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レイダース/失われたアーク〈聖櫃〉/RAIDERS OF THE LOST ARK (1981)



 インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 
INDIANA JONES and the TEMPLE OF DOOM
[ADVENTURE]
1985 アカデミー賞[視覚効果賞]
1984:アメリカ作品/1984.07日本公開(CIC/東宝)
監督:スティーヴン・スピルバーグ     製作総指揮:ジョージ・ルーカス
CAST-1:ハリソン・フォードケイト・キャプショーキー・ホイ・クァン
CAST-2:フィリップ・ストーンアムリッシュ・プリロシャン・セス
CAST-3:パット・ローチリック・ヤンパスカー・パデルロイ・チャオ/他
ヒット映画の続編、破綻しまくっているストーリー、チャチい作り、見ながら泣きたくなってしまった記憶…多くを語りたくない

STORYは…
1936年、上海、クラブ”オビ・ワン”、歌手ウィリー・スコットのショー、店の奥、中国人暗黒街のボス、ラオ・チェのテーブルに向かう男、考古学者(冒険家)インディ・ジョーンズ、中国最初の皇帝の形見ヌハチとダイヤとの取引き、油断、酒に毒、騒動、解毒剤を拾ってしまったウィリーを引き摺り出し逃走、急発進、運転手はショート・ラウンド…少年、カー・チェイス、解毒剤で命拾い、用意していた飛行機(ラオ航空の文字)、勢いで同乗させられたウィリー、ウタタ寝する3人、飛降りた操縦士、燃料切れ、雪山へ、墜落寸前、ゴムボートを使って脱出、雪面滑走、急流を下り、静かな池へ、歳老いたシャーマンの出現、インドのメイアプール、寂れた村の村長の話…パンコット宮殿に悪魔が住み付き、村の”シバリンガ(聖なる石)”と子供達を攫っていった…助け出して欲しいとの依頼、シバ神が村を救うために空から使者を遣わす…予言どおりに現れてしまった3人、宮殿から逃げてきた傷だらけの少年、持っていた布きれ…シバ神が聖者サンカラに5つの聖なる石を与える伝説が描かれている…シバリンガはサンカラの石?決心したインディ、象に乗ってパンコット宮殿に向かう3人、不平タラタラのウィリー、密林の中に血まみれの猿の像…100年前に滅ぼされたハズの暗殺教団サグのもの…逃げ出す従者達、パンコット宮殿へ向かう3人、歓待する宰相チャター・ラル、王の宴への招待、同席者…巡回中の英国騎兵隊ブランバート隊長、王は13〜14歳位の少年、サグの存在を否定、不気味な夕食、ヘビに甲虫、目玉に脳みそ…食べられないウィリー、果物を持ってウィリーの部屋を訪ねるインディ、惹かれ合う2人、キスの直前、愛の言葉のはずが…意地の張合い、相手が折れるまで引かない?部屋に戻ったインディを襲う男、ムチ、勝手に死んだ殺し屋、ウィリーが危ない?帰って来たインディに狂喜、ベッドに誘うウィリー、殺し屋を探すインディが女性像に触れた時…開く壁、洞窟?潜り込むインディとショーティ、蠢く何千という虫、次の部屋、何かを踏んだショーティ、飛出す鋭い針、下がってくる天井…ウィリーを呼ぶインディ、虫に悲鳴を上げながらレバーを操作するウィリー、通路の先に灯り、そこは巨大なカーリーの神殿、僧侶のモラ・ラム、群がる信者、今 何かの儀式が始まろうとしていた…


話が破綻しまくっています、しかもチャチい、見ながら泣きたくなってしまった記憶がある、しかも今回↑ストーリーを書いていて、またも泣きたくなってしまった…、コミカルなアドベンチャーとして若干は目をつむるとしても… 冒険家でもあるインディの計画のズサンさ、溶岩に降ろされていくシーンはモロ人形劇、神殿もチャチ、坑道で石2つを探す?しかも掘っているのが子供?効率悪すぎる、ウィリーは何故に心臓を抜かれなかったのか?炎(タイマツ)を近付けると魔法が解けるらしいが、神殿中に無数のタイマツ有り、もうこの時点で信者は1人もいなくなってしまう、アレだけのトンネルを水で満たす貯水タンクの大きさって?途中に溶岩も有りましたし蒸気爆発は?パンフレットでの計測上60mの吊り橋の中央を切断、半径30mで円弧を描き、その突端にしがみつき、岩に激突、多分 私なら死んでいます、さすがインディは不死身の男…って、私にココまで書かせてはいけない…
(新宿プラザ劇場)
-1999format



 インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 
INDIANA JONES and the LAST CRUSADE
[ADVENTURE]
1990 アカデミー賞[音響編集賞]
1989:アメリカ作品/1989.07日本公開(UIP)
監督:スティーヴン・スピルバーグ     製作総指揮:ジョージ・ルーカス
CAST-1:ハリソン・フォードショーン・コネリー
CAST-2:デンホルム・エリオットアリソン・ドゥーディジョン・リス=デイヴィス
     ジュリアン・グローヴァーマイケル・バーンリヴァー・フェニックス
CAST-3:パット・ローチブラッドレイ・グレッグマルク・マイルスケヴォルク・マリキャン/他
乗込む、攻撃される、逃げる、反撃、脱出、乗込む、攻撃される、逃げる、反撃、脱出、乗込む、攻撃される、逃げる、反撃、脱出、乗込む、攻撃される、逃げる、反撃、脱出、乗込む、攻撃される、逃げる、反撃、脱出…

STORYは…
1912年、アメリカ・ユタ州、砂漠の岩山、洞窟内を探検中のボーイ・スカウト達、13歳のインディ・ジョーンズ、出くわした盗掘者が手にしていたもの…宝石を散りばめた黄金の十字架、父が考古学者のインディ、見捨てておけない、奪い取った十字架、チェイス、馬から列車へ、屋根の上を逃走、ヘビやライオンの貨車に落ちながらも逃げ続け町へ、自宅、研究に没頭中の父ヘンリーは取合ってくれず、友人ハーマンに案内された保安官(盗掘者に丸めこまれた)、取上げられた十字架、悪党の一人がインディの勇気を評し、自らのカーボーイハットを残し去って行く… 1938年、考古学教授のインディ、大西洋上の貨物船の中、あの”十字架”が船長室にあるとの情報、20数年ぶりの再会、罠、インディ殺しの依頼?大乱闘、爆発、沈没、かろうじて取り戻した十字架… 何事も無かったように講義に立つインディ、溜まった雑務から逃げ出したところを拘束、考古学博物館スポンサーの富豪ウォルター・ドノバンのペントハウス、誰も見付けられなかった”聖杯”の在り処を記した石板、キリストが最後の晩餐で使い、磔にされたキリストの血を受けた聖杯…手にすれば永遠の若さと生命&強大な力を得られるもの、調査責任者の失踪、後任を依頼、渋るインディ、前任者は父!引受けることに…、博物館長マーカス(父の旧友)と父の家へ、荒らされた部屋、目的は?大学で何気なくポケットに入れた差出人不明の手紙を思い出す、ベニスから送られた父の聖杯日誌、ベニスへ、父ヘンリーの同僚エルザ・シュナイダー博士の案内、父が最後に目撃された図書館、日誌から図書館にある地下墓地カタコンベを発見、、伝説の十字軍騎士の棺、聖杯石板に欠けていた第2の手掛り”聖杯地図”!その時、何者かが炎を…火に包まれるカタコンベ、2人を襲う一団、聖杯を守る”十字剣兄弟団”のカジム達、逃げ回り、反撃、自分達が探しているのは”父”だと告げ、オーストリア&ドイツ国境にあるブルンワルト城に幽閉されている事を聞き出す、戻った部屋、荒らされ放題…狙いは父の聖杯日誌?マーカスは聖杯を追いトルコへ、インディ&シュナイダー博士はブルンワルト城へと向かう…


