2.PDAはどうちがうの?(機能、価格、メリット・デメリット、使う人を考えたオススメ機種)

 
ここではパソコン型のPoketPc/Palm-sizePC、電子手帳型のZaurus、PIM型のPalmなどそれぞれの代表的な機種を選んで機能と価格の関係(コストパフォーマンス)やそれぞれの機種の特性と必要性の関係を見極めてください。
  これらのことを前提として使う人が普段どのような環境でどのように使うのかに合わせたオススメ機種をご紹介します

 
1)機能と価格
  PoketPc/Palm-sizePC、ZaurusPalmなど各機種それぞれの上位機種と普及機種の価格に対して機能を表しました。
  単純にカタログをみて価格だけで判断してもわからないものです。普及機種を買って後で上位機種と同じするにはオプションが必要です。そういう場合は最初から上位機種を購入した方がいい場合があります。しかし、上位機種のスベックを見て使わない機能の多い人は普及機種でいいのではないでしょうか。
 まず、この表で自分の用途・必要な機能や価格を考えてみてください。
           ◎−標準  ○−オプション  ×−使えない
機種・実売価格
基本ソフト
アプリケーション
周辺機器
PIM
メール・ブラウザー
ワープロ表計算
路線検索等
リーダービュウアー
AV
PoketPc/Palm-sizePC
パソコン的使い方
 上位機種   4万円台
 普及機種   1万円台
Zaurus
PIM的使い方
付加機能で使える
 上位機種   4万円台
 普及機種   3万円位
Palm
PIM的使い方
付加機能で使える
 上位機種   4万円台
 普及機種   1万円台
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2)それぞれのメリット・デメリット
 このように機能と価格で検討して、それぞれの機種毎のメリット・デメリットを確認してください。仕事で多機能なものを必要とする、日本語を快適に使いたい、軽くて軽快なものが欲しいなどの自分の必要性を見極めてください。
     ◎−良い  ○−普通  △−困る
機  種
ディスプレイ
反応速度
手書き入力
日本語変換
PC連携性
ポイント
PoketPc/Palm-sizePC
多機能
Zaurus
日本語
Palm
軽快
3)使う人を考えたオススメ機種
 このようにそれぞれの機能、価格とメリット・デメリットをまとめてみましたが、重要なのは使う人が普段どのような環境でどのように使うのかです。常時携帯するのか、重さ・持続時間、入力方式や機能によって使う人を考えたオススメ機種をご紹介します
  これはPDA単体で考えた場合でパソコンと組み合わせた場合にはまた別の選択が考えられます。
  (注)ネットとの接続は評価の対象外としました。

重さ・持続時間
入力方式
機 能
形  態
使 用 者
推 奨 機 種 名
使わない
手帳・手書き
携帯しない
固定 フルキーボード パソコン機能 ディスクトップ 移動が少ない Win、Mac、Linux、Unix
携帯する
(キーボード)
重くてもいい キーボード パソコン機能 ノートパソコン データを持ち歩く Win、Mac、Linux
軽いのがいい キーボード 準パソコン機能 ハンドヘルド 移動がある Windows CE、Psion
片手で持てる キーボード PIM機能 キー付PDA 移動が多い コミュニケーションパル 、Psion
携帯する
(手書き)
片手で持てる
220g/6時間
手書き入力 準パソコン機能 PDA 移動が多い PoketPc/Palm-sizePC系
 *パソコン的使い方をして、多量のデータを持ち歩く人と向け。
片手で持てる
180g/30時間
手書き入力 PIM機能 PDA 移動が多い Zaurus
 *PIM機能を主に使い、PDAである程度のデータを持ち歩く人向け。
片手で持てる
140g/15日間
手書き入力 PIM機能 PDA 移動が多い Palm、Visor、SONY他
 *移動が多くPIM機能を主に使い、PDAで多量のデータを持ち歩かない人向け。
番 外
片手で持てる
220g/6時間 
手書き入力 準パソコン機能 PDA 移動が多い LinuxPDA
*PoketPc/Palm-sizePCと同じコンセプトでOSをLinuxにしてつくられたもの。
 3.とりあえず、やってみよう。(使うための準備、インストール)に続く
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