行・ち・ぢ 作品・日本






チーム・バチスタ FINAL/ケルベロスの肖像   は、別ページとなります



ちびケロ/ケロボールの秘密!?   は、別ページとなります



ちひろさん                       (2023.02)Netflix配信と映画公開が同時



 チャイナシャドー/SHADOW of CHINA 
[HUMAN DRAMA]
1990.05:日本映画(日本ヘラルド映画)
監督:柳町光男     原作:西木正明 「スネーク・ヘッド」
CAST-1:ジョン・ローン佐藤浩市サミ・デイヴィスヴィヴィアン・ウー
CAST-2:ローランド・ハラー・3世ロイ・チャオサム・ニール(ジョン・ダーモット名)
CAST-3:ケネス・ツァン/他
宣伝コピー「ヘンリー・黄は何語で泣けばいいのか…」、香港の青年実業家、中国から脱出してきた過去、彼の出自の秘密とは?…「ラスト・エンペラー」以降、人気だったジョン・ローン主演、オープニングとラスト以外???な映画です

STORYは…
1976年・秋…毛沢東の死、内部抗争、国境の大河、香港への密入国を図る恋人同士…紅衛兵・呉昌(ウーチャン)とモンリン、香港警察が迫った時、彼女は男を逃がす、躊躇しながら消える男、愛を代償に得た自由… 13年後の香港、日本人ジャーナリスト・アキラ…香港取材と”大林一夫”なる人物探し、道案内に雇った少年・小牛、案内された上海クラブ、姉だと指差されたクラブ歌手…モンリン、見入るアキラ、財布とパスポートを奪い逃亡する小牛、モンリンと知合ったアキラ…彼女に惹かれていく、 2人が潜り込んだ仮面パーティ、イギリス人女性キャサリン(既婚)と踊る香港人実業家・ヘンリー・黄(ウォン)…呉昌!再会…”収容所を脱走、随分と探したと語るモンリン…フラッシュ、アキラのカメラ…怒ってフィルムを奪うウォン… その後のアキラ…上海紅衛兵にいたと噂される日本人”大林”探し…モンリンから話を聞いたウォンは一笑に付すが…以来、不思議な幻想を見る…雪の1本道を馬ゾリで行く日本人母子の姿、自分の出生の謎?心乱れるウォン…反面、ビジネスでは、香港暗黒街にパイプを持つ”李克中”所有の新聞「華民日報」の買収に成功、富と言論の掌握? 大陸からの亡命者が集う秘密の場所…香港返還後の中国に”秩序正しい”社会を作ろうとするメンバー達、華民日報を手土産にメンバー入りを懇願するウォン、満場一致での承認、その一方、「あの日本人と一緒に東京へ行くべき」と言いながらモンリンの動向が気になる…(見透かされた?夫の元へ帰っていくキャサリン)、再び結ばれる2人、モンリンへの告白…自分が”大林一夫”であること…、アキラの取材でウォンが日本人と確信した李克中の反撃、香港中の新聞、”ヘンリー・黄は日本人戦犯の息子”の文字…続く李の攻撃、モンリンだけは逃がそうと…


1997年、中国に返還された香港、彼から全てを奪っていった者達、香港に渡り、そして中国に戻ったウォンの戦い、彼を愛し続けた彼女、そして彼の復讐はなったのだろうか…て、内容的には、特に持ち上げる所は無いけれど…、妻(独身時代)とのデートで見た初めての映画なもので…印象が強いのです、実は隣ばかり気になっていたのですが…
話は変わりますが、現在(2001年1月)、ジョン・ローンは何処へ?
(シネセゾン渋谷)
-1999format



超高速!参勤交代              は、別ページとなります
超高速!参勤交代リターンズ        は、別ページとなります



 チ・ン・ピ・ラ 
[COMEDY]
1984.11:日本映画(東宝)
監督:川島透
CAST-1:柴田恭兵ジョニー大倉
CAST-2:高樹沙耶石田えり川地民夫久保田篤魁三太郎木村孝志菊地建二鹿内孝小野武彦
CAST-3:鹿沼えり利重剛金内喜久夫中真千子松熊信義我王銀次/他
柴田恭兵が大好きな後輩(同じ独身寮・映画好き)から誘われ、全くノーマークの映画「チ・ン・ピ・ラ」を一緒に見に行くことになりまして…、あまり期待していなかった分…面白かったりして