これでもか、これでもかの展開なのですが、基本的には(インディが)乗込む、攻撃される、逃げる、反撃、脱出、をひたすら繰返し、インディの計画のなさ(行き当たりバッタリ)ゆえの当然の帰結ではあり、またそれゆえに危機に陥りハラハラドキドキとなるわけですが…コレだけあれば最低でも2〜3回は死ねます
前回のあやし過ぎる呪術から見ればマシな展開、面白くないかといえばそんなこともなく、ケッコウ笑えるし、ラスト辺りは盛り上がります、ひょうひょうと父親ヘンリー・ジョーンズを演じるショーン・コネリーが良い
(新宿プラザ劇場)
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 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 
INDIANA JONES and the KINGDOOM OF THE CRYSTAL SKULL
 
[ADVENTURE]
2009 ゴールデンラズベリー賞[最低リメイク及び続編賞]
2008:アメリカ作品/2008.06日本公開(パラマウント ピクチャーズ ジャパン)
監督:スティーヴン・スピルバーグ     製作総指揮・ストーリー・原案:ジョージ・ルーカス
CAST-1:ハリソン・フォードカレン・アレンケイト・ブランシェットシャイア・ラブーフ
     ジョン・ハート
CAST-2:レイ・ウィンストンイゴール・ジジキン
CAST-3:ジム・ブロードベント/他
オリジナル・ストーリーが枯渇したか?「お久しぶり続編」を連発するアメリカ映画!今回は?ディズニーランド用アトラクションのためか?年老いたインディがナビ付きの冒険です…

STORYは…
■1975年、米国ネバダ州、荒野の道に軍用車の列、絡む若者達…ほぼ無視、軍の実験基地、ゲート…警備兵を射殺、巨大格納庫“51”前で停止、米軍を装ったソ連兵アントニン・ドフチェンコ&部下、降ろされる目隠しされた2人、数日前…メキシコの発掘現場から拉致されたインディ・ジョーンズ&友人のマック、第2次大戦中の英国MI6局員、OSS(CIAの前身)のインディと共にナチスと戦った仲、ソ連兵を指揮する女性イリーナ・スパルコ大佐、予知能力を持つと豪語!軍が集めた膨大な財宝が眠る倉庫、ある特別な木箱を探すよう命ずるスパルコ、一度は拒絶も…やむなく動き出すインディ、木箱には強カな磁力、火薬と散弾を利用…木箱を発見、中にはステンレス製の棺、「ロズウェル1947」の表示!10年前…空軍の墜落事故調査の名目でニューメキシコ州ロズウェルに緊急招集されたインディ、棺内…金属箔の袋に覆われた小さなミイラ!全員の注意が遺体に向いた瞬間…兵士から銃&ムチを取り戻すインディ、スパルコに銃口を向けるが、そのインディに銃を向けるマック!金のためにソ連側に寝返り!ライフルを暴発させて脱出&高所から木箱を載せたジープを追うインディ、老い&目測の誤り…別の車に落下、ジープを奪取、激突、爆風、吹き飛ぶ周囲の木箱、ドフチェンコ共々地下実験施設へ落下するインディ、ジェットエンジン付の貨車、点火、猛烈なスピード、失神するドフチェンコ、持ち堪えたインディ、終点で脱出!徒歩で砂漠超え、奇妙な町、理型的なアメリカ郊外の住宅地、無人!動くもの…インディを追うジープ、一軒の家へ…新式の電気製品、白黒TVが映す番組…見ている家族は人形、核実験用の施設“ドゥーム・タウン”、緊急放送、核爆発まで1分、慌てて鉛張りの冷蔵庫に潜り込むインディ、かろうじて生き延びる… ■パトロール兵に救出されたインディ、ソ連との関係を疑うFBIエージェント2人の尋問、インディの身元を請負う10年来の友人ロバート・ロス将軍、スパルコはスターリンお気に入りの心霊学者&世界中の遺物を軍事利用するために収集中と… ■コネチカット州、マーシャル・カレッジの教壇、インディを疑い続けるFBI、トラブルを嫌う理事会…インディ解雇を画策、彼を案じるスタンフォース学部長…自身の辞職と引替えに休職扱い ■米国を去ることにしたインディ、かつての冒険生活には年をとり、父ヘンリー&冒険を支えたマーカス・プロディも亡い、ライプチヒで教壇に立とうと考えるインディ ■N.Y.行きの列車に乗るインディ、追跡者…FBI?KGB?発車、そんなホームに…ハーレーダビッドソンに乗った若者が乗り込み…インディの名を叫ぶ&「オックスリーが殺される!」と、慌てて下車 ■若者で賑わうアーニーズ・ダイナー、好きに生きるため大学辞めたばかり!自らをマット(雑種犬の意)・ウイリアムズと名乗る若者の話、インディがシカゴ大学で師事したレイヴンウッド教授の教えを受けた仲間オックスリー…20年程前から疎遠、マットの父親が戦死後、母とマットの面倒を見てくれた…伯父のような存在だったオックスリー、半年前、母マリーに届いたオックスリーの手紙、「ペルーで超能カを持つクリスタル・スカルを見つけ、アケトーと呼ばれる神殿に戻さなければならない!」という内容+記号?ただならぬ気配!ベルーに向かった母まで行方不明…捕らわれの身!誘拐犯はクリスタル・スカルを見つけ出さない限り、2人のどちらかを処刑すると宣告、一瞬だけ誘拐犯の手を逃れた母…「インディ・ジョーンズに助けを求めろ」とマットへ電話 ■アケトー…伝説の都市エル・ドラド(黄金郷)、7000年前、神に導かれた種族ウーガが建設、1546年…コンキスタドール(征服者)フランシスコ・デ・オレリャーナがアケトーを探索に向かい行方不明、時同じくして…アケトーからクリスタル・スカルが持ち去られた&それをアケトーの神殿に戻した者は神秘の力を授かると言う言い伝え、インディもかつて挑戦…病気でリタイア ■マットが手紙を取り出したとき…追跡者の姿、騒ぎを起こし…バイクで逃走する2人、母親の電話…自分に手紙を解読させるための罠!とインディ、マットの巧みな操縦、図書館へ突入…逃走に成功 ■インディ宅、手紙の解読、象形文字…古代コイホマ語、オックスリーが既にクリスタル・スカルを見つけ&隠していると推理、それをスパルコが狙っている!追跡者は彼女の手先! ■飛行機を乗継ぎ…ペルーに飛ぶ2人…


