『S−Report』  3/17号  未来へのまなびをはじめよう 国連持続可能な開発のための教育の10年キックオフミーティング


 ヨハネスブルグサミットにおいて日本が提唱し実現した「国連持続可能な開発のための教育の10年」(ESDの10年)が今年からスタートした。日本でも「持続可能な開発のための教育の10年推進会議」(ESD−J)が主催する、キックオフとなるミーティングが、3月6日に東京都豊島区の立教大学で開かれた。

  ESDとは「持続可能な開発のための教育=Education for Sustainable Development」の略。社会・環境・経済・文化の視点から、人類が直面する様々な課題に取り組み、公正で豊かな未来を創る「持続可能な開発」――それを実現する力を、世界各地に生きる私たちひとり一人が学び育むことを目指しています。  
  日本のキックオフとなるミーティングには、NPOやNGO、国際機関、政府、産業界、地域、国会議員そして市民など、持続可能な社会作りにかかわる様々な立場の人々が集い、この「ESDの10年」にどのような期待をし、何を実現したいと思っているかを語り合います。この10年を機会に、よりよい未来を創るための教育や学びの活動の環を広げていきましょう】(同推進会議)  

  基調講演では、これからの方向性を示すユネスコのバンコク事務所長シェルドン・シェーファー氏による「ESDの10年が目指すもの」と、池田香代子さんの「100人みんなが幸せに暮らせる村をつくろう」の講演があった。続いて、同推進会議阿部治代表理事による「2005年を実りあるスタートにするために」と、歌と語りの宅配便代表・磯田禎子による朗読が行われた。

 その後のリレートーク「ESDの10年への提案」では、岡山市の萩原市長による「岡山市ESDのプロジェクト」(岡山市とユネスコの共催)の実践的取り組みや、(財)とよなか国際交流協会の榎井課長による豊中市での先進的取り組みが紹介された。

 続いて、外務省からユネスコと協力して実施する計画、環境省から環境教育の実施計画、文部科学省からは手始めとして環境省と連携して実施する学校の環境教育などの計画について述べられた。また、経団連や読売新聞社、国会議員からもそれぞれの立場より意見が披露された。

 2003年6月21日の「持続可能な開発のための教育の10年推進会議」(ESD−J)設立以来、市民・NGOが日本各地でネットワークづくりやESD地域ミーティングなど実施してきた。当日の午前には、同推進会議の地域ミーティングコーディネーター会議が開かれ、今後の具体的取り組みの検討が行われた。

 日本では市民の動きが先行しているが、「国連持続可能な開発のための教育の10年」は、国連に対し日本政府が市民と提案した経緯があり、今後の政府や経済界の取り組みに期待したい。

 未来へのまなびをはじめよう。

  地域情報研究所予定


(財)住宅総合研究財団  第6回「住まい・まち学習」実践報告・論文発表会に下記2点を発表します。

 7.「こどもをきっかけとするまちづくりへの視点−異世代での協働、交流が育んだもの− 」   
  
  田中恒明(地域情報研究所)
  執筆者 田中恒明、長岡素彦(地域情報研究所)、山口邦子(共立女子大学)

 9.「上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決」−まち育てのひとつとしての地域通貨ビオトープ− 」    

 長岡素彦(さいたま地域通貨フォーラム/地域情報研究所)   

 第6回「住まい・まち学習」実践報告・論文発表会

  日 時 2005年4月2日(土)13:30〜17:30 終了後、交流会を開催します。

  会 場  建築会館302・303会議室
   (JR田町駅,都営地下鉄三田駅(浅草線・三田線) 徒歩5分、港区芝5-26-20 tel?:03-3456-2051)

  参会者  学校関係者、建築系・教育系などの研究者・実務者ならびに大学院生・学生、まちづくりなどの活動家、関心のある保護者の方などです。

  (財)住宅総合研究財団では、1993年より住教育委員会を設置し、住教育フォーラム等の活動を行っています。また、各分野・学会に分散している住まい・まち学習関係者が分野を越えて集い、成果・情報を交換・蓄積していくために論文集の作成・発表を6年前より毎年実施し、これまでに、学校教育・都市計画・建築・造園・美術・まちづくりなど幅広い分野の方々から、130編を越える論文が寄せられています。

  委員長  延藤  安弘(NPO まちの縁側育くみ隊 代表理事)
  委  員 小澤紀美子(東京学芸大学教育学部教授)
  委  員 木下   勇(千葉大学園芸学部助教授)
  委  員 町田万里子(元 筑波大学附属小学校教諭)
  委  員 細田 洋子(建築と子供たちネットワーク仙台)
  委  員 奈須 正裕(立教大学文学部 教授

  第6回「住まい・まち学習」実践報告・論文発表会聴講者募集 定員 50名 (申込み先着順)

  参加費 無料 (ただし交流会は会費1,000円)

