行・き・ぎ 作品・海外






 キングスマン/Kingsman/THE SECRET SERVICE 
[ACTION & COMEDY]
2014:イギリス作品/2015.09日本公開(KADOKAWA)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファースタロン・エガートンサミュエル・L・ジャクソンソフィア・ブテラ
マーク・ストロングマイケル・ケインソフィー・クックソン
マーク・ハミルハンナ・アルストロムサマンサ・ウーマック/他
なんか面白そうなイギリス発の映画が来るぞとの情報
これは観に行かねばと…

STORYは…
1997年・中東、1人の男がチームを救うため、機密活動中に落命
彼の妻と息子エグジー、ロンドンの家で栄誉のメダルを授かる、裏面に刻まれた電話番号
困ったときに電話を!合言葉「ブローグではなくオックスフォード
17年後…22歳になったゲイリー・“エグジー”・アンウェイ、大学を中退、無職のまま母のアパートに同居中
車を盗み、無謀運転で逮捕、刑務所送りになる寸前、メダルのことを思いだす、電話、合言葉、釈放!?
現れた男、かつてエグジーの父親に命を救われたという(メダルをくれた)ハリー・ハート
ケチな犯罪に走る今の君を見たら、勇敢だった父は失望するだろう…と言いつつ、エグジーの身体能力は確認済み
「生まれの貧しさで人生は変わらない、学ぶ意欲さえあれば変われるんだ「マイ・フェア・レディ」みたいに」と
エグジーをサヴィル・ロウにある高級スーツ店「キングスマン」に連れて行くハリー
普段は仕立て屋職人として働くハリーの裏の顔…独立諜報機関キングスマンのエージェント
アーサーをリーダーとするキンクズマン、チームの一員が惨殺、欠員の補充の必要
各エージェントの推薦、ハリーはエグジーを!
エグジーを待ち受けていたのは、良い家柄と高い学歴を誇るライバル達との熾烈な争い
就寝中、突然部屋が天井まで浸水、非常事態に見舞われる候補生達、必死で脱出した彼等
教官のマーリンは「最も大事なことを忘れている、チームワークだ」と檄を飛ばす
一方ハリーは…優秀な学者や科学者、政治家、芸能人が次々と失踪する事件を追っていた
首謀者として浮上したのは天才的エンジニアでIT富豪のリッチモンド・ヴァレンタイン
彼は環境保護を訴える活動家、妄想に囚われ…どんな手でも地球を救う恐ろしい計画を立てる
彼の片腕として、狂気のプロジェクトをサポートする義足の美女ガゼル
手掛かりを掴むためハリーはかつて犯人に拉致されたアーノルド教授を訪ねるが…
彼は耳の後ろに埋め込まれたチップが起動、爆死、ハリーも瀕死の重傷、病院に収容される
ヴァレンタインの計画は着々と進む
無料のSIMカードを配布を宣言、全ての携帯、パソコンに対応可能、我が社の通信ネットワークを無料で使用
それが罠であるとも知らず、列を作る人々
キングスマンの新人試験は1人、また1人と候補生が脱落していく
エグジーとロキシーは辛くもテストをクリア、最終選考目前…ハリーはエグジーにキングスマンの心得を伝授する
「人は生まれた家柄で紳士になるんじゃない、学んで紳士になる…」と
果たしてエグジーはキングスマンの新エージェントに、そして真の紳士になることができるのだろうか?
またハリーとエグジーはヴァレンタインの邪悪な計画を暴き、世界の危機を救うことができるのだろうか?


コリン・ファースが主演のスパイ映画と思わせておいて、マサカの展開に唖然!何かは観てのお楽しみ!
イギリス紳士によるスパイ映画、ヤンチャな青年によるスパイ映画の2面
国によらない私的なスパイ組織だけどナカナカに巨大で世界を股にかけてます!無理無理って?
仕込み杖ならぬ仕込み傘には笑えるものあり、その他にも面白いスパイ道具がいろいろ
007やミッション:インポッシブルを意識している?
新人エージェントの絞り込み試験は面白いが、水没する部屋で空気を手にする方法は一般常識か?(笑)
厳しいと思わせておいて実は優しい配慮もあるのだな
世界を救うため、自分が助かるために後ろの●もOKという美人な女王様、007真っ青!
コリン・ファースにマーク・ストロングは適役、サミュエル・L・ジャクソンは一体何歳?ワルガキ役はピッタリ
マイケル・ケインは渋いし、義足の美女を演じるソフィア・ブテラなんかもいいね
そしてスター・ウォーズ・イヤーの、まさかのマーク・ハミル出演、出演者が豪華です
で、ストーリーがイギリスらしく過激でブラックで、エロくてイケてる!
日比谷・銀座エリアという場所がらか、客層は高目だったが、笑いの声も上がっていて良かった…浮かなくて
ちなみにマイルで取得した「1ヵ月フリーパスポート」による無料鑑賞の3作品目です!
ちなみに公開2日目の第1回(10:15)、184席の映画館で3〜4割割程度の入り(TOHOシネマズみゆき座)
2011.09format



