ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
THE LORD OF THE RINGS/THE RETURN OF THE KING |
[FANTASY]
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2004 アカデミー賞[作品賞][監督賞][美術賞][脚色賞][録音賞][作曲賞][編集賞]
[歌曲賞:イントゥー・ザ・ウエスト][視覚効果賞][衣装デザイン賞]
[メイクアップ&ヘアスタイリング賞]
2004 ゴールデングローブ賞[作品賞(ドラマ部門)] |
2003:アメリカ作品/2004.02日本公開(日本ヘラルド映画/松竹) |
監督:ピーター・ジャクソン 原作:J.R.R.トールキン 「指輪物語」 |
CAST-1:イライジャ・ウッド/イアン・マッケラン/ショーン・アスティン/ヴィゴ・モーテンセン/
ジョン・リス=デイヴィス/オーランド・ブルーム/ビリー・ボイド/ドミニク・モナハン |
CAST-2:リヴ・タイラー/ケイト・ブランシェット/ヒューゴ・ウィーヴィング/マートン・コーカス |
CAST-3:バーナード・ヒル/ミランダ・オットー/カール・アーバン |
CAST-4:ジョン・ノーブル/デヴィッド・ウェンハム |
CAST-5:アンディ・サーキス/トーマス・ロビンス/イアン・ホルム/ショーン・ビーン |
CAST-6:ローレンス・マコール/他 |
J・R・R・トールキン原作「指輪物語」の映画化、3部作の完結篇です |
STORYは…
■ボート、釣りをするストゥア族2人、大物!引き落とされるデアゴル…水中で指輪発見、魅了されるスメアゴル、殺人の末に我が物、人殺し!追われ…岩山へ、“愛しいしと”との生活、生魚の食事、長い年月…変貌…ゴラム ■モルドールの山、眠るフロドとサム、川面に映る自分と会話するゴラム…指輪を奪う算段、クネクネの階段の先…腹を空かしたお婆!気付き責めるサム、諌めるフロド ■森の中、西方に出立…港に向うエルフ族、アラゴルンを想いながら父エルロンドに従うアルウェン、幻…“目前を走る少年…抱上げるアラゴルンの姿”、裂け谷に反転、幻はアラゴルンと自分の息子!未来に希望!イシルドゥア(アラゴルンの祖先)の折れた剣を鍛え直すよう訴える、サウロンの力が増すと共に弱まるエルフ、衰弱するアルウェン、決断するエルロンド ■アイゼンガルドに向かうアラゴルン達、メリー&ピピンとの再会…無事を喜ぶ、川中で光るもの…取上げるピピン、サルマンのパランティア(遠くを見る石)、取上げるガンダルフ、好奇心旺盛なピピン…皆が寝ている隙に覗き見る、同じ場所を見ていたサウロンがコチラを見る…邪悪な力、苦しむピピン、気付いたガンダルフ達が救出、ピピンが見た光景…サウロンのゴンドール進攻を知るガンダルフ…ピピンを連れ(サウロンに目を付けられた?)ゴンドールへ ■ミナス・ティリスの都(城)、国王空位のゴンドール、執政デネソール…息子ボロミアの死を知り失意、執政の哀れな姿&ボロミアへの恩返し…デネソールへ仕えるとピピン、城の衛兵、危機を伝えローハンに援軍要請を勧めるガンダルフ、拒絶…ローハン軍と共に王の末裔アラゴルンが来る…自分の国を奪いに!ピピンに指示するガンダルフ…援軍要請の狼煙を強行…峰々を走る ■狼煙を確認、セオデン国王の決断…援軍を! ■迫り来るサウロン軍、オスギリアスの砦が陥落すると危険、砦を守るファラミア、夜襲…都に後退、ナズグルの追撃、迎撃するガンダルフ、父のもとに向かうファラミア、砦奪還命令&ポロミアの死を嘆く父、死を覚悟して戦場へ向かうファラミア(滅びの山へ向かったフロドの情報を得るピピン)、ペレンノール野の敵…圧倒的多数、降り注ぐ矢、倒れていく兵達 ■影の山脈の門、ナズグルの叫び声、開かれる門、サウロン軍本体の出発、岩陰に隠れるフロド達、岩山の階段へ、ゴラムの怪しげな行動を責めるサム、フロドの影に隠れるゴラム…囁き、彼も指輪が欲しい…いつか指輪を渡すように言ってくるハズ ■馬鍬砦、各地から集結する兵、焦るアラゴルン、この数では勝てない、だが時期も外せない…翌朝出発を決定 ■狭い岩場、眠るフロド達、ゴラム…唯一の食料レンバスをサムが食べ尽くした偽装、崖下へ廃棄、サムを疑うフロド!指輪を持つ疲れ?暫く指輪を運ぶことを申出るサム…ゴラムの囁きどおり!指輪を狙っている?「帰れ」の命令、うな垂れ去るサム ■夜の馬鍬砦、エオウィンに国を託すセオデン王、戦いに加わりたいとメリー、小柄なホビットを心配し城に残るよう勧めるセオデン王達、彼の気持ちを察したエオウィン、メリーの鎧を準備 ■夜更けの来訪者エルロンド、鍛え直した王の剣アンドゥリル、助言…砦の奥の“死者の道”、かつてアラゴルンの祖先イシルドゥアに忠誠を誓いなが裏切った山の者達、誓言を破った報い…永遠に眠れず彷徨うこととなった死者達、アラゴルンが王として命じれば今度は戦いに加わるだろう…と、そして「いつまでもレンジャーではいられない」の言葉、“死者の道”に向かう決意、同行するレゴラスとギムリ、勝ち目のない戦いに逃げるのか?の声 ■セオデン王の号令、出陣、鎧姿のエオウィンの馬に隠れ乗るメリー ■それぞれの選択…
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2/7の先行ロードショーに行ってきました、待たされて待たされて、ようやくの完結篇です