大スクリーンにかけられる…魅力的なオリジナル・ストーリーを製作することができない昨今のアメリカ映画、アメリカ以外でヒットした映画のリメイク権を買いあさり…無理矢理ハッピーエンドで終わらせ…滅茶苦茶にしてしまうか、当たった映画の続編を連発するか…それすら出し尽くして最近は「久しぶり続編」を連発するアメリカ映画…「17年」ぶりの「ロッキー・シリーズ」、「20年」ぶりの「ランボー」…この2作には別の理由もあると考えられるが…、それから2007年に…「ダイ・ハード」は「12年」ぶりの続編、そして「インディ・ジョーンズ」シリーズは「19年」の時を経て続編が公開という状況、どれもこれも、まあ何というか…、「インディ・ジョーンズ」シリーズですが…年老いた昔のヒーローが老骨に鞭打って…頑張らされてます、イタイタしさで涙なくしては見られないシーンもありですね!そういえば…今年は「ハムナプトラ」程度でも続編公開対象…前作から「7年」ぶりの「3」、「リメイク作品」なんかは…考えただけで恐ろしい!オリジナル・ストーリーの枯渇なんでしょうね!
ただし「インディ・ジョーンズ」に限れば…ディズニー・シーでのアトラクションにあわせる形で続編製作というチョット変わったパターン!なかなか珍しい…そんな理由もまあ〜ありか!但し、面白ければなんだけど…実際のところ…無理矢理「クリスタル・スカル」を出す内容、行き当たりバッタリでいつも苦難に面するインディ・ジョーンズが悩まないですむナビゲータ付!年齢相応のアクション…逆手にとってお笑いシーン、あまりハラハラ・ドキドキもなし
「1」のヒロイン、カレン・アレン扮するマリオン再び…それでもって、アレがナニで…あらら!サービス精神のファール・チップ?(どんな日本語だ?)で…ジャンル不明、無理矢理のハッピーエンド
更なる続編の布石打ち?続編製作可能とするエンディングでした、まあ65歳のハリソン・フォードにこれ以上無理させない方が良いでしょうね、全体的には…お約束の展開、あのテーマ、懐かしくもアリで、面白かったかというと…まあこんなものでしょう…というような感じでした
ちなみに地下鉄・副都心線もできたここですし新宿に見に行きましたが、シネコンは残席僅かのためパス、せっかくなら巨大スクリーンで見ようと思い新宿プラザ劇場方面へブラブラ…適当な時間に入場、列に並ぶ…なんかこれだけの行列は久しぶり、扇子持って行って正解でした
そして入場…、あ〜!新宿プラザ劇場は1044席の大型映画館だけど、いまだ改修となされておらず、クッションの弱った昔のままの小さな椅子、チョット楽な姿勢をとろうとすると前席にヒザがあたる…体のサイズはそう大きくない私でも狭い!映画を見るのに並ぶことは昔から慣れっこだけど…椅子のサイズ、前後の距離の狭さはツライものあり!映画を見るための快適さを取るとなると…スクリーンは中規模でも「新しい映画館で時間指定の定員入替制」を選択するしかないか…やはり、少々悩む私でした…
ちなみに公開初日の第3回(15:50〜)、1044席の映画館は、8割程の入りでした(新宿プラザ劇場)
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 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 
[ACTION]
2023:アメリカ作品/2023.06:日本公開(ウォルト・ディズニー・スタジオ)
監督:ジェームズ・マンゴールド   製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグジョージ・ルーカス
出演:ハリソン・フォードフィービー・ウォーラー=ブリッジイーサン・イシドール
マッツ・ミケルセンボイド・ホルブルックオリヴィエ・リヒタースショーネット・レネー・ウィルソン
トビー・ジョーンズジョン・リス=デイヴィスアントニオ・バンデラスカレン・アレン/他
もう「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008)」ですら無理があると思ってたのに…
よっぽどのコンテンツ不足か?ドル箱映画なのか?
80歳の「ハリソン・フォード」にムチ打っての15年ぶりの続編!
宣伝文句は…
「ハリソン・フォードが挑む、インディ・ジョーンズの最後の冒険が、ついに幕を開ける」
だいぶ含みを残した言葉だな?
本当に「最後の冒険」か?「最後の冒険の始まり」とも読める…最後の冒険はまだまだ続くとか?
「ハリソン・フォードが挑む」とは、生きているハリソン・フォードとも読める…生成AI映像ならまだまだいける?
なんなら別の俳優で、昨今のハリウッドお得意の「マルチバース」で別次元のインディ・ジョーンズ映画を作るか?
少年時代のインディ・ジョーンズの冒険譚_Episode“0”という展開もあるかもね!(その場合は配信だろうけど)
勘ぐれば勘ぐれるが…
まあ生きているハリソン・フォードによる本当に最後のインディ・ジョーンズと信じて、今回観に行きます!

