脚本 ジミー・サングスター(「フランケンシュタインの復讐」)
キャスト ベティ・デイヴィス(ばあや)/ジル・ベネット(叔母ミス・ペン「炎の人ゴッホ」)/ウェンディ・クレイグ(バージニア)/ウィリアム・ディックス(ジョーイ)/パメラ・フランクリン(ボビー「回転」「ミス・ブロディの青春」)/ ジェームズ・ヴィリアーズ(ビル)
メモ 2007.9.8(土) レンタルDVD
あらすじ
外交官のフェーン家は2年前悲劇にみまわれ、息子のジョーイは精神病児の施設で暮らしていた。ジョーイの母バージニアは神経を病みばあや(ナニー・ベティ・デイヴィス)にあれこれ面倒をみてもらっている赤ちゃん状態。ジョーイは施設から家に帰ってくるが、何故かばあやを嫌っていた。ばあやの作る食べ物には毒が入っていると言う。ジョーイは嘘つきで手に負えない子供なのか、それとも優しいばあやが・・・。
感想
サスペンスフルな映画であった。「何がジェーンに起こったか?」(1962年)の後の作品。
ジョーイの妹スージーの死は事故なのか、故意の殺人なのか?・・・・・ばあや(ナニー)が示唆する様にジョーイのせいなのか、ジョーイが言うようにばあやのせいなのかが、判別つかん。わからん。 その謎が物語をひっぱる。
ばあやが枕を手にしている姿が怖い。ベティ・ディビスって気性の激しい方で、娘さんとも確執があったとか。そんな事を思い出した。
「雨の午後の降霊祭」と同じく、母性の悲しい話でもあるんだよ。