走した赤いチップ「ファームウェア2.0」を挿入!
遂にバージョン2.0のチッティが立ち上がる!
果たして、怒りに満ちたバクシをチッティ2.0は食い止めることができるのか?


なんかインド映画もネタ枯れなんだろうかな?
2010年に、大ヒットした(もちろんインドで)インド製SFコメディ超大作の続編なんだが!
それほど目新しいものがあるではなく…製作費は膨らんでの90億ゆえの、派手さはあるがね…
インドだからOK何だろうけど、世界的に見れば、まあこんなもの?という展開
(まあ一応2018年のインドの興行ランキング1位の作品ではあるらししい)
でも、インド映画である!
本当はくっつきそうでくっつかない恋愛映画、勧善懲悪、ストーリーと関係なく踊り出すシーンが魅力
しかも3時間OVERで中休みありであってこそのインド映画なんだけど!
世界に売り込み!なんだろうか?
歌わない踊らないインド映画が増えてきたな!なんか余韻を残すとか、グレーのままだとか…
だとしたらインド映画である必要が無くなってくるな!?
あとは多国籍多宗教の超巨大国家ゆえの不思議な映画とか、民俗紛争が主題になっちゃうのかな?
そう言う作りなら、3時間OVERである必要もなくなってくるな!
もしかして歌と踊りはエンディングスクロールにまとめられてしまったのだろうか?
なんか、そんなのインド映画じゃない!
どうしよう?
で、なんだけど…大量殺人に広島原爆が軽々しく使われるのは…本当に心が痛い!
できれば自粛してもらいたい!結構不意打ちでグサッときたな!
そうだよなインドって核保有国なんだよな!だからって、あまり軽く言うなよな!
で、3.0があったら観に行くんだろうか?
もういいよね!?
ちなみに公開2日目の初回ですが、162席の映画館に12人の入りでした
これはダメかな?
ちなみに公開2日目の第1回(10:20)、162席の映画館で12人度の入りでした(シネクイント スクリーン1)
2011.09format