『S−Report』  12/23号  持続可能な社会を協働で築こう! −持続可能な開発のための教育の10年さいたま地域ミーティング

 
 日本がサミットで提案し、国連決議により2005年より世界中で10年間行われる「持続可能な開発のための教育の10 年」の開始にあたって、さいたまでも持続可能な開発のための教育の10年さいたまミーティング「持続可能な社会を協働で築こう!」が行われた。
  「持続可能な開発のための教育の10 年」の開始にあたって、持続可能な開発のための教育の10年地域ミーティングを各地の市民と「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)が開催していて、この「持続可能な社会を協働で築こう!」もそのひとつでもある。
 まず、「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議 森良理事より”「持続可能な開発のための教育の10年」って?”というテーマで解説や実例及びこれからの進め方などのレクチャーがあった。

 次に、持続可能な開発のための教育の10年のさいたまでの取り組み報告として、「地域で持続可能な社会を築こう」と題して、川口市民環境会議より1日二酸化炭素削減活動として1日で2,577,361g の二酸化炭素を削減した埼玉エコライフディの取り組みの報告と東松山・環境市民の会と東松山市より協働で行う環境活動とそれから環境から福祉へ、ホタルから平和へと広がる取り組み足元からはじめる持続可能な開発のための教育の報告があった。 
 そして、「若者と持続可能な社会を築こう」と題して、東京国際大学下羽ゼミナールのフィリッピンで韓国と現地の学生と地球市民になるための「問題解決型」現場体験プログラムに参加し、日本でも産業廃棄物の問題に取り組みの報告、彩の国学生ボランティアネットワークによる自主的な福祉ボランティアの活動と学生ネットワークについての報告、そして、対話プロジェクトと自由の森学園高等学校イラク対話プロジェクト実行委員会の高校生よりバグダッドと高校生がテレビ電話で語り合い相互理解を深めた事例の報告があった。
 それぞれの報告に対して活発な質疑があり、「持続可能な開発のための教育の10年」の論議が深められた。  また、開発教育協会ユースのファシリテートにより参加者全員が5つのグループに分かれ、ある地域の地図をもとに「持続可能なまち」を作りあげるワークショップも行われた。

  この持続可能な開発のための教育の10年さいたま地域ミーティングでは参加者から「いろいろな世代や分野がつながることで、地域が良くなる可能性が広がるんですね。もっといろいろな分野の方とつながりたい」(学生)、「高校生や大学生も取り組んでいることに強く感心しました。日本の未来は明るい!」(社会人)などの感想が寄せられた。  今回の持続可能な開発のための教育の10年さいたま地域ミーティング「持続可能な社会を協働で築こう!」は2005年2月6日に今回と同じく東松山市において市民、環境団体などの協力により開催される第4回環境まちづくりフォーラム・埼玉と連携している。

 日本が提案し、来年度から開始される持続可能な開発のための教育の10年であるが、政府の方針は未だはっきりと見えてこない。その間にも