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2006年7月15日から17日までの二泊三日で、中津川市加子母の付知川源流部の一軒宿である「ランプの宿 渡合温泉」に宿泊しました。
もちろん目的は渓流釣りで、友人の林敦君と気合を入れて出掛けました。
初日のこの日は、午前中に付知川の東俣本谷で釣りをして、夕まづめに渡合温泉付近の西俣で釣りをしました。
付知川の東俣本谷
朝5時に東俣本谷へ入りましたが、早朝のうちは涼しかったものの、午前9時を過ぎる頃には猛暑となりました。
谷の中でも熱風が吹き、汗が滲んで露出した腕は日焼けで水ぶくれが出来てしまいました。
渓流でも、猛暑の時は暑さから逃げられません。
最初の魚は、淵の底に沈めた仕掛けでアタリが出ました。イワナかと思って引き上げたら、23cmのアマゴでした。
淵の底で出た23cmのアマゴ
その後もアマゴのアタリは出ますが、あまりにも素早いアタリが多く、なかなかハリ掛かりをしません。浅いハリ掛かりが多く、良型を5匹は逃がしました。
イワナはゆっくりとエサをくわえてくれるのですが、20cm止まりで良型は出ませんでした。
岩周りで出るイワナ
東俣谷は午後1時に引き上げて、アマゴ1匹とイワナ2匹の釣果でした。林君も似たような状況でした。
送迎車で渡合温泉に到着したのが午後4時付近でした。
それから速攻で釣り支度をして、付知川の西俣源流部に入りました。
渡合温泉の正面玄関と林君
付知川の水は澄んだ透明色なので、淵の底の魚影も良く見えますが、それだけに魚からも人間がよく見えるのでアプローチには気をつかいます。
その点だけ気をつければ、良型アマゴと良型イワナは比較的容易に釣れます。
アマゴのアタリも東俣より格段に大きく、人間のプレッシャーが魚をスレさせるのを実感しました。スレていないアマゴのあたりは、それ程素早くは無いです。
瀬で出た天然アマゴ
1時間も釣ると谷の中は薄暗くなり、デジカメで撮影しても光量が足らず不鮮明になってしまいます。
V字谷のクリア水から出た25cmのイワナ
午後5時30分から温泉の夕食で、その時に調理してもらうようにアマゴとイワナを1匹づつ持ち帰りました。
ただ、渡合温泉の食事は山菜と川魚が盛りたくさんのため、更に塩焼きを追加しておなかが膨れ上がることになってしまいました。あの量は谷を一日歩き回ったあとでも食べ切れないほどです。
その後、宿のご主人に付近の渓流情報を伺いましたが、かなり詳細に教えて頂く事ができました。
夜9時には翌日に備えて、名物のランプの灯りの下に就寝しました。
名物の灯油ランプ
怒涛の翌日の釣果へ
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