ガジェットツール

 ジェネシックガオガイガーの尾部、ガジェットガオーの頸部が分離、合体して構成されるハイテクツール群の総称。GGGが開発した各種ツール群はその原型をここに求めることができるといわれている。なお分離部や合体順序等によってツールの性質が決定されるようだ。ジェネシックガオガイガーの尾部先端(ガジェットガオーの頭部)のみをジェネシックガオガイガーの右掌に装備、刀身を展開したウィルナイフ、頸部パーツ第一節と第二節をジェネシックガオガイガー左掌に装備、展開したボルティングドライバーが現在確認されている。なおボルティングドライバーはジェネシックガオガイガーの胸部、ジェネシックギャレオンの口腔より発射される「ボルト」と呼ばれるアタッチメントツールを付け替えることで、更に各種の機能を発揮し、様々な局面に対応できるといわれている。また厳密にはツールであるがその名称が明らかになっていないものとして、ジェネシックガオガイガーがジェネシック・ヘル・アンド・ヘヴンを使用する際、攻性および防御エネルギィの増幅と両マニュピレータの保護のため装着されるグローブ状ツールがある。これは頸部パーツ第三節から第五節を分離、合体させたものであるが、元来ヘル・アンド・ヘヴンが攻撃(破壊)と防御(維持)の二つのエネルギィを融合させることで発揮される超機能であることを考えると、構成パーツはふたつである方が機能的にも象徴的にも望ましいように思える。ここでパーツが三つ用いられるのは従来のヘル・アンド・ヘヴンに加え、更にウィータ(生命;即ち再生)という三つ目の象徴が込められているためであると考えられる。
 地球の技術力ではこれらの完全な再現やガオガイガーへの内蔵は不可能であったため、オプション装備とされた。