エーゲ海上空で、軍用機がイマージェンシーをおこす。でもってパイロット2人(トム・コートネイ+コリン・ブレイクリー)は緊急脱出した。秘密裏に原爆を運んでいたのだ。脱出前に原爆は海に投下、もうひとつ鉛の箱を落とす。脱出したパイロット達はギリシャの島に泳いで辿り着き、パンツ一丁で岩だらけの島を右往左往。箱を探す。。一方事故を知った当局は大量の軍人を島に派遣しパイロットと積荷を探す。しかし世間に知れてはおおごとだとチャラチャラした服装で上陸。軍の部隊は島民に見つからないように捜査を開始する。なにしろ箱の中身は"放射性物質"。しゃれにならないくらいえらいことなんですワ。しかし欲にかられた島民はリゾート開発だと勝手に勘違いして浮き足だってしまう。 "観光開発しなきゃ"と道路整備工事中、ややこしい事に遺跡が見つかってしまうの。結果、考古学者達の部隊まで到着。ちっちゃな島は騒然とする。その上、"時の島"と評判になり、ミーハーでサイケな観光客!まで大挙しておしかける。観光バブルで島は踊り狂う事となる。
その頃、箱はヤギ飼いに拾らわれていた。なんかわからへんけど当然「お宝だ」ろうと箱を開けるんだあとアタックしても、ものすごい金属の厚みの箱に歯がたたない。困り果てたヤギ飼いは、遺跡発掘の手伝いに来ていたバカちんの美女(キャンデス・バーゲン)が「何でも溶かす薬剤」を使っているのを目撃する。放置されていたその薬をパッパして金属の箱を焼き切ってしまった。出てきたのは土のお団子のような代物だ。なんだこりゃ?
捜査の手が伸びてきて、やばいと察知した羊飼いはその金属の箱を海に捨てる
(わぉ)
羊飼いの嫁は、お団子を捨てるためほおり投げるの。そして、なんと、給水塔にぼっとん
(わぁぁぁぁぁぁぁ)。
薬品をパッパされたバカ美女は「面白くないわ」とばかりにさっさと島を後にする(そう、こういうタイプは人を踏んづけて生き残るのよ)。
島の広場は、水割りの酒をガバガバ飲んでいる観光客達の乱痴気騒ぎの真っ最中。でも、海は白い腹を見せた魚で埋め尽くされていた。
ラストは、俯瞰されていく島が夜の
闇の中、光っているの。
ピカピカと。