次に発表の紀平氏、横山氏に加え、とちぎ市民まちづくり研究所の代表陣内雄次氏、地域通貨レインボーリングのレインボーリング運営委員会の運営委員伊藤義人氏によってバネルディスカッションが行われた。
陣内氏は「地域の縁側」や「LOHAS=ロハス:Lifestyle of Health and Sustinability」について語り、伊藤氏はお金だけでものを考えるのではない社会の仕組みと地域通貨の役割について述べた。
それぞれのコミュニティカフェ・コミュニティレストランを作るにあたっての資金やモノのもちよりの仕方や運営の仕方などが会場を交えて話し合われた。これらのコミュニティカフェ・コミュニティレストランはそれぞれ単独で地域に存在するのではなく地域の多様な活動に関係している。
また、それぞれ日替わりシェフ「ワンディシェフ」での運営や近くの畑で野菜などの一部を自給しているなどの共通点もあった。これらのコミュニティカフェ・コミュニティレストランは広い意味でのまちづくりの基盤を創り出しているといえる。