STORYは…
第二次世界大戦真っ只中の1944年
考古学者で冒険家の“インディアナ (インディ)・ジョーンズ”ことヘンリー・ジョーンズ・Jr.
宿敵ナチス・ドイツが拠点を構える城へ、ヒトラー総統に送られる美術品の山、搬送作業、潜入も囚われてしまう!
(そこへ「ロンギヌスの槍」を持ち込む科学者ユルゲン・フォラー)
尋問、首吊り状態からの脱出…輸送列車の追跡開始!
その直前、森に潜んでいた友人バジル・ショウもナチスに囚われ…列車に乗せられてしまう!
「ロンギヌスの槍」を手にするが、一瞬で偽物と見破る(持ち込んだユルゲンも偽物と気付いた様子)
囚われのバジルが聞いた情報、天才数学者&発明家アルキメデスの残した“運命のダイヤル(アンティキティラ)”
今、列車内にある“アンティキティラ”は2分割された片方!
連合軍空軍の攻撃が始まった列車内、ユルゲンとの争奪戦
命からがら(“アンティキティラ”と共に川に飛び込み)脱出するインディとバジル
25年後の1969年のアメリカ
リチャード・ニクソンが大統領就任、ベトナム戦争へ派兵、若者は様々な社会運動に参加&ロックンロールに夢中
そしてこの年、アメリカとソ連の宇宙開発競争が激化、ついに「アポロ11号が人類初の月面着陸」を達成!
70歳のインディ・ジョーンズも「定年退職」を迎える身
長年にわたり教壇に立ってきたインディだが、世界を股にかけた冒険の日々は遠い過去のもの
広大な砂漠や海を恋しく思い、新たな冒険を心のどこかで求めているもの…
世界が激動するスピードに取り残されつつあったインディ
「定年退職サプライズ・パーティ」の日、インディの元に旧友バジルの娘ヘレナ・ショウ(インディが名付け親)が訪ねてくる
彼女は亡き父親の人生を狂わせた、歴史を変える力を持つ“運命のダイヤル(アンティキティラ)”の在りかを尋ねてくる
考古学を専門に学んでいると言っているが?金の話、ドライな感じ?
でも“アンティキティラ”の半分の在りかに案内するインディ(大学の収蔵庫の隠し棚)
実は“アンティキティラ”を研究し尽くしたバジルはそれが非常に危険なものだと判断!
壊そうとするバジルから取り上げ、自分が必ず壊すという約束で回収した品
ところがヘレナの行動を追いかけていた一軍あり、インディって誰?
2人を追うグループの主はユルゲン!収蔵庫の2人を急襲!“アンティキティラの半分”奪い逃げるヘレナ!
月面着陸パイロット達のパレードの中での追跡劇!
警察に通報したインディは…いつの間にか犯人として追われる身に!
彼を逃がしてくれた旧友サラー(エジプトからアメリカ移民に尽力してくれたインディに恩義)
“アンティキティラの半分”を持ったヘレナの行き先は容易に推測が付く!モロッコの闇オークション会場へ!
古代遺物を「お金」に変えることしか頭に無いヘレナと相棒の少年テディ
それを阻止するためモロッコに飛ぶインディ
“アンティキティラ”を求めて追いつくユルゲン
ナチス崩壊後にアメリカへ渡り、NASAのエンジニアとしてアポロ計画に携わり、本当は大統領に会う筈だったけど
“アンティキティラ”で歴史を変えようと目論んでいる!元ナチスとしての野望を 諦めていないユルゲン
総統アドルフ・ヒトラーが犯した失敗を修正するため、インディに再び近づこうとしていた!
果たしてインディとヘレナは、ユルゲンより先に“アンティキティラ”を見つけることができるのか?
“アンティキティラ”に秘められた力とは?
インディ・ジョーンズ、最後の冒険が始まる!