  参加申込 こちらのフォーム,または,faxで

  (1)参加内容(発表会,交流会),(2)氏名,(3)所 属,(4)連絡先住所,(5)e-mail,(6)電話,(7)faxを下記まで送信して下さい。 *お断りする場合はご連絡いたします http://www.jusoken.or.jp/jukyoiku_form.htm

   申込・問合先 (財)住宅総合研究財団 住教育担当 
    〒156-0055 世田谷区船橋4-29-8 tel 03-3484-5381,fax 03-3484-5794


  関係イベント


★日本地域通貨フォーラム★

さいたま地域通貨フォーラムは出展します。

 2005年3月18日(金)に、ふれあい切符で知られるさわやか福祉財団主催で東京都港区の「女性と仕事の未来館」で開催されるイベント。東京大学教授の丸山真人さんが基調講演を行った後、トヨタ自動車(株)の岸本周平さん(元大蔵省)が地域通貨の法的問題について講演を行い、午後は国内各地の実践者による実例報告やパネルディスカッションが行われる予定。

■ 日   時 平成17年3月18日(金) 10:00〜18:00(受付9:30) (交流会 18:30〜20:00) 

■ 会   場  女性と仕事の未来館 東京都港区芝5−35−3
          JR山手線  田町駅より徒歩3分 
           地下鉄都営浅草線、三田線  三田駅A1出口より徒歩1分    

■ 主   催 財団法人 さわやか福祉財団   

■ 参 加 費   1)地域通貨協力者・・無 料 (現在使用している地域通貨数枚持参願います)  
           2)一般参加者・・・・・・2,000円 (協力者の地域通貨を提供いたします)
           3)学   生・・・・・・・・無 料 (地域通貨提供可能な方はご協力お願いします)
            交流会費・・・・・3,000円   (参加費及び交流会費は当日受付でお支払いください)    

■ 参加対象者 200名(先着) 地域通貨に関心のある自治体、団体、個人の方    

■  申込方法 FAXでの申し込みの場合は、参加申込書に、Eメールの場合は 申込書と同様に必要事項をご記入のうえ2月25日(金)までに申し込み下さい。  
  なお、定員になり次第、受付は終了とさせていただきます。  

            プ ロ グ ラ ム 内 容                

   9 : 30  〜 受付開始
  10 :  00  〜 開会挨拶  さわやか福祉財団 理事長 堀田 力   
  10 :  10  〜 基調講演  演題 「地域通貨は何処へ行くか」 東京大学教授 丸山真人氏 
  11 :  20  〜 講 演     演題 「地域通貨の法的問題」   トヨタ自動車滑ン本周平氏(内閣府政策参与)  12 :  00  〜 休 憩 
  13 :  15  〜全国の活動事例(ブース設置)           

  報告団体(予定)            
  ・ アースデイマネー(東京都渋谷区)             
  ・ 千姫プロジェクト(兵庫県姫路市)           
  ・ てこな(千葉県市川市)           
  ・ 時間通貨(さわやか福祉財団・全国)  ほか 

  14 :  45  〜 パネルディスカッション
          テーマ 「地域通貨の理想と現実」       

  パネリスト (五十音順)
 ・ 加藤 敏春氏 エコミュニティーネットワーク代表 ・ 岸本 周平氏 トヨタ自動車梶i内閣府政策参与) ・ 村山 和彦氏 鰍ンんなのまち代表 (ピーナッツ倶楽部)   ・  森野 栄一氏 ゲゼル研究会代表
  コーディネーター       堀田 力    さわやか福祉財団理事長

  17 : 15 〜 ブースによる地域通貨説明

  18 : 30 〜 交流会(20時終了予定)


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日本初の“こどものまち”(ミニミュンヘン)ミニさくらツアー募集
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 このツアーではガイド、解説(ツアー用ハンドアウト付)、ミニさくらコーディネーターのお話も聞けます。  このツアーは観光ツアーではなくスローツーリズムのスタディツアーです。 (営利を目的としたものではありません。)

■ミニさくらツアー日程  

  3/27(日) 斎藤担当、 3/29(火) 斎藤担当    4/1 (金) 長岡担当、 4/2 (土) 斎藤担当

集合場所(現地発着)

   ミニさくら受付前で「お母さんの地域通貨会議」のポスターを持ってお待ちしています。
  京成本線 志津駅から南中野行きバス 下志津小前下車
  アイアイモール(中志津中央商店街)に無料駐車場があります。

集合時間  必ず、事前申し込み願います。   各日 11:00 (要望があれば 12:00 13:00)

概    要 実費程度を頂きます。

 1.解説(ツアー用ハンドアウト付)(15分)

 2.現地見学コース(1時間弱)

 受付−銀行−放送局−職人工房−商品売り場

 3.ミニさくらコーディネーターのお話

 4.ツアー担当よりミニさくら・エコマネーサクラの話

 5.質問タイムなど(約15分)

