芸術療法について

 当オフィスで実施している芸術療法は、海外ではクリエイティブ・アーツセラピー(Creative Arts Therapy)と呼ばれている手法を用いています。クリエイティブ・アーツセラピーとは、アートセラピー、ミュージックセラピー、ドラマセラピー、ダンス/ムーブメントセラピー、表現アートセラピーをはじめ、様々なモダリティ(様式)の芸術を用いたセラピーの総称で、それぞれのセラピーは背景となる独自の理論や歴史、高い専門性、アイデンティティを持ちながら主として欧米で発展し、これらの様々なモダリティの芸術療法が単一的、複合的に組み合わされて行われると定義されています。1930年代や1940年代に「絵や音楽、ムーブメント(からだの感覚を表現してみる)など非言語の方法で自己表現をすることで、重篤な精神病に在る人々を援助することができる」と広く知られるようになりました。米国や英国では精神病院やさまざまな専門機関や施設の他、一般の人々の心のケア、コミュニティ、ストレスの多い仕事に従事する人たちなど、予防医学的にアートセラピーが利用されています。
 当オフィスでは、主に絵画・造形などのビジュアルアート制作を用いたアートセラピーをおこなっております。
 また、当オフィスの新居は、本手法を用いた芸術療法を専門としており、日本芸術療法学会が認定する芸術療法の専門資格を有しております。なかでも、うつ病や不安症などの支援を専門的に行っておりますので、気分の落ち込みや不安のために日常生活に困難を感じておられる方に置かれましては、当オフィスに一度ご相談にいらして頂ければと存じます。
(医療的な対応が必要な場合は、専門の医師のご紹介も可能です)

芸術療法作品1芸術療法作品2