『S−Report』 9/15号 ボランティアをする学生を支援するフォーラム2005
9月3日、4日、「ボランティアをする学生を支援するフォーラム2005」が東京ボランティア・市民活動センターで開かれた。趣旨は次のとおりである。 「このフォーラムは、大学ボランティアセンター、学生ボランティアネットワーク、社会福祉協議会、青少年団体、学生ボランティア支援機関、NPOなどで学生ボランティア支援に関わるあらゆる人々が集い、学生ボランティア支援について日ごろ考えていることや困っていること、紹介したいことなどを本音と本気で話し合い、真剣にかつ楽しく学生ボランティア支援のあり方について、参加したみんなで考える新しい取り組みです」 フォーラムは、「ボランティアをする学生を支援するネットワーク」SVnetが主催し、彩の国学生ボランティアネットワーク、ユース・トーク未来、特定非営利活動法人かながわユースボランティアりんぐファクトリー、神奈川視力障害者の生活と権利を守る会学生部の協力と東京ボランティア・市民活動センターなどの団体の支援で行われた。 9月3日の全体会「大学ボランティアセンターの現状と課題」では明治学院大学ボランティアセンター大島隆代氏、東京ボランティア・市民活動センター(青年ボランティア活動推進担当)熊谷紀良氏、全国社会福祉協議会地域福祉部全国ボランティア活動振興センター園崎秀治氏が大学ボランティアセンターの現状や抱えている課題などを語った。 その後、2日にわたって分科会として「どこへ行くのか? 行こうか? 大学ボラセン」、「輝け! 大学ボラセンアワード2005」、「しゃべり場〜遠慮すんなよ〜学生企画」、「大学ボランティアセンターづくりの鉄人〜エピソード2〜」などが開かれ、最後に全大会「学生ボランティア支援のス・ス・メ」では学生ボランティア支援について「こだわりつづけてきた」人を招いて提言とまとめをおこなった。 この中の「輝け! 大学ボラセンアワード2005」では立命館大学ボランティアセンター、静岡大学防災ボランティアセンター、静岡英和学院大学、山口県立大学学生ぷちボランティアセンターの学生が自らの活動を報告し、「ネットワーク力」「個性力」「学生力」などの点を参加者全員で評価しあった。 また、交流会「強み・弱み・旨みのネットワーキング」では、参加団体のそれぞれの特色をポスターとして掲げて交流をはかった。 このフォーラムを主催したSVnetは大学等におけるボランティア活動の推進、学生ボランティア推進機関や諸団体とのネットワークで「顔のみえる関係づくり」などを目指している。 このようなSVnetであるから他のボランティアをする学生を支援するフォーラムとは異なり、学生や若者自らが「ボランティアをする学生を支援する」という点を含んだ「ボランティアをする学生を支援するフォーラム2005」が実行できた。 今後、このフォーラムの協力団体かながわユースボランティアりんぐファクトリーでは「ユースボランティアミーティングWin神奈川2005」、彩の国学生ボランティアネットワークでは「第四回ボランティアの輪をつなげる集い」という学生のネットワークイベントを実施する予定である。 このように学生や若者たちは「ボランティア」に限らず、「まちづくり」「環境」「NPO」などの多様な分野においてネットワークをつくり、学びあいながら、「学生力」とでもいうべき力を発揮している。
地球温暖化防止 ESDの推進 人・森・地域いきいきフォーラム −飯能市小岩井・自由の森で考える 主役であるこどもたちや地域の住民の意思と無視したこれまでの教育や地域開発は行き詰っています。 自由の森学園の自然・人・地域資源を活用した教育再生の試みといきいとする地域再生の熱い論議の広場が出現します。 持続可能な地域、持続可能な社会をつくるためには「持続可能な開発のための教育 ESD」が必要です。 あなたも参加しませんか。 共催 さいたまグリーン・エコツーリズム協議会 自由の森学園 会員団体 【日時】 9月18日(日) (終日予定) 【場所】 自由の森学園 (多目的ホール) 埼玉県飯能市小岩井613番地 TEL 042-972-3131 http://www.jiyunomori.ac.jp/access.html (アクセス) あいさつ 1.自然と子どもたち −環境教育の現場から コーデネーター 自由の森学園 ・高等学校 ドイツの環境教育の報告 ・高等学校 里山保全 2.木と森の活用 ・森林の現状と活用−井上淳治氏(予定) ・木の活用と住まいづくり−吉野勲氏(予定) ・質疑 3.地域再生へ−森とまちづくり コーデネーター さいたまグリーン・エコツーリズム協議会 ・前のセッションを踏まえて全体討議 クロージング さいたまグリーン・エコツーリズム協議会 その他 廊下で生徒と参加団体で見本市