主 催  お母さんの地域通貨会議/スローネットワーク Green Cafe


                ★★ミニさくらツアーお申し込み方法★★

1.Eメール  Green Cafe事務局    green@fv.mond.jp

2.ファクシミリ  Green Cafe事務局 049-233-0402 

3.斎藤または長岡まで直接お申し込みください。

いずれの方法でお申し込みの際にも、以下の申し込み内容をお知らせください。ファクシミリでお申し込みの際には、空欄に必要事項をご記入の上、この紙を送信してください。

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○参加希望日
○氏名
○連絡先(できればEメールアドレス)
○(もしおもちでしたら)ケータイNo.
○グループで参加の場合、ご自分をふくめた合計参加人数 ※参加費用はハンドアウトコピー代実費の予定です。(未定)                             

2005.2.24

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 ♪スキルアップのフルコース♪ 〜パート1〜

      前菜・スープを召し上がれ♪

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「春だ!自分に向き合い、新しい仲間を探してみない?」


●日時:平成17年4月9日(土) 10:00〜16:00

●場所:サイサンKSビル8階ホール(大宮駅徒歩10分)     
       http://www.saisan.net/

●主催:彩の国学生ボランティアネットワーク

●協力:埼玉県社会福祉協議会

●内容:

 ○食前酒〜初対面でも打ち解ける方法

 ○前菜・俺流サラダ  〜自分のやりたいことを見つけよう

 ○スープ・十人十色スープ 〜仲間を見つけていい味だそうよ〜

 ○メインディッシュは   

  6月11日(土)・8月13日(土)・10月8日(土)  12月10日(土)・2月11日(土)で食べよう!

●シェフ(ファシリテーター) 

 ○武田三奈さん(自分が変わる世界が変わるワークショップ)

 ○茂木昌克さん(ユース・トーク未来代表)

 ○彩の国学生ボランティアネットワーク

●参加費  学生  500円  一般 1,000円

●申し込み方法  

下記フォームをvc@fukushi-saitama.or.jp へ  

・・・・・・・・・・・ 申し込みフォーム ・・・・・・・・

氏名(フリガナ);
所属団体名(あれば):
学生参加者の方は学校名と学年:
連絡先     〒:         
住所:      
電話番号:      
携帯番号:       
Eメール:
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●彩の国学生ボランティアネットワークってなあに?
 埼玉県内を中心とした大学、地域のボランティア同士の情報交換や横のつながりをつくるために有志によって設立されたネットワークです。
 メールでの情報交換や、2ヶ月に1回(偶数月)に定期的にサロンを開催しお互いのスキルアップをはかっています。

●今後のスケジュール

 5月7日・8日合宿
 1日目「アイスブレイクだよ〜大運動会」  2日目「テーマ別分科会」   防災・まちづくり・こどもをテーマに語ろう。

●問い合わせ先  社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会
 〒330-8529 さいたま市浦和区針ヶ谷4−2−65  
電話048−822−1192 FAX048−822−1449
 Eメール:vc@fukushi-saitama.or.jp 担当:秋山

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4月3日(日)『のりのり(海苔)ウォークラリー開催!』

 海苔のまち「大森」をめぐるスタンプラリー!

 どなたでも参加いただけます!(10歳以下は保護者同伴)  

春休みの家族イベントに、お友達と健康づくりに・・・是非ご参加下さい!  
団体さま歓迎!

・ゴールした方にはもれなく海苔に関するステキな商品をプレゼント!

・さらに抽選で豪華海苔商品も当たる!

・また、お名前に「の」と「り」のつく方!特典があります!
 (数量限定 証明するものをおもち下さい)

■参加費:300円(当日受付) 定員500名

■チェックポイント:こらぼ大森(スタンプカード発行)→海苔の松尾(平和島) →くじらオブジェ→海苔博物館→海苔会館→大森町商店街→海苔の碑 →こらぼ大森(約4km)

■受付時間:9時30分から12時30分

■受付場所:こらぼ大森(大田区大森西2-16-2  

 京浜急行平和島駅から徒歩7分駐輪可)スタート、ゴールとも:こらぼ大森

★平和島駅から参加したい方は、予約を!転送歓迎! 平和島駅から参加したい!という方はあらかじめメールemail : info@oomori-cafe.comにて「お名前」「連絡先」「参加人数」と「平和島駅」到着時 間をお知らせ下さいスタンプカードを平和島駅でお渡しします。

★当日はゴール地点のこらぼ大森で海苔イベント「みんなでつくろう!手巻きずし」 も開催しています!一日海苔づくしでお楽しみ下さい!

■雨天決行

■主催:大森まちづくりカフェ

■お問い合わせ 大森まちづくりカフェ事務局 たかだあや

[〒] 143-0015 東京都大田区大森西2-16-2 こらぼ大森内

[tel/fax] 03-3768-0051
[URL] http://www.oomori-cafe.com/

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