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 霊幻道士/疆屍先生 
[ACTION、HORROR &COMEDY]
1985:香港作品/1986.04日本公開(東宝東和)
監督:リッキー・リュウ     製作総指揮:サモ・ハン・キンポー
CAST-1:ラム・チェンインリッキー・ホイチン・シュウホウムーン・リー
CAST-2:ユン・ワーポーリン・ウォン
CAST-3:ウォン・ハーアンソニー・チャンウー・マビリー・ロウ/他
パンフには「香港映画50周年記念作品」、中国版ゾンビと言ってしまっては見も蓋もないが…「キョンシー」VS「霊幻道士」をコミカルかつワイヤー・アクションも派手に作られています

STORYは…
■映画内の用語について…
・「霊幻道士」:厳しい戒律を守り諸種の修業を修め…中国古来の奥義・秘術で妖怪達を退治するエキスパート
・「キョンシー」:誤った方法で埋葬されたため成仏できず、この世に甦ってしまった妖怪
         長いツメが武器、まじない文字・紋様のお札、鶏の血、モチ米、明りに弱い
・「バンバンシー」:キョンシーに殺された人間がキョンシー化、視力が弱いが人間の呼吸に敏感に反応、凶暴、
         火葬で成仏
・「コンシー」…道士の術(お札)により、生まれ故郷のお墓まで集団で移動するキョンシー化した死体、ロウソ
         クと線香が好物、お札が剥がれると暴れだす
・「シャンシー」…月夜の晩に花嫁用の駕籠に乗って現れる妖怪、若くして死亡した為…遊びたくて仕方なし、
         好みの男を誘惑…一夜を共にして陽気を吸い尽くす、八卦の形の鏡“富天”で月の光エネルギー
         を集めた手裏剣の眩しさに逃げる


■現代中国、大富豪のヤンから…先代主人の改葬を頼まれた道士、掘り起こされた墓、誤った方法での埋葬!成仏できないばかりか…「キョンシー」になる恐れがあると警告!死体を一時預る道士だが…弟子のモン&チュウが手抜きのマジナイ、「キョンシー」化!こともあろうに…息子のヤンを殺害・逃亡 ■殺人事件発生!駆け付ける町の保安隊長ウェイ、ヤンの一人娘ティンティンの従兄弟で…しかも彼女にゾッコン、(実はモン&チュウもティンティンに夢中)、彼女の前でカッコイイところを見せようと…道士に言掛かり&犯人に仕立てて拘留!も…死んだ筈のヤンがキョンシー毒で「バンバンシー」となって大暴れ!ついに…道士を釈放、退治を依頼するウェイ ■あの手この手でバンバンシーを封じ込めたものの…今度はパワーアップした「キョンシー」が大暴れ…大混乱に落ち入る町 ■キョンシーに傷つけられ…刻々とその毒に侵されるモン、特効薬のモチ米を買いにいったチュウ…霊女「シャンシー」にとり憑かれ…メロメロ、群れなしてくるコンシー達…


1986年データ投入に着手しようかどうか悩んでました、理由は一発目が「霊幻道士」シリーズのため、内容的な理由もないではないが、主たる要因は…香港映画の場合、人物データ投入に膨大な時間が必要となるため、作品名が日本公開タイトルとナカナカ結びつかず…イライラが募る!手抜き具合が非常に難しい!それでも…いつまでも止まっていられないため着手しました
パンフ表記名から各種データを検索しても、該当人物に行き当たらない、辿りつけてもデータは極少数、最低限をそろえました
映画の内容について…当時けっこう受けた映画でした、キョンシーのマネなども流行りました(?)、私自身もオバカな映画が好きだったため見に行きましたが…やはりオバカな内容に笑って帰ってきました、ただコレを書きながら当時を思い出しているのですが…何か決定的な不満があったように記憶しているのですが…今となっては思い出せず…です(2007.09)
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 霊幻道士2/キョンシーの息子たち!/疆屍家族・疆屍先生續集 
[ACTION、HORROR &COMEDY]
1986:香港作品/1986.12日本公開(東宝東和)
監督:リッキー・リュウ     製作総指揮:サモ・ハン・キンポー
CAST-1:ラム・チェンインムーン・リーユン・ピョウ
CAST-2:チェン・ウィンシャンウォン・ユーワンホー・キンウェイ
CAST-3:ホン・シイユーチョイ・ムンカムチョン・ファトビリー・ロウ/他
1作目のヒットを受けて作られた2作目、以後8作目まで…

STORYは…
■お墓を調査するカク教授&ドジな助手ケイ達…正体は埋葬品を売りさばく墓場ドロボー ■その日も不気味な遺跡を物色中…父母と子供の三つの遺体を発見、額に貼られたお札の意味を知らない彼ら、古いミイラは金になる!大喜びで研究室に持ち帰ってしまう、標本として売るため…ベビー・キョンシ(ベビーとはいうが…ソコソコの年齢)ーを車に乗せて街を走る、一陣の強風!お札が剥がれ飛ぶ、目ざめたベビー・キョンシー、ピョンピョン跳ね飛びながら…行方不明に ■研究室、一人残ったケイのイタズラ、剥がされるお札、99年の眠りから目覚め、襲われるケイ、悪戦苦闘の末…お札を貼ることに成功、漢方医ラムのもとへと逃げ込む、ケイの腕に傷…キョンシーが噛付いたものと見破るラム ■20世紀の現代…伝統の秘術も呪力も完全な形では残っていない、それでも先祖が霊幻道士だった漢方医ラム、娘とその恋人(新聞記者)と共にキョンシー退治へと向かう ■剥がれ落ちるお札 ■研究室、格闘開始、机上の薬瓶が落下、白煙まみれの部屋、“緩慢剤”…動作がスローモーションになる変な劇薬、研究室の中で繰り広げられるスローモーションな闘いが…延々ち続く ■可愛い少女ガーガー、庭に立つベビー・キョンシーを発見、彼女の部屋に匿まわれているベビー・キョンシー、ガーガーの兄とも仲良く…遊園地等で一緒に遊ぶ、父母のことはスッカリ忘れ…楽しい時を過ごす ■行方不明の息子を心配するキョンシー、戦いは街中へ…大暴れ


世の中では子役達が可愛いということで、それなりに話題となり評価もそれなりによかったと記憶していますが…、パンフを確認したら何処が可愛いかは全く不明(ただの小太りのガキじゃないか?)、内容的にも一部を除けばダメじゃん!の映画でした、コメントを書くほど記憶に残っていない内容、当然3作目以降は見ていません…
そうそうタイトルは「息子たち」だけど、実際に息子はベビー・キョンシー」のみ、昔のキョンシーの子孫達(?)という意味での複数形なのだろうか?まあ深い意味はないだろうと思うしだい…(2007.09)
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霊幻道士3/キョンシーの七不思議                   ( シリーズ第3作/1987 )
霊幻道士・完結編/最後の霊戦                    ( シリーズ第4作/1989 )
霊幻道士5/ベビー・キョンシー対空飛ぶドラキュラ!      ( シリーズ第5作/1989 )
霊幻道士6/史上最強のキョンシー登場!!            ( シリーズ第6作/1992 )
霊幻道士7/ラスト・アクション・キョンシー              ( シリーズ第7作/1992 )
霊幻道士5/空飛ぶドラキュラ・リターンズ              ( シリーズ第8作/1993 )