『S−Report』 3/3号 企業CSRへのNPOからの提案
2月22日、東京渋谷の環境パートナーシップオフィスで「企業CSRへのNPOからの提案-NPOと企業とのing(マッチング)&交流会-」(主催 エコ・コミュニケーションセンター(ECOM)・地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)で開かれた。 この催しは「NPOパワーアップセミナー」の一環であり、今まで参加者が「ミッションとプロセスを明確にする」「協働のためのマーケティング」「企画書づくり」などのプロセスを経て、今回のセミナー参加者とその他の人からこの「企業CSRへのNPOからの提案」が行われた。 今回、の趣旨は「企業にとって"NPO"という未知なるものとの出会いが、自分たちでは気が付かなかった企業価値を発見する契機になることもあります。地域課題や社会的課題に日々取り組むNPOの視点は、企業がより社会から必要とされるための有益なアイデアの宝庫です。 今回は2つのテーマに関して、NPOから企業への提案を発表し、より良い社会貢献活動やCSRについて考えます。協働のパートナーと出会う機会としてもご期待ください。」 まず、地域とつながる活動の提案・地域貢献事業として渋谷フラワープロジェクト荻窪奈緒氏の「人が集うコミュニティガーデンの調査事業」、 松戸市市民活動サポートセンター山崎恵氏の「松戸市の環境に関する団体と企業に対する、環境教育ネットワーク構築の提案」、麻布大学環境政策学科教員村山史世氏の「産官学民プラットフォームでつくる『さがみはら環境フォーラム2005』−CSRに期待すること」、ホタルの会の澤田晃氏による「ホタルが舞う自然環境の保護・保全に向けて」などが提案され、次に行動に結びつく人材育成の提案・環境教育・CSR教育・ボランティア体験ではコーラルネットワーク宮本育昌氏の「企業に対するCSRの一環としてのサンゴ礁セミナー&エコツアーの提案」、ECOMエコ・コミュニケーションセンター森良氏の「グリーンコンシューマー教育協働プロジェクト」、荒川区社会福祉協議会福田めぐみ氏の「めざせ!スペシャルオリンピックス 知的障害児者と社会との接点作り〜」、日本野鳥の会岡本裕子氏の「自然とふれあう体験から自然を守り育てる活動へ〜協働でつくりあげる自然体験プログラムの提案」が提案された。 これに対して、コメンテーターの元広告の専門家で渋谷区会議員長谷部健氏は自らもgreen birdという表参道を中心としたまちのクリーンアップのNPOで活動している実績からプレゼンの仕方ばかりでなくNPOのミッションをどう伝えるかということが重要であるという提起や(社)日本フィランソロピー協会服部素子氏による企業の社会貢献とNPOについての関係のありかたの指摘があった、 この中で、宮本育昌氏の「企業に対するCSRの一環としてのサンゴ礁セミナー&エコツアーの提案」や村山史世氏の「産官学民プラットフォームでつくる『さがみはら環境フォーラム2005』−CSRに期待すること」などは他の手本となると高く評価された。 この後、参加者によってNPOからの提案を更に良い提案をしていくためのワークショップが行なわれた。 企業のCSRは花盛りであるが、CSRといいながら企業社会的な一方的な「社会貢献」になりがちである。 また、NPOも運営体制の不備もあり、また、未だ自己の目的やミッションを優先し公益にかなった社会的事業の提案ができていないものがある。 しかし、「企業から寄付を募る」という旧来の「社会貢献」ではなくCSRである以上企業とNPOがそれぞれ提案を力を合わせてCSRをすすめていくことに意味があるのではないか。 「企業CSRへのNPOからの提案-NPOと企業とのing(マッチング)&交流会-」はそのきっかけの一つをつくることができたのではないか。
「まちづくり博覧会」 「まちじゅう**マップ2004 まち自慢の種を探そう」はパネルによる活動発表及びプレゼンテーションします。 日 程 2005年3月5日〜6日 午前1時開始 場 所 セシオン杉並展示室(杉並区梅里1-22-32) 内 容 「まちづくり博覧会」は、杉並区の「街づくり助成」を受けた団体の発表と、情報交換、交流の場です。このイベントでまちづくりについて発表したい団体を募集しています 。 対象とするかた まちづくり活動団体(杉並区内に限りません) 問い合わせ先 まちづくり博覧会 事務局 電話 03-5306-1045 ファックス:03-5306-1045 【申込み】ファックスでお申込み下さい。 すぎなみコミュニティカレッジ(杉並区教育委員会社会教育講座) まちじゅう**マップ2004 まち自慢の種を探そう 方南・和泉編・西北編 企画・運営 (有)人イエまちネットワーク/地域情報研究所 広報すぎなみ10月21号 平成16年10月21日 NO.1695 http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/sg1695.pdf ・フィールドワーク始めました。 まちじゅう**マップ2004 まち自慢の種を探そう http://www.doblog.com/weblog/myblog/28993 ・講座の進行 http://sugi.blogtribe.org/ ・全体 方南・和泉編 http://www.e-tiiki.net/w/s/ 西北編 http://www.e-tiiki.net/w/n/ ・ 2003/2004 http://www.e-tiiki.net/w/
災害と避難・情報と能力研究会「災害弱者・情報弱者について考える」 第1回 「新潟県中越地震の現場から学ぶ」 日 時 3月11日(金) 19:00〜20:30 予定 場 所 川口ボランティアサポートステーション 川口総合文化センターリリア2F埼玉県川口市川口3−1−1 TEL 048-240-1414 FAX 048-251-9597 費 用 原則今回は無料ですが寄付として\100以上をお願いします。 (新潟県中越地震災害、スマトラ島沖地震・インド洋大津波に向けて) 申 込 災害と避難・情報と能力研究会 事務局 NPOユニバーサルデザイン・ステップ info-lab@cyber.email.ne.jp 内 容 新潟県中越地震支援 川口町現地報告 小澤勇、渡辺敬子(NPOユニバーサルデザイン・ステップ) “新潟県中越地震の現場に学ぶ”災害支援・研修会報告 小田恒雄(盛人の会) 、小田清美(NPOユニバーサルデザイン・ステップ) 県外災害支援ボランティアの役割と考え方(仮称) 奥村素子(川口市ボランティアサポートステーション)