アクセシビリティ市町村向けセミナー開催 埼玉県ウェブアクセシビリティ推進連絡会は、障害者団体や市民活動NPO(民)と民間企業やSOHO事業者(産)を中心に、県内外の大学研究者(学)の協力を得て、自治体をはじめとする公共分野(官)のサイトのアクセシビリティ推進を産官学民協働事業で行なう団体です。特に予算規模の弱い自治体の相談窓口として、地元の市民・事業者がコミュニティビジネスとして、協働事業によってネットワークを作ることを目標にしています。 このたび、マイクロソフト社協賛で上記のファーラム開催が追加されましたので発表致します。 市町村向けセミナー(市町村簡易診断結果報告会) 日時:平成17年9月22日(木)13時〜17時 場所:さいたま新都心合同庁舎1号館8階(JR京浜東北線さいたま新都心駅) スケジュール 12:30開場・受付開始 13:00開会・挨拶 13:20〜13:50 なぜアクセシビリティが必要なのか?(山田肇:東洋大学教授) 13:50〜16:20 アクセシビリティとは、診断結果報告 (大久保翌:アライド・ブレインズ株式会社) 16:20〜16:30 連絡会が目指すもの 対象者:埼玉県内の市町村職員 申込方法:FAXまたはWebから フォーラムは第1部としてJIS規格選定委員長でもあった東洋大学経済学部 山田肇教授からアクセシビリティ推進の必要性を入門講座として説明いただきます。 第2部として、各自治体ウェブサイト担当者向けに、埼玉県内の市町村のアクセシビリティ簡易診断結果に基づいたサイト構築の留意点を説明します。 また、埼玉県のガイドラインの検証、簡易診断、その結果報告会を通して各市町村のガイドライン作成のマニュアルを配布。 さらに、ウェブサイト制作担当者へのアクセシブルなサイト構築のための学習用CDを無料で進呈し、eラーニングによる職員のスキルアップを図ります。 必要な市町村には、連絡会が提供可能なモデル事業による自治体サイトリニューアルを提案します。 これらに至る経緯は、連絡会設立趣意書にもある通り、7月10日付の朝日新聞2面に掲載された総務省の「公共分野におけるアクセシビリティ確保に関する研究会」で報告した手法を、会独自に埼玉県の自治体からスタートさせるものであり、今回、マイクロソフト社が持つW3CやJISに関するノウハウの提供を、埼玉県後援をいただきながら、具体的な題材として制作を担当する民間企業、SOHO事業者、運用・管理を含めた行政職員、利用者である障害者などを加えての協働事業化のための基盤を整備することにあります。 基本的には、システムは地域間連携によるCMS(コンテンツ管理システム)の共同研究・共同利用を目指します。そして、まだ窓口すら統一されていない行政の担当部門をネットワークすることで、予算規模の小さい町村の啓発を図り、アクセシビリティの推進を早めようと考えております。同時に、コンテンツそのものは地元自治体と協働して市民や障害者が発信・製作することでの手作りサイトこそ、本当の意味でのアクセシビリティが確保できるという認識があります。 この事業により、埼玉県のガイドラインをベースに、連絡か独自のノウハウを共有することで、弱小自治体のウェブサイトのアクセシビリティ推進を支援、リニューアル時期に合わせてモデルサイトへ変更させていく自治体を選定し、研究から制作、自治体職員の技術的支援、自己評価などの研修へ、官民のレベル的な標準化を促進し、同時に障害者や利用者のスキルアップなどを含めて、地域の雇用促進とIT化推進に取り組む予定です。 どうぞ、報道・マスコミ機関においても、ご理解をお願いし、ご協力をお願いするものです。 【お問い合わせ】 この件に関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。 <埼玉県ウェブアクセシビリティ推進連絡会> 事務局 さいたま市大宮区吉敷町1−124 埼玉県大宮合同庁舎3階 NPO法人 WeCAN!首都圏テレワークセンター内 TEL.048−647−8031 FAX.048−647−8032 メールは info@saitama-web.net