何か情報が多過ぎて慌ただしいだけの序盤、なんか「ミッション・インポッシブル」か?
敵役がマッツ・ミケルセンが強力過ぎる(お茶らけていない?本気の敵役!)
空振りするインディ・ジョーンズのテーマ曲、それはここで掛ける展開じゃないと思うけどどうか?
なんか「インディ・ジョーンズ」とは違うものを観ている感じ
ただ「マリオンの写真」だけが気になる次第
過去の回想(戦闘シーン)&都会(アメリカ)を離れて、スピードダウン!
お宝探しが始まって、やっといつもの「インディ・ジョーンズ」的になる!が
敵が有能すぎて、ヨーロッパ中動いても動いても、瞬時に追いついてくるので、展開がワンパターン
まあインディ・ジョーンズ・フォーマットと言えばそれまでの話
まさか終盤が、完全に「SF」になってしまうのは笑えると言えば笑える!
これって「インディ・ジョーンズ」?アベンジャーズじゃないよね?
まあ「インディアナ・ジョーンズ教授」への最後のご褒美シーン!
「西暦前のローマ」「アルキメデス」を強制的に奪われた代わりに手にした…幸せ!
でも最後の最後の「帽子」のシーン!
まだ冒険は終わっていない!インディ・ジョーンズはまだ健在の象徴!と受け取りました!
良いラストシーンでした!
まあいろいろとモヤモヤする映画でしたが、ラストで救われました!
公開2日目の第1回(10:00)、341席の映画館でほぼ満員の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN4)
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