行・ひ・び・ぴ 作品・日本







 病院へ行こう 
[COMEDY]
1990.04:日本映画(東映)
監督:滝田洋二郎
CAST-1:真田広之薬師丸ひろ子大地康雄
CAST-2:尾美としのり伊原剛志平栗あつみ斉藤慶子荒井注螢雪次朗ベンガル角田英介嶋田久作
     レオナルド熊加藤善博米山善吉井上彩名
CAST-3:大杉漣/他
患者は医者の財産です & こんな時代に健康でいられるなんて、あなたは”きっと”どこかおかしい…というコピーのコメディ映画、怪しげな人間が集う中に放り込まれた「それはそれで問題の2人」が…

【STORY】
広告代理店勤務の公平、妻の誕生日、約束をドタキャン、待たされた妻…酔った勢い、意気投合した中年男・十津夫を自宅に招きドンチャン騒ぎ、十津夫の裸踊り、帰ってきた公平、間男!?もみ合い…階段落ち、某大学病院に担ぎ込まれた公平&十津夫、緊急マニュアルを持って右往左往する研修医・吉川みどり、震える声、注射器を持つ手も…、「本当の医者を呼んでくれ〜!」絶叫する公平…、入院生活、同室の怪しげな患者達、研修医みどり、公平の隣のベットには十津夫、骨折で動けない2人、数日後…大量の血を吐いた公平、検査の連続、入院、仕事、夫婦関係、ストレスの合併?胃ガンと思い込み深刻な公平、「大丈夫、ただの潰瘍よ!」 一方の十津夫…みどりに想いをよせ入院生活をエンジョイ、しかしレントゲンに妙な影、とんでもない理屈で手術を勧める胸部外科医、悩むみどり、十津夫に手術が必要と説明…「たいしたことないのに手術?」 踏切れないでいる十津夫だが…


登場する怪しげな入達:[患者]@働くより入院中の方が収入アップ(保険等)?入院延長を画策する公務員夫婦 A金にモノを言わせて19歳の女と結婚しているジイさん Bパソコン&怪しげな装置類を持ち込み、黙々とキーボードを叩き続ける男 C鎮痛剤と言えば「座薬のねェ」と指定するオカマ・バーのママ D「俺、顔がいいだけだから…」が口癖のナンパ学生  [医者]@人が死ぬの見ていられない研修医みどり A「笹蔵君と寝たら…検便されそう」とみどりに言わしめるマニアックな寄生虫研究医 B「医学の進歩のため切りましょう!スパッと!」と語る、手術したい外科医…

これを書いている2001年では、絶対にこんな映画は作れない(危なくて企画も通らないかと思われる)…で、それはさておき取合えず笑えます、そんなバカなと思われるようなシーンも多数ありますが… 私自身、体調を崩し病院通い&入院を数度経験致しましたが…いろいろと危ない医者・看護婦に遭遇しましたし、もちろん患者達も…酒を飲んでたやつ、無断外出で行方不明になった人、盗難、仕事、ギャンブル、SEX…まあ実にいろんな方が…
-1999format



病は気から/病院へ行こう2     ( 1992.12 )