まあ取りあえず…長い長いお話を完結させていただきアリガトウございますという感じ、フロド&サムの旅はよし、白の勢力と闇の勢力との戦いもまあ良い、さすがに長く読み継がれている本…ストーリーもよく出来ていると思うが、冷静に考えれば当然予想される結末に向かっているわけだし、しかも今回は完結篇、ストーリー上の大きな展開があるわけではない
映像面は相変わらず凄いというか…楽しまさせていただきました、世界入り込んでしまって目の前「全スクリーン」状態へ…でも、それが長く続かない、スケールはでかくなっても(例えば戦闘シーン)…映像的にその違いが分かりづらい、前にも見たようなシーン(展開)でイキナリ素に戻るというか、現実に戻される、さらに言えば、前回からの水増しのツケ?1万のオークとの対峙シーン…峡谷を埋め尽くすオーク、あれでは軽く見積もってもオークが20〜30万はいるのでは?野球やサッカーの観戦客を想像し平面に展開したうえで、スクリーンを見れば一目瞭然…もう、どうとでもしてくれ状態でした
それから…ラスト周辺で感じたこと、今度こそラスト?のブツ切り&繰返しエンディングは…チョット興ざめかな
ついでに…3時間23分は長過ぎ…3時間くらいでどうにかならなかったか?まあ3時間でも十分長いのだけれど
この3部作、あえて言えば 「1」はダラダラ、「2」は怒涛の展開、「3」は「2」+エンディング、もっと高く評価したい気もするが単体で見れば…まあこんなもの、3部作全体としてだったらの評価、但し一気に見たら死ぬかもしれないし、その時は評価も変わるかもしれない、今回の「王の帰還」から見る方は…前2作を見てから出ないと何がナンダか分からないでしょうから当然ビデオやDVDで見てから行くのでしょうから大変でしょう、一気鑑賞はどんな感想かをお聞きしたいものだ
で…映画自体には関係ないのですが…最近、映画館の対応に愚痴が出てしまうのだが、今回も…
せっかくなので…できるだけ巨大スクリーンの劇場を!長時間(3時間23分)なので設備の良い劇場を!前日の夕刊広告欄で先行情報を確認、「新宿ミラノ座の19:20」開演に向け自宅を出発、駅から劇場へ…新宿大ガードにかかる「新宿ミラノ座の看板」を見上げる、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」「2月14日公開」「2月7日:先行ロードショー」の文字、さらに「劇場のリニューアル情報…座席も大きくしてゆったりと見られる」らしい…ラッキー
17:30劇場到着…既に列が形成されている、「新宿東急」にも列ができている…「ファインディング・ニモ」?並ぶほどか?と思いつつ正面に廻り込む、「新宿ミラノ座」の入口に貼紙…なんで工事中? 2/13までリニューアル工事…終わってたわけじゃないの?では、どこで先行ロードショー?もしかして…新宿東急?劇場規模は1288席→763席、40%ダウン、当然スクリーン・サイズも縮小、音響設備も…、客席自体も勾配がナダラカなため前の客の頭が邪魔、工事期間が分かっているなら、そう書いておけ!バカモン!已む無く並ぶ、カウンターを持った係員に聞く…私で260人目、暫くして新宿ピカデリーでも先行上映をやることを思い出す…劇場規模は「新宿東急」より大きい…座席数こそ820席だが、元々1000席以上の映画館サイズ、スクリーンも大きい、椅子もOK、客席勾配も取れている…ほぼ開演時間は一緒、移動しようか悩む、でも気付くのが遅かった、ぞくぞくとやってくる観客…伸び続ける列、今動いても…駅に近い「新宿ピカデリー」の方が客数は多いかもしれない、あきらめて「新宿東急」で見ることにする、隣の女性も携帯かけながら怒っていた…「新宿ミラノ座のハズだったのに…」と、映画館変更&長蛇の列を見てUターンされた方も多かったように見受けられます、2/14からの公開が「新宿ミラノ座」なのは分かる、先行館が「新宿東急」名ではあとあと興行に影響があるかもしれないと考えたのか?それでも何か書きようはある『「新宿ミラノ座」+上映時間』の下に『※先行上映は「新宿東急」となります』とでも注意書きでもしてくれていればいいのに…、恐らく「詳細は直接劇場までお問い合わせ下さい」で片付ける気であろうが…その劇場が違うのだよ!系列が同じなのは言い訳にはならない、あきらかに誤情報を流して平気?お詫びの言葉も聞こえなかったし…釈然としないのだ、さらに…冬場の夜、冷え込み、3時間23分の上映時間、上映20分前の入場開始、毎度のことだが女子トイレは長蛇の列、もっと余裕のある入場開始時間とするべき、勝手に並ぶ方が悪い?とでも言うのだろうか?当然予測できたハズの事態である、なにか映画館の対応のまずさばかりが目立ったような気がする、まあ言い出したらきりがないし(実はまだあるのだが)、これからも足を運ぶであろう「新宿ミラノ座」…このくらいで止めときます(リニューアル後の座席がどんなものか楽しみ) |
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ちなみに先行ロードショー、新宿地区の第1回(19:20)、1288席から763席の映画館(新宿東急)に変更、Uターンした方々あり、立見なし(まあそんな根性はないだろうが)の満席状態、しかし…今回の先行ロードショー、劇場数も多く、中には昼からやっている劇場も多数、いっそこのまま公開しちゃえば状態でした |