キャスト ジェラール・ジュニョ(マチュー「バティニョールおじさん」)/ジャン=バティスト・モニエ(ピエール)/フランソワ・ベルレアン(校長「さよなら子供たち」)/マクサンス・ペラン(ペピノ ジャック・ベランの息子)/マリー・ビュネル(ピエールの母)/カド・メラッド(シャベール・体育教師)
メモ 2005.6.2(木) 天神橋六丁目 ホクテンザ2
あらすじ
1949年フランスの片田舎、ひとりの教師が舎監として赴任する。その学校は「池の底」と呼ばれ親を無くした子や素行に問題ありの子供を集めた寄宿舎だった。マチューが校門で目にしたのは幼いペピノ。父親が迎えに来るのを待っているのだ。ペピノの両親は戦争で亡くなったのだがいくら説明しても待つのをやめようとしないらしい。
感想
いい映画だったな・・・・・。
心が洗われるような音楽。こういう曲は、人の心に響くように作られているんだろうな。と、聞き入る。静かで深い感動がひたひたと心を満たす。音楽で幸福が味わえるんだな。
子供たちが窓から手を振ってマチューと別れるシーンがすばらしい(計算され尽くした演出だ)。説教くさいところとか、感動さそう、涙を流させようというあざとい演出が感じられないのがいい。全体に淡々としていて、こなれたそして枯れた感じだ。
うまい事持っていかれているような気もほんちょっとするが、ここは素直に
身と心をゆだねる・・・・