悪の国際犯罪組織・バイオネットに籍を置く科学者にして、タナトス、メビウス、ギムレットらと並ぶ高級幹部の一人。専門分野は不明であるがロボット工学や生体工学、AI工学、またはそれに類する分野におけるエキスパートであると考えられる。同じく高級幹部であるメビウスとは、方法論や専門分野が近いことから行動を共にすることが多いようだ(単純に命令でタッグを組まされている可能性もある)。外見はやや肥満気味の矮躯の中年男性で、丸い眼鏡がトレードマーク。普段は自作のパワードスーツをまとっている。このパワードスーツは身長2m弱の小型のもので内部に乗り込み、手動による操作と、それを補助する独自の精神感応システムによって稼動する。身体をサイボーグ化したラプラスにとっては第二の身体とも呼ぶべき装備で、二箇所関節を持つ多目的マニュピレイター二基を有するが、より特徴的なのは機体背面にマウントされたバックパックに多数設置された火砲類であろう。このパワードスーツに強大な火力を確保させている多方向に伸びた砲身はヤマアラシがごとき印象を与えるが、この火砲を平行に序列することで火力を集中させ、より強大な破壊力を生むことが出来る。この形態を特にラプラスカノンと呼び、他のサイボーグやパワードスーツが保持して使用する。
メビウスと共にバイオネットのパリ壊滅作戦の指揮官となり、光竜奪取、フツヌシ占拠を遂行した。Gギガテスクを創世しパリ市街を半壊させ、ポルコートを大破させるなど、作戦を成功寸前まで進行させたがGGGの本格介入によりGギガテスクは消失、ラプラス自身もメビウスと共にルネの怒りの一撃により倒された。