 キングスマン/ゴールデン・サークル 
/KINGSMAN/THE GOLDEN CIRCLE
 
[ACTION & COMEDY]
2017:アメリカ作品/2018.1:日本公開(20世紀フォックス映画)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:タロン・エガートンコリン・ファースマーク・ストロングソフィー・クックソン
ジェフ・ブリッジスペドロ・パスカルチャニング・テイタムハル・ベリー
ジュリアン・ムーアエドワード・ホルクロフトポッピー・デルヴィーニュ
エルトン・ジョンハンナ・アルストロム
マイケル・ガンボン/他
1作目が面白かったですからね〜!期待しちゃいます
早々とムビチケ購入して待っておりました
しかし、前作で死んじゃった筈のハリー・ハートは如何に復活するのか?
期待外れ的なことだけはしないでくれよな!

STORYは…
ヴァレンタインの人類抹殺計画から世界を救って1年後
エグジーのスーツ姿も板につき、キングスマンのエージェントに成長
その目の前に、ヴァレンタインの基地で死んだと思われた裏切者の元候補生チャーリーが出現、襲撃
ロンドンタクシーの中、片腕を強力なロボットアームに改造してチャーリー、苦戦しながら撃退するエグジー
車内に残ったロボットアームは不気味に作動、キングスマンの重要機密を盗み出していた
チャーリーとエグジーを襲わせたのは、世界最大の麻薬組織ゴールデン・サークル
上品で甘い物腰と、邪魔者を容赦なく処刑する残忍さの…サイコパスのボス、ポピー・アダムズ
カンボジアのジャングルに50年代のアメリカを再現したポピー・ランド
そこに潜み、恐ろしい陰謀、キングスマンの壊滅を企てていた
そんな中、恋人のスウェーデン王女ティルデの両親との会食に臨んだエグジーに緊急通報
突然のミサイル攻撃、家も基地もキングスマンに関わる施設が一瞬で全滅
茫然とするエグジーの前に現れたのは、難を逃れたマーリン
動揺を隠せないエグジー、「審判の日作戦を発動する」と告げるマーリン
キングスマンが機能しなくなった時に備えて準備された作戦に従いて…
金庫を開けた2人、1本のバーボンのボトル
そこにはアメリカ・ケンタッキー州の蒸留所が示されていた
アメリカに渡り、バーボンウイスキー“ステイツマン”の蒸留所に潜入したエグジーとマーリン
ショットガンを構えた屈強な若者テキーラの出迎え、あっという間に2人を拘束
1年前に保護した謎の男を救出に来た敵と疑っているらしい
保護されていた男、片目に眼帯をしたハリー!
正体を明かせと迫るテキーラ、駆け付けるジンジャー
彼等はキングスマンの同盟組織:ステイツマンのメンバーだった
疑いも晴れ、ハリーとの対面を喜ぶエグジーだったが、記憶を喪失したハリーは、まるで別人
頭部に被弾、死亡した筈のハリー、駆けつけたステイツマンのエージェント、テキーラとジンジャーが救出
ハリーの生存を喜ぶエグジーとマーリンだが、何も覚えていない、自身を蝶学者と信じ込んでいるハリー
ジンジャーは治療には何の手立てもなく、時間かショック療法しかないと?
そしてステイツマンのボス、シャンパンから協力を約束されたエグジー
(ハリーが気になりながら)
エグジーを襲ったチャーリーの手がかり、かつての恋人のクレアに未だにコンタクト、クレアに接触
ステイツマンのテキーラの皮膚に青い筋、身体検査!別のエージェントを!
ステイツマンのNo.1エージェント、ウイスキーと共にゴールデン・サークルを追う
一方、裏社会からアメリカの表舞台への進出を目論むポピー
自らの組織が市場を独占している全てのドラッグに、死に至るウィルスを混入
その解毒剤をエサに麻薬戦争を終わらせ、ドラッグの合法化と組織の企業化を要求
世界中のドラッグ使用者を人質にした前代未聞の陰謀を着々と進行させていた
果たしてエグジーは、ゴールデン・サークルの恐るべき野望を阻止することができるか?
そしてハリーは記録を取り戻し、復活することが出来るのか?
世界を舞台に、キングスマンの新たな戦いが始まろうとしていた…


