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  第20回定期
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アンサンブル・アメデオ 第20回定期演奏会
パンフレットより

Ensemble Amedeo The 20th Regular Concert
〜 Happy Anniversary! 〜
2004年1月24日(土)17時30分開演
於:文京シビックホール 大ホール
 



ごあいさつ

 本日はご来場いただきありがとうございます。

 今回の演奏会は我々アンサンブル・アメデオにとって様々な意味を持つものとなっています。
 まず何といっても節目の20 回目を迎えた事です。
 アメデオの設立は1980年、第1回の演奏会は1981年であり、20周年は既に通過していますが、ほぼ四半世紀(!)に渡りよく20 回も続いてきたものだと、我ながら感心してしまいます。
 そんなことで、今回はうしろのメンバーリストに団員各々の出場回数を載せています。めでたく20 回皆勤を迎えたのはコンサートマスターの石橋君、セカンドトップの町田君、打楽器トップの荒木さん、そして不肖私中村の4名となりました。そんな中でも町田君は途中に大阪、福岡はもとよりインドネシア転勤というハンディを乗り越えての皆勤ですので(つまりインドネシアから練習・本番だけのために駆けつけた、という事です!)、まさに驚異的な記録といっていいでしょう。現在も仙台や静岡から通っている団員がいますが、そういうメンバーに支えられて、ご覧の通りここまで巨大化(?)したアンサンブル・アメデオ(第1回演奏会では60 名に満たなかったのです)を、設立メンバーの一員として大変誇りに思っています。

 次にこのホールについてです。
 今回演奏いたします文京シビックホール、都内では新しい、大変素晴らしいホールですが、このホールの前身は文京公会堂でした。文京公会堂といえばドリフターズの「8時だよ、全員集合!」という超人気TV 番組の公開録画会場として有名でしたが、我々マンドリン関係者にとっては一種の聖地的存在であり、各大学のマンドリンクラブの演奏会や連盟の合同演奏会はこの文京公会堂で開かれていました。アメデオの中でも、高校時代に大学生の演奏をこのホールで聴き、感動で涙を流しながら、いつかは自分もこの舞台に立ちたいと思いを募らせたメンバーが何人もいます。1977年に惜しまれながら閉館となってしまい、アメデオのほとんどのメンバーは実際に文京公会堂の舞台に立つ事が出来なかっ た訳ですが、今日この記念すべき演奏会で聖地に凱旋したという事で、誠に感慨深いものがあります。

 そして、今回共演するピアニストの小川典子さんについて。
 小川典子さんには2001 年の第17 回演奏会に出演していただき、その時はガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏しました。そもそも典子さんとは、我が団員である須藤純子さんと典子さんが幼なじみという事から共演の運びとなったのですが、その演奏会の終了後、須藤さんのピアノの師でもある典子さんのお母様の小川道子先生よりお褒めの言葉を頂戴し(実は典子さんがマンドリン・オーケストラと共演したのは初めての事で、先生はアメデオがちゃんと演奏できるのか不安だったようです)、その場で「次は是非ラフマニノフの2番を」と再演のオファーをいただいてしまったのです。
 我々としては、そのようなお話は誠に光栄の至りであるわけですが、世界中を飛び回って多忙な典子さんといつ共演するのか、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番という名曲中の名曲が果たしてマンドリン・オーケストラで演奏可能なのか、そもそも演奏して様になるのか、などいくつもの問題・課題を抱えてしまい、以後団内で協議を重ねてきました。最終的に、この20 回記念演奏会にはやはりこれしかない、と決断し、またこの1月の後半は典子さんが日本にいるという幸運にも恵まれ、今日の再共演となりました。
 我々がこんな事を言うのは僭越な話ですが、前回共演時より更に活動の幅を拡げられ、「世界のOGAWA」として成熟期を迎えられている典子さんの演奏は、大変な聴き物となるはずです。

 最後に今日のメイン曲目である「展覧会の絵」についてです。
 この曲は10年前の第10回演奏会でも演奏しました。アマチュアの音楽家にとっては大変難易度の高い曲で、当然アメデオにとっても大変なチャレンジとなる訳ですが、これまで19 回に演奏してきた曲の中でもう一度やってみたい曲を今回演奏しようと決め、まっさきに挙がったのがこの「展覧会の絵」です。
 その理由は、@前回うまく弾けなくてやり残した部分に再チャレンジしたい、A前回は管楽器が入っていない編成だったため、今回は管楽器を入れて演奏したい、Bお聞きいただければ分かるのですが、有名なラベル編曲版とは違い、ムソルグスキーのピアノ原典版をベースにアレンジャーの小穴君が様々な研究を重ねて編曲しています。その思い入れたっぷりのこの曲を小穴君自身に是非指揮をして欲しかった(前回は違いました)、などです。
 また付け加えると、小川典子さんはこの曲を大変得意にされており(ムソルグスキーの手書き楽譜から研究をされています)、その典子さんに我々の「展覧会の絵」を聴いていただけるのは、大変栄誉な事であると感じています。

 以上のような思い入れの多い第20 回演奏会、どうぞ最後までゆっくりとお楽しみ下さい。
 また来年で設立25 年となるアメデオを、今後とも温かくご支援戴きます様よろしくお願い致します。

アンサンブル・アメデオー同
代表 中村 亨


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