TOP生き残るための生鮮戦略
生鮮部門の有形化
6つのファンダメンタルズ企業診断
シナジー会
業務案内HACCPとISO認証について参考写真NEWSリンク

  
2000年12月25日(月)
次回2001年(元旦)更新
NO_02

〈シナジー週間情報〉

〈流通業界の激戦の実態〉

 今年の6月に施行した「大店立地法」の対応で新規出店は厳しくなりましたが、出店に必要なコストを負担できる巨大外資系などの企業は、当然今後も出店してきます。
では、資本のない中小の企業は今後どのように生き残ることができるでしょうか?

 先日四国高知で出店ラッシュの状況を視察しましたが、これから先これらの店が生き残れるのかは疑問です。新装開店1週間はその活気・安さ・SKUの豊富さにおいて、人海戦術(応援体制)で維持できるでしょうが、その後は日を追うごとにジリ貧となり、苦戦を強いられるのは間違いありません。

では何故苦戦するのか?

欠落している何かが見えていないのです。
・個々の政策ができていないのか?
・それぞれの技術レベルが低いのか?
・人材の育成ができていないのか?
つまり、専門的な分析が必要不可欠なのです。

 生鮮部門の技術とは、それぞれの部門の第一線管理職が知恵と創意工夫で作り上げることが重要で、机上で作り上げたもの〈理論〉では完全な〈実践〉は望めません。
現に新装開店後10日もたたない内に、品切れの続発、開店時の品揃えもままならないという状況が、世間一般の展開となっています。

 21世紀の企業は人事生産性の向上のために、個々の社員が“エキサイティングパワー”を発揮しなければなりません。“エキサイティングパワー”とはテクノロジー(技能力)&インテリジェント(知能力)の習得により構築され、それが売上・利益の安定確保につながります。それこそが新世紀の生き残りのための、最後の砦となるのです。

 当研究室では21世紀のキーワードを【シナジー】としています。[1 + 1 ]が[2]以上の成果を出す、それこそが“エキサイティングパワー”といえるでしょう。
年末商戦及び、新春の成功を願っております。

2001年もよろしくお願い致します。

代表 福原博 

 

vg7h-fkhr@asahi-net.or.jp


生鮮教育のエキスパート
福原研究室