#168 パソコンの更新(購入編)

2001/05/27

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 ADSLも導入したことだし、ハードウェアも安くなってきたことだし、そろそろ人並みの速度で動くパソコンが欲しいと思うようになってきた。そして、非常にファジーな選定基準の結果、安くてそこそこ性能も良いメーカー直販のパソコンを買おうということになった。というのが前回の話

 ということで、今度はもう少し具体的に、新しく買うパソコンに求めるスペックをまとめてみることにした。

HDDは20Gbyte以上

 以前にHDDを買ったときにも予想していたことだが、前回追加で購入した8Gbyteの外付HDDも、いつの間にやら半分以上埋まり、一時期は容量が足りなくなったこともあった。最近は頻繁に使わないデータについてはMOなどに待避するようにしたが、増える一方のデータのストレージは、容量が大きければ大きいほどいい。それに最近の内蔵HDDは、10Gbyteでも20Gbyteでもたいして値段は変わらない。

CD-R付き

 HDDも有限である以上、それを超えたデータはどこかに待避させなくてはならない。今まではMOを使っていたが、今後はメディア単価が安く、どんな環境でも参照可能なCD-Rを使うのがよかろう。

あればDVDも

 必須というわけではないが、今後の動画保存メディアは確実にVHSテープからDVDへと移るであろう。まあ今のところDVDプレーヤーを単独で買うほどの需要はないので、パソコンにその機能があればそれに越したことはない。

1280×1024フルカラー以上

 Window環境における画面の広さは、実世界における机の大きさと等価である。広ければ広いほど作業効率はよくなる。ましてパソコンは仮想空間だから、ディスプレイを置く物理スペースさえ確保できるのなら、解像度はなるべく高い方が望ましい。

USBポート2つ以上

 USBもここへきてようやく広く浸透し、気がつけばかなりの外部接続機器がUSB接続になってきた。今回はスキャナやカードリーダなども別途購入する予定なので、これらの機器を接続できるUSBポートが2つは欲しい。

スロットの空きが2つ以上

 ネットワークのポートがなければネットワークカードは必ず付ける(とりあえずカードは持っている)し、その後状況に応じてSCSIカードやグラフィックカードなどを挿すこともあるだろう。そのための空きスロットはやはり2つは欲しい。

十分なメモリ

 最近のWindowsを使うようであれば、128Mbyteが最低ラインであろう。(もっとも余った128MbyteのDIMMがあるので、標準搭載メモリは64Mbyte程度でもとりあえずは構わない。)空きスロットがいくつあるか、最大どのくらいのメモリが積めるかは今後の増強も視野に入れれば気になるところだ。

 例によっていろいろとやかましい条件を挙げたが、今時のパソコンであればそんなに難しい条件ではない。これらの条件を満たすもので、できればディスプレイ込みで10万円で買えないものかと、メーカー直販サイトをあれこれ巡る。とは言え、さすがにDVDもディスプレイも付けて10万円となると、なかなか条件を満たすものはない。いろいろ探して、ようやく10万円ちょっとでS社のアウトレットのものにしようかと目星をつける。

 その日、別の用事で近くの電気屋に行くと、99,800円で上記の条件を満たすパソコンをあっさり見つけてしまった。通販と違い、店頭で買えば代金振込料や配送料もかからない。ということで、結局はそのパソコンを店頭でカード一括払いで購入。高い買い物とは言え、決まるときはこんなものである。近くの店とは言え、ディスプレイ込みで持ち帰るには車でもないと無理だが、幸い配送は無料でやってくれるということなので、配送をお願いした。

 ということで、悩んだ割にはあっさりと次期パソコンが決定。届くのは二日後の午前。楽しみ楽しみ(続く)。


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