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2001年1月29日(月)
次回 2月5日(月)更新
NO_07

〈シナジー週間情報〉

〈今もう一度再確認〉

 毎年恒例の祭事(風俗風習)があります。その一つである1月の“成人の日”、大きな問題があちらこちらで起きたようです。一年のその時々の節目となる重要な祭事の意味合いが、今のニュ-ファミリー、ニュ-ヤング、ニュ-オールド層に正しく理解できていないのではないでしょうか?

 前回も「原点に帰れ」と表記致しましたが、商いの原点は“いかに正しい情報の伝達ができるか”ということに尽きます。
風俗風習を子孫に残すという習慣がなくなりつつある現在、その情報を伝えるのも、流通業界の大きな役目のひとつであると考えます。
例えば、2月3日の節分や、2月14日の聖バレンタインデーの意味など、明確な伝達をしている企業が全国で何社あるでしょう?

 21世紀のビジネスチャンス。商品を売るだけでなく、情報サービスの一環として祭事の意味を明確に伝えていくのはどうでしょうか。
 日本や世界の伝統を正しく残していくことは、流通業にとって、非常に重要な意味があるのです。


※聖バレンタインデー

 もともとはローマ時代の司祭バレンチノが処刑された日で、強兵策として兵士の結婚に反対していた皇帝に逆らい、次々と兵士を結婚させたためといわれ、キリスト教圏ヨーロッパでは愛の日として、若い男女がおおっぴらにケーキや花などを贈り合える習慣があったとされています。
その習慣が日本に入ってきたのが昭和30年代で、いつか日本なりの習慣でチョコレートの日と成っているのです。


2月14日聖バレンタインデーの生鮮ビジネスチャンス

 大人の世界では「愛情を料理で表現する日」に変身。水産部はこの日に由来する地“ローマ”にちなみ〈地中海の魚介料理〉を提案するのも良いでしょう。
さらに拡大して〈洋風魚介料理〉を提案、販売ポイントとし、1年間の祭事(風俗風習)取り込みの第一歩としてはいかがでしょうか?

 

vg7h-fkhr@asahi-net.or.jp


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