Mumbai(Bombay) |
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ムンバイ(ボンベイ) |
まばゆいばかりのイルミネーションと、その裏に拡がるスラム街。日常のあちらこちらに垣間見える圧倒的な格差。コルカタから牛と物乞いが激減してしまった今、最もインドらしい街は、ひょっとしたらムンバイなのかもしれません。 |
インドの結婚式 |
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イルミネーション
ムンバイは光の街。至る所に色彩とりどりのネオンが輝き、まるでクリスマスのようです。アメリカ以上に石油文明の繁栄を強く感じさせる光景です。いやあ驚いた。
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縁起は担ぐ
この日は日本で言うところの大安。インドでも結婚式に良い日だということで、ムンバイの街中いたるところで「光の結婚式」が行われていました。
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電動仕掛け
ダメモトで交渉してみたら意外にもOKの返事。会場に入るとすぐ孔雀に乗ったガネーシャの像が出迎えてくれます。しかも電動で動くのです。いきなり度肝を抜かれました。
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ガーデン・ウエディング
インドの結婚式はホテルの中庭を利用したガーデン・ウエディング。飾り付けもかなり派手、もちろん食べ放題・飲み放題です。せっかくだから何か食べてくればよかった。
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ひな壇
敷地中央に設けられた透明のビニールテントで囲まれた場所が新郎新婦の席。野外ですからね。雨風に備えてるんだ。荒天になったら列席者は大変だろうけど。
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芸能人なみ
新郎新婦を囲んでの撮影会が始まりました。テレビ局の中継を思わせる本格的なカメラまで登場し、ほとんど芸能人の結婚式のようです。金持ちなんだろうな、きっと。
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アラビア海 |
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文明の玄関口
一年を通して温暖な気候のムンバイは昔からインド亜大陸の窓でした。アラビアからヨーロッパからアジアから、あらゆるものはここを経由して入ってきたのです。
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朝は散歩から
朝、ホテル近くの砂浜をとても多くの人々が散歩していました。みな一様に難しい顔をして、黙々と、まるで歩くことが唯一絶対の目的であるかのように。
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インド洋制覇!
浜辺に出たら、お約束のポーズ。この調子で七つの海を制覇する日もそう遠くないかも。地中海とエーゲ海はすでに制覇したしな。あとはどこだ?
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インド門 |
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インド門
ヨーロッパからアフリカ大陸を回りアラビア海を越えてやって来た船が、最初に目にしたのがこの門でした。いわば港町ムンバイのシンボルです。エレファンタ島行きなど近場に向かう船の発着場となっていますが、今でも埠頭に立つと吹く風に外国の匂いを感じます。水面がキラキラしていました。
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街角の風景から |
ジャイナ教寺院
コルカタのものと比べると随分質素で落ち着いた雰囲気。経済的にはより繁栄を極めているムンバイだからもっと仰々しくギラギラしているのかと思いきや、意外にも逆なんですね。ほかにもゾロアスター教の塔やキリスト教会があったりと、宗教的にも他の街とは一風変わったコスモポリタニズムが感じられます。
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マニ・バワン
ガンディーはこの建物を拠点に対英独立闘争を展開しました。彼が実際に寝起きした部屋が今もそのままに残されています。聞いていて気づいたのですが、ガンディーを語るインド人の口調は釈迦やマホメットを語るのと同格で、彼がこの国の国民にいかに大切に思われているのかがわかります。偉人伝読まなきゃ。
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洗濯場
洗濯場で働いているのは洗濯カーストの人々。カースト制は職業と結びついて細分化されており、洗濯カーストといっても「洗い」や「絞り」や「乾燥」などいろいろありそうです。
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広告のチラシ
橋の欄干に隙間なく貼られたチラシ。サンスクリット文字で書かれているため意味は不明ですが、とりあえず資本主義が発達していることはよくわかります。
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タージ・マハル・ホテル
タタ財閥によるインド最高級のホテル。ムンバイのものはとりわけゴージャスです。本館(左)と新館(右)があり、本館に泊まれる人はそれだけで幸せだと言われています。
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