2016年9月の映画  戻る


君の名は。 YOUR NAME.
2016年 106分 日本
監督・脚本 新海誠(「ほしのこえ」「秒速5センチメートル」
音楽 RADWINPS(ラッドウィンプス)
出演 宮水三葉(みやみずみつは)/立花瀧(たちばなたき)/勅使河原克彦(テッシー・三葉の同級生)/名取早耶香(さやか・三葉の同級生)/奥寺ミキ(立花瀧のバイトの先輩)/宮水四葉(三葉の妹)/宮水一葉(三葉の祖母)
メモ 2016.9.22(木)秋分の日 TOHOシネマズくずは
あらすじ
東京に住む男子高校生、立花瀧(たちばなたき)と湖を囲み森に囲まれた村に暮らす女子高生、宮水三葉(みやみずみつは)の心が日によって入れ替わる。入れ替わった時の事は薄れ記憶に残らない。どちらの家庭にもよく気が付くこうるさい母はいない。
感想
「秒速5センチメートル」が後ろ向きで暗かったので迷ったんやけど、あまりの評判の良さに見に行ってきました。場所が「樟葉(くずは)」(ベッドタウンの地方都市)やったせいか、男子中学生が集団で見に来ているのに驚く。このロマンティックな映画を、ねえ。
最初は絵が硬いなと思っていた人物画が最後にはやわらかくなったような気がする。絵に慣れたんやろか。
同じところに落ちるんなんてどんな確率やねん!と思いましたが、きたるべき大震災を予兆して備えろ前向けって言っているんやな。
 
ダイナミックに時にはさらさらと が多様されている映像が美しい。実写では無理やろね。デジタルの時代にエンピツ書きの絵というアナログが混ぜてあるのがうまい。声は声優の方がいいな。大きな声を出すときが耳触りやねんな。わかったような奥寺ミキの声も目立ち過ぎていまいちやった。アニメ「凪のあすから」の’まなか’の声の古典の先生役、花澤香菜が立っている(そんなに好きな声でもないのに)。俳優に声優混ぜるのやめた方がええんじゃなかろか。音楽はいいような悪いような。(最初はバンプかと思ったので、たぶん好みじゃないのね) 映像を引き立てようよ。
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2016年 141分 日本
監督・脚本 李相日(リサンイル)
原作 吉田修一「怒り」
撮影 笠松則通
編集 今井剛
出演 綾野剛(東京・直人)/松山ケンイチ(千葉・田代)/森山未來(沖縄・田中)/妻夫木聡(東京・藤田優馬)/原日出子(優馬の母)/高畑充希(東京・薫)/渡辺謙(千葉・槙洋平)/宮崎あおい(槙愛子)/池脇千鶴(愛子のいとこ 明日香)/広瀬すず(沖縄・泉)/佐久本宝(沖縄・辰哉)/ピエール瀧(刑事・南條)/三浦貴大(刑事・北見)
メモ 2016.9.17(土) イオンシネマ大日(だいにち)
あらすじ
東京八王子の住宅街で夫婦が殺される。妻を殺した後、夫の帰宅を待ち殺害するという残忍さだ。壁に血で書かれた文字は「怒」
犯人は割れたが行方をくらまして1年がたつ。整形して潜伏しているらしい。
同じころ東京、千葉、沖縄に3人の男が現れた。東京の男はゲイの藤田優馬の家で同棲を始める。どこか悲しそうなやさ男。千葉の男は船の修理工場でパートで働く。前はペンションで働いていたらしい寡黙でいつもうつむきがちの男。沖縄の無人島に住み着いた男は気のいいあんちゃんだった。
感想
会社の人事の知り合いとたまにお茶を飲むんやけど、会社の人の話をしていて割と学歴の話がでる。どこの大学がえーとか悪いとかではないんやけど、まあ本人も早稲田の政経やし、(うちにはないけど)色々な人のネットワークとかバックも押さえときたいんかな、たぶん。
で、思うんやけど「人を見る目」なんてこの世にないんやわ(少なくとも私には)。「ふし穴」はよーあるけど。人を信じることは難しい。ええか悪いかはカンやしそれは賭け。
 
松山ケンイチは男前やなあと思うんやけど、綾野剛の方に惹かれるんはこの人色気があるんやと思う。
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ゴーストバスターズ GHOSTBUSTERS
2016年 116分 米国 ソニーピクチャーズ
監督 ポール・フェイグ(TVドラマ「ナース・ジャッキー」)
脚本 ケイティ・ディポルド/ポール・フェイグ
撮影 ロバート・イェーマン
編集 ブレント・ホワイト
音楽 セオドア・シャピロ
キャスト メリッサ・マッカーシー(メガネのアビー・イェーツ)/クリステン・ウィグ(ミーハーの教授エリン・ギルバート「オデッセイ」)/ケイト・マッキノン(ジリアン・ホルツマン)/レスリー・ジョーンズ(地下鉄の元職員パティ・トラン)/チャールズ・ダンス(学長ハロルド・フィルモア)/マイケル・ケネス・ウィリアムズ(ホーキンス)/クリス・ヘムズワース(おばかの受付係ケヴィン「ブラックハット」)/アンディ・ガルシア/シガーニー・ウィーヴァー/ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド
メモ 2016.9.10(土) なんばパークスシネマ
あらすじ
転向して「真面目に」物理学に取り組んでいるエリン教授。もうひとおしで終身雇用のはずだったが、若気のいたりで共著した「心霊現象」の本が顔写真入りでネットで売られ学校にばれ職を失う。幼馴染の相棒、女性科学者のアビーのしわざだった。怒鳴り込むと天才肌のアビーは今も「真面目に」心霊現象に対し科学的にそして熱狂的に取り組んでいた。
感想
幽霊というか化け物がロックライブに参戦し、ボーカルが 悪魔召喚!!   と叫ぶシーンがケッサク。 あほ〜
あー面白かった。
お薦め度★★★1/2戻る

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 ALICE THROUGH THE LOOKING GLASS
2016年 113分 米国
監督 ジェームズ・ボビン
脚本 リンダ・ウールヴァートン
撮影 スチュアート・ドライバーグ
編集 アンドリュー・ワイスブラム
音楽 ダニー・エルフマン
キャスト ミア・ワシコウスカ(アリス)/ジョニー・デップ(マッドハッター帽子屋)/アン・ハサウェイ(白の女王・ミラーナ)/リス・エヴァンス (マッドハッターの父ザニック)/ヘレナ・ボナム=カーター(赤の女王・イラスベス)/サシャ・バロン・コーエン(タイム)/アラン・リックマン(アブソレムの声)
メモ 2016.9.3(土) 大阪ステーションシティシネマ
あらすじ
アリスは亡き父が残した船ワンダー号の船長となり大海原で3隻の海賊に追われている。からくも危機を脱したアリスはイギリスの港に帰り着くが、借金で船を奪われる事態となる。窮地のアリスの前に芋虫から青い蝶に姿を変えたアブソレム(アラン・リックマン)が現れ、誘われて鏡を抜けたアリス。そこにマッドハッターの姿は無く、家族を想って引き込んでいると白の女王を始め仲間が心配している。
アリスはみんなにそそのかされ時間の番人タイムの「クロノスフィア」を盗み出し時間をさかのぼる旅にでる。マッドハッターの家族が奪われた惨劇を阻止するために。
感想
2010年ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」の続編。前作に比べるとフツーの冒険ものになっていた。