前作で受けたインパクトに比べると…やや見劣りするものの、悪くない!
あの手この手で盛り上げてます
(まあ「2」と言えばそういうものだが)
イギリス飛び出しイタリア、アメリカが舞台へ、そして従兄弟組織の出現!
イギリス映画→アメリカ映画
無茶苦茶になることは確実!かな…?
(特に始まってからの十数分は迫力があるな)
前作で死んじゃった主演の復活(1作目が当たったので急遽か!?)…強引ちゃ〜強引!
出演者も豪華、前作メンバー+ジュリアン・ムーアにハル・ベリー
ただ舞台装置が大きくなるということは、各部位が薄くななる恐れあり
アッチコッチといろいろ膨らませてます
(ライトセーバーならぬ、電気投げ縄、電気鞭…(笑))
そうだ…まさかのエルトン・ジョンが本人役で出演、これも笑える、やりたい放題
そんなことも含めて、前作の予習をしていかないと何が何やら分からないこと確実だな
DVD見るなりすることをお勧めします
しかし何だな…国の文化とは面白いものだ
マティーニかスコッチかバーボンか、ジーンズかタキシードか、比較すると面白い
世界平和のためにこれから敵エージェントとSEXしてよいか?電話するのも笑い
ちなみにこの映画は、ドラッグ容認派なのか?
でもアメリカもドラッグ絶滅のチャンスだったのにね!?
まあスウェーデン王室まで薬物まみれと描いちゃって大丈夫なのだろうか?勝手に心配
まあポイントは書いたものの、141分はチョット長い!途中でダレルというか、飽きもしよう…と
空いていることもあり、痛む腰を何度も伸ばしてました
もう次はないかな?
公開2日目の第1回(10:45)、258席の映画館で50名程度の入り(TOHOシネマズ六本木ヒルズ SCREEN9)
2011.09format



 キングスマン:ファースト・エージェント/The King's Man 
[ACTION]
2021:アメリカ作品/2021.12:日本公開(ウォルト・ディズニー・ジャパン)
監督:マシュー・ヴォーン
出演:レイフ・ファインズハリス・ディキンソンジェマ・アータートンジャイモン・フンスートム・ホランダー
リス・エヴァンスマシュー・グードダニエル・ブリュール
オリヴィエ・リヒタース/他
1、2作が面白かったので、前日譚である今作も観ることとしました!
(今回は「キングスマン」誕生のストーリー!)
今年は新型コロナウイルスのため、映画の公開スケジュールがガタガタ
この映画も当初の予定から大幅に狂って、年末ギリギリの公開!
(2022年1月からも公開が送れていた作品の公開ラッシュ!勘弁して!)
シリーズ全作を監督するマシュー・ヴォーン!
今回も期待してよいよね!?

STORYは…
1902年
英国が南アフリカでボーア戦争を繰り広げる中…
名門貴族オーランド・オックスフォード公爵は、妻エミリーと幼い息子コンラッドを連れて現地の視察に訪れる
そこで軍の指揮を取る友人キッチナーと再会した矢先、キッチナーを狙った銃弾に妻のエミリーが倒れる
「どうかコンラッドを守って。そして二度と戦争を見せないで」と言い残し…落命
それから12年後
欧州にかつてない危険な空気が立ち込めている…陰で暗躍するのは“羊飼い”率いる闇の狂団!
その構成メンバーは、陣地を越えた能力で巧みにロシア皇帝の家族に取り入る怪僧ラスプーチン
世界大戦の火種をつくる暗殺犯、二重スパイの高級娼婦など…
貴族社会打倒を目指す彼らは国家間の信頼関係を崩壊させようと欧州各国で暗躍
一方、コンラッドはオックスフォード公より飛行機の操縦技術を学び、執事のショーラに格闘技術を叩きこまれ、たくましく成長
コンラッドは自ら兵隊に志願して戦場へ出ることを望みますが、オックスフォード公は認めてくれません
オックスフォード公はコンラッドに紳士の振る舞いを教えるため…サヴィル・ロウの高級テーラー「キングスマン」に連れて行く
そこで待っていたのは、キッチナーと、側近モートン
不穏な動きを察知したキッチナー
オックスフォード父子にオーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公を護衛するよう依頼
サラエボ、多くの市民がフェルディナント大公のパレードを迎える中、狂団の暗殺者プリンツィプが狙いを定める
間一髪のところでオックスフォード父子の機転により一度は難を逃れるも…
その後、車が迷い込んだ裏通りで大公夫妻は凶弾に倒れる
そしてこれが引金となり世界大戦が勃発
平和主義のオックスフォード公は独自の諜報網から、ドイツやロシアの怪しい動きに気付く
彼らの企みを阻止すべく…仲間と共に立ち上がる
コンラッドは正義感の強さから、勃発してしまった世界大戦に赴くことを熱望
戦争に参加することだけが正義ではないと諭し、息子を戦地から遠ざけるオックスフォード公だったが…
やがて自らが率いる極秘の諜報活動へ彼を引き入れる
オックスフォード公は屋敷に仕えるメイドのポリーと、執事のショーラで秘密組織を作り上げていた…
人類破滅へのタイムリミットが迫る中、キングスマンは戦争を止めることができるのか?
彼らの最も過激なファースト・ミッションが今始まる!


何だこれは?
切り貼り、ドッタン、バッタン、ガッタン、ガクガク
一つもスムーズに展開しない!本当にツギハギ!
眠い、なんか面白くない
おいおいそこだけ頑張ってどうする?が数か所
あとは何だか盛り上がらない?感動を狙ったと思われる取って付けたようなシーンが数か所
笑えないお笑いシーン…なんか冷めたな
お前ら大根の大群か?(またはそういう演出なのか?)…ヤギの方が演技しているぞ!
なんか頭に入ってこないな…
公開6日目の第1回(9:20)、217席の映画館で3割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN6)
2011.09format