静寂のカンボジア〜シェムリアップ
 
Siem Reap
 
 
シェムリアップ
 

  遺跡観光だけじゃもったいない。時間が空いたら街を散策してみましょう。のんびりと歩くうちに、きっと面白いものが見つけられるはず。  

 
オールドマーケット周辺
 


   
世界のビール
ロータス・マーケットには、アンコールビールはもちろんのこと、ラオスのビアラーオやシンガポールのタイガーなど、東南アジア各国を代表するビールが山と積まれています。もちろんアメリカやヨーロッパの銘柄も勢ぞろい。まさに「世界のビール」が味わえます。ホテルの部屋での一杯に、お土産に、どうぞ。
   

       
 
日本人大歓迎
オールドマーケット裏にある日本食レストラン「博多サンクチュアリ」。黒板に書かれたメニューはすべて日本語。「抹茶パフェ」「和風カレー」「香り高い珈琲」って、いったい何者?
 
焼き鳥屋
美味しそうな匂いに誘われて近づいてみると、日本でもおなじみの料理が。たぶん鳥だと思うんだけど、ときどき思いもよらない動物の肉だったりするんだよね。
 
移動パン屋
かつてフランスの植民地だったせいか、カンボジアのパンはけっこうイケます。売り方もお洒落でしょ。まるでパリの街角にいるよう、な気はさすがにしないけどね。
 

   
オールドマーケット
カゴから溢れる色彩とりどりの生鮮野菜と、トンレサップ湖から水揚げされた活きの良い魚。これぞ市場って感じですよね。土産物屋で有名なオールドマーケットですが、こうして市井の人々の暮らしに直に触れることができるのも醍醐味です。見ているだけで楽しくなっちゃうな。
   

   
働く人々
市場あるところに食堂あり。屋台から定食屋からカフェ(そんなたいしたもんじゃないけど)まで、マーケットでは飲食する場所には事欠きません。それにしても、働いているのは女性ばかりだったような気がするな。男は何やってるんだ? そういえば、街中でもあまり多くは見かけなかったような……。
   

       
 
シェムリアップ川
川幅は狭く、水深も浅い。何の変哲もない小川なのに、そのほとりを歩いているとなぜか心が安らぎます。シェムリアップの街はこの川に沿って南北に伸びているのです。
 
パンシー・アンコール
2001年秋、あのパンシーホテルがシェムリアップにオープン。プールサイドを取り囲むように建てられたオール木造のコテージ群。今度来るときは絶対ここにしようっと。
 
乗り合いタクシー
ワゴン車の後部ボディを外し、両サイドにベンチをつければ出来上がり。日本から輸出される中古車は、こんな形で役立っているのかもしれません。
 

       
 
カラオケバー
タプロムホテルの裏では中国資本のカラオケバーが毎晩大盛況。夜明けまで「北酒場」の熱唱が聞こえていました。もちろん歌詞は日本語じゃなかったけどね。
 
アプサラ?
マーケット近くの路上で遊んでいた女の子。あまりに可愛かったので、つい一枚。手にしたキリン(?)のおもちゃも良いですね。将来何人の男を泣かせるんでしょうね。
 
アモック
せっかくだから代表的なカンボジア料理が食べたい!とホテルのコックさんに無理を言って作ってもらったのがこれ。ココナッツミルクで味付けした煮魚なんだって。ふーむ。
 

 
プサー・ルー
 


   
仮設テント
街の東外れ、国道6号線に沿って拡がる新市場プサー・ルー。ロリュオスの帰りに寄ってみました。新しい建物が建設中とのことで、仮設のテント屋台での営業でした。隣の現場では、日本の郊外型大規模ショッピングセンターのような、鉄筋コンクリートの基礎工事が行われていました。
   

       
 
バイク進入OK
店と店が額を合わせるかのような狭い小路をバイクが通る。兄ちゃん、そいつはちょっと無理なんじゃないの。え、停まって立ち話もするの。通れないんだけど。
 
生活雑貨
歯磨き粉に石鹸、台所用洗剤にタワシや歯ブラシ。シェムリアップ最大の市場だけあって、生活に必要なものは何でも揃う。さすがに品質はいまいちっぽいけどね。
 
八百屋
市場に来たら生鮮コーナーを見ないわけにはいきません。普段見慣れたはずの野菜もどこか違う。熱帯ならではの果物も豊富。マンゴスチンなんか激安でしたよ。
 

   
精力剤?
吊るしてあるのはコブラと思しき蛇の干物。どこで採ってきたのか、ヒトデにカブトガニ。籠に山盛りのウコン。怪しいなあ。いかにもアジアっていう得体の知れなさがプンプン。こんなに大々的に店頭に飾ってあるのは大概精力剤だよね。効くんだろうな、きっと。夜眠れなくなったらどうしよう。
   

       
 
ジャックフルーツ
朝食のデザートによく出たジャックフルーツ。その本体がこちら。一粒一粒は夏みかんくらいの大きさで、甘い瓜といった食感です。けっこう好きな味だったな。食べやすいし。
 
卵屋
見たまんまです。個売りしてくれるんでしょうか。一山いくらだったら個人にはとても手が出せません。それとも昔のクイズ番組の商品のように一年分ということでしょうか。
 
靴屋
見た瞬間、バラバラ殺人かと思いましたよ。ええ、ホントに。マネキンにしちゃやけにリアルすぎませんか。ご丁寧にペディキュアまで塗ってるんですよ。妙にそそるでしょ。
 

       
 
宝飾店
貴金属や時計、ネックレスや宝石などの装飾品も売ってます。でも周りがコブラやヒトデですからね。店員さんもちょっと所在無さげでしたね。
 
肉屋
まるで理科の解剖実習だよね。ものの見事に真っぷたつにされた鶏はひとつひとつの臓器が綺麗に確認できるんですよ。残さず食べなさいってことなんでしょうか。
 
カラーひよこ
いやあ、これは衝撃的でしたよ。見た瞬間、絶句したもんね。そりゃ子供の頃の縁日とかではあったけどさ。でもなぜか胸が高鳴ってしまう。人間って罪な生き物なんですね。
 

 
アプサラ・ダンスショー
 


   
ラーマーヤナ
シェムリアップの夜の楽しみ、それはショーを見ながらのディナー。クメール王朝のヒンドゥー文化を今に伝える優雅な踊りを見ながらアンコールビールをぐいっとひと飲みすると、遺跡観光で棒のようになった脚から疲れがすっと抜けていきます。夜風も爽やかに汗と熱を奪っていきます。
   

   
バリみたい
バリに行ったことのある人には見覚えがあるでしょう。手足の指を反り返らせるヒンドゥー独特の踊り。さすがにバリほど洗練されてはいませんが、丁寧に一生懸命踊る姿には心打たれます。内戦終結後、素人だった彼女たちは一から学び始めたそうです。平和っていいですね。
   

   
記念撮影
ショーの最後には、踊り子さんたちと一緒に写真を撮ることができます。引っ込み思案のあなた、遠慮は要りません。財布が心配なあなたも、エクストラチャージは要りません。積極的にステージに上がりましょう。その方が彼らも喜んでくれます。外国人と一緒に写真に写るのが嬉しいのです。
   


   

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