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4年ぶりの北海道での渓流釣りですが、今回は札幌市の豊平川上流に行きました。
同行者は4年前と同じく、友人の林敦君と永谷京司君です。
早朝の豊平川は当然ながら寒く、体の芯から冷えました。
緩やかな流れの豊平川
あちこちに「熊出没注意」の看板があり、ヒグマの生息圏に足を踏み入れた緊張感が漂います。
最初はルアー・フィッシングに興じるつもりで、ミノーを繰り返しキャストしましたが、全く魚が追ってくる気配はありませんでした。
そこで、早々にルアーを諦め6.1m竿でバイオの餌を投入すると、落ち込み下の流れ込みから大きなアタリが出ました。
一投目からアタリが出るので、餌の威力は絶大です。
重量感のある魚を一気に抜き上げると、28cmのアメマスが釣れました。
この淵から出たアメマス
それからアタリは途絶え、渋い反応が続きました。
しばらく遡行すると、林君の竿が大きく曲がって取り込みに苦戦しているところを目撃しました。
大イワナが掛かったかと思って駆けつけたところ、数分のやり取りのあと上がってきたのは30cmオーバーのニジマスでした。
僕もその少し下流で餌を投入したところ、大きなアタリがありました。
かなりの重量感と水中を暴れまわる感触があったので、すぐにニジマスだと直感しました。
その予感は当たり、水面に浮かんできた魚は3回連続ジャンプをしました。
これにはハリス切れの心配をしましたが、何とか取り込み事ができました。
このニジマスは30cmありました。
トロ瀬とここで釣れた30cmのニジマス
この後はアタリも無く、V字谷の通らずになったので、無理をすることなくこの場所を切り上げました。
その後で白井川と簾舞川に向かいましたが、雪解け増水が激しく、釣りにならないので早々に切り上げることにしました。
魚の数は少なかったのですが、コンディションの良い良型が釣れたので楽しむことができました。
(魚は全てリリースして来ました。)
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