STORYは…
■藤川洋一と梅沢道夫…ヤクザならぬ「チンピラ」、生活の糧…競馬のノミ屋、たまの小遣い稼ぎ…ライブハウスでのアトラクンョン「“銃殺”寸劇(リアル?)」 ■ある日…暴走族にカラマレている女性を助ける2人、そのまま…お持ち帰り、洋一&長崎裕子、道夫&美也 ■毎日が勝手気まま、自由人の生活、「俺達、自由な社会人」「俺達フリーのヤクザ」などと軽口 ■ある夜、いつもの“銃殺”寸劇のため…ライブハウスを訪れた2人、仲間の太と木村のミス、暴力団・伊藤会の組員を巻き込み…激怒、殴る蹴るの暴行、2人の親分格・大谷の口利きで解放される2人、満身創痩でアスファルトに横たわる2人、呟く洋一「ヤクザがプロで…俺達チンピラは…アマチュアなのかね」 ■居着いた裕子と暮す洋一 ■大谷に呼び出された洋一、本物のヤクザにならないかとの誘い、大谷の直参、本来なら兄費分の道夫が順番、洋一の方が器が大きいと判断した大谷、先日の出来事…ヤクザ入りを決心する洋一、組入りの研修…大谷と共に挨拶まわりを始める洋一、恨みはないが…複雑な心境の道夫 ■研修で忙しい洋一の留守中、寂しさ…シャブに手を出す裕子、大谷から一時的に預かったブツ、とりあえず道夫へ預ける洋一、ヤクザ入りを断念、目が離せない裕子、しかし…洋一の思いを裏切るように…去って行く裕子、悔しさと寂しさ…酒をあおる洋一に…更に悪い知らせ、ノミ屋の大損で追いつめられ道夫が…件のシャブを横流し&大谷を刺した!? ■道夫を追う組員達、道夫を探す洋一、デパートの屋上で…道夫を発見、肩を震わせ…「死ぬのが怖い」と怯える道夫、彼を絶対に死なせないと決心する洋一、車を手配、親しい仲間達へ連絡、デパートの閉店を待ち、エレベータで地上へ、ドアが開いたとたん…目の前で銃口が火を吹く!鮮血にまみれた洋一、グッタリとし動かなくなった道夫を抱え…ヨロヨロと車へ向かう洋一、「道ちゃん、素敵だったよ!今もずっとずっと素敵だよ!」と…、車中へと倒れ込む2人…


上にも書きましたが…柴田恭兵が大好きの後輩(同じ独身寮・映画好き)に誘われ、全くノーマークの映画でしたが一緒に見に行ったわけですが、軽妙なコメディ映画でケッコウ面白かったりして…、で…すっかり感化されてしまった後輩は、暫くの間…柴田恭兵化してました、特に公衆電話のプッシュ・ボタンを親指で押すシーンはカッコよいと…、練習までして自分のものとしてました
実は「チ・ン・ピ・ラ2」が計画され、経緯はともかく、1987年にジョニー大倉主演で「ハワイアン・ドリーム」として公開されてます、チンピラを題材にしたコメディ映画であることに変わりはありませんが、柴田恭兵は出演していないので…多分後輩は見に行っていないでしょう
更に…「チ・ン・ピ・ラ」は「海に降る雪」との2本立てで…1冊のパンフの表裏がそれぞれの表紙となっている珍しいパンフとなっています (2006/02)
上記に書いた後輩が若くして突然の死…もう彼の柴田恭平ネタは見られない…、ご冥福を祈ります(2007.04.30)
-1999format



 沈黙の艦隊 
[ACTION]
2023.09:日本映画(東宝)
監督:吉野耕平   原作:かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」
出演:大沢たかお玉木宏
水川あさみユースケ・サンタマリア
中村蒼前原滉松岡広大中村倫也
橋爪功笹野高史夏川結衣江口洋介酒向芳手塚とおる岡本多緒
リック・アムスバリーアレクス・ポーノヴィッチロブ・フラナガンジェフリー・ロウ
 上戸彩/他
先週「BAD LANDS/バッド・ランズ」にするか「沈黙の艦隊」で悩んだ末に「BAD LANDS」を選択したが…
今週公開作に目玉というか、興味を惹くものが無いので…安心して「好物の潜水艦モノ」である「沈黙の艦隊」を観る!
今 何故「沈黙の艦隊」なのか?
何か革新的な技術進歩があるか?いやいやそんな話は聞いた覚えがない?政治情勢的?真逆そんな意図ないだろうし!
まあネタ切れなのかな?
3連休中日に2日前の予約時点では「491席スクリーン」ガラガラ!
実際に鑑賞直前の座席予約状況を見たら、100人程度(2割)の入り!大丈夫か?
まあ有名俳優人が大量出演してるので、自身の「映画サイト」のデータ更新できるので良しとしよう!

STORYは…
日本の近海、海上自衛隊の潜水艦「やまなみ」が、船籍不明?のアメリカ原子力潜水艦に衝突して沈没!
艦長の「海江田四郎」を含む乗員76名が全員死亡したとの報道…衝撃が走る日本!
だがそれを信じていない男、かつて潜水艦「ゆうなみ」で海江田に仕えた現「たつなみ」艦長の深町
あの海江田が何の策もなしに沈む筈がない!
独自に副長&ソナーマンに命じて事象を調べ始める…必ず「海江田」達は生きている!と結論する深町
(かつての「ゆうなみ」事故で冷徹な判断を下した海江田)
実は乗員は無事生存!彼等は日米極秘プロジェクトの日本資金で開発された高性能原子力潜水艦「シーバット」計画
「やまなみ」を捨てて、アメリカ第7艦隊所属の「シーバット」に乗務させるための偽装工作!
日本政治家の妖怪達が「自国は自国で防衛」の幻影の賜物〈数奇な運命の落とし子〉だったが…
その艦長に任命されたのが、 海自一の操艦技術を誇る海江田であった!
極秘裏で開催されたパーティー、防衛大臣と「シーバット乗員」
原潜の訓練役(お目付け役)に…自分の乗る潜水艦は自分達で点検させてくれと申し出る海江田艦長
退場する海江田&乗員
初出航、最初の試験航行、小笠原沖で米原潜と近接コンタクトの筈が
海江田の予想通り、裏に隠れている原潜2隻
「シーバット」から放たれる音響魚雷、パニくるアメリカ!
日本も何が何だか?極秘プロジェクトが少しずつ関係者に伝えられる!
消えた「シーバット」を追えるの「横須賀に停泊中の「たつなみ(深町艦長)」…命令
深町の感!シーバットはマリアナ海溝でアメリカ第7艦隊を待ち受けている!移動開始!
同様の考えからマリアナ海溝に集結するアメリカ第7艦隊
そこに堂々と浮上する「シーバット(海江田)」
ミサイルと魚雷を撃つか!撃たれるか?が…
海江田は「シーバット」に核ミサイルを積載ている“かも”しれないと言う
いつどこで?
パーティーを早退して自主点検の時間があった筈だと言う海江田(真偽不明、本当?ブラフ?)
海江田は…自分を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」建国を宣言!
海江田を核テロリストと認定、「やまと」撃沈を命じるアメリカ
アメリカより先に「やまと」を捕獲しようと追いかける海自のディーゼル艦「たつなみ(深町艦長)」
アメリカ第7艦隊の旗艦“ロナルド・レーガン”と「やまと」の前に浮上する「たつなみ」
独立国「やまと」に駆け付ける深町だが…不調
アメリカ第7艦隊の仕掛けに撤退する深町
海江田の掲げる大義か?それとも反逆行為か?
日米政府、海自の潜水艦乗組員達、米軍までも運命の大波に呑みこむ、海江田四郎の真の目的とは?


唐突なエンディングロール!
「あっ、えっ?」と声が出てしまった!そこでお終いかよ!ってとこで終わる…
なんだこれ?
余韻なし!とっても不愉快な残尿感?…とも違うか
上手く言い表せないが、この物語(かわぐちかいじのコミック「沈黙の艦隊」)
ここからが本筋となる部分に「踏み込まない」で終わっちゃうエンタメ作品!
例えていえば@「ドラえもん」がのび太の前に現れて
問題解決のためドラえもんが四次元ポケットに手を突っ込んだ瞬間に終わる感じ!
例えが古ければA「パリピ孔明」で、孔明が英子の軍師になりますよ!って
宣言したとこで終わる感じ!
一体何がしたかったの?という謎の切り取り方!
まあ「アメリカ第7艦隊」は掴みとしては面白い部分で、映画にすれば確かに見栄えするだろうが
それだけの映画(なんのための映画化だったの?)
で意外と緊迫感ないのは、「やまと元首」海江田艦長の操縦が凄過ぎで
映画にすると「突然出現するゴーストシップ(幽霊船)」にしか見えないこと
自衛隊潜水艦「たつなみ」のソナーマン南波なくしては捉えることが不可能!
海江田に対抗する深町艦長の熱さは分かるが…という切り取り方
で、政治的な難しい部分はサラッと…流す!
原作と違い総理大臣を能なしにして…
防衛大臣VS内閣官房長官VS外務大臣VS妖怪の混迷度を上げているが
結局何にも手を出す前に終わっちゃった!
でもパンフで…外務大臣役の酒向芳は「こんな内容のものを映像化していいのか?」というコメント
でも全巻読破したという酒向さん迫真の演技!
時代的に難しい題材を映画化したんだけど…何せ「本題」にはほぼ触れていないのでね!
インスタ見ると…
「続編」を話題にしているが、それ原作読んでない人の話では?
「アメリカ第7艦隊」との戦いから「独立国“やまと”建国」からの…政治的駆け引き、その後が重要だけど
ここで切っちゃったので、次の映画の出だしが描けないんだよね!ロシアとの戦いからスタートできる?
それとも突然政治交渉から入れる?
なので続編はない!が私の結論
余談
この映画、主人公「海江田艦長の歩数は50歩位では?」
まあ「王騎将軍」も馬上の人なので「大沢たかお」は歩かないが存在感!?
しかし
ガラガラの映画館で中央席を予約したのに
隣席に座ってきた50代位のご夫婦、なんか荷物たくさん持ってたりするのなら
1つ席を外せば、隣席に荷物置けるよ?と思うんだがな?
TOHOシネマズの現行予約システムなら座席の空き状況分かるはずなんだけどね?
そういうの苦手なのか?大混雑を予想して中央に寄せてきたのだろうか?
にしても予約状況で分るだろうに…謎だ!
公開10日目の第1回(10:15)、491席の映画館で100人程度の入り(TOHOシネマズ日比谷 SCREEN12)
2011.09format



沈黙のパレード             は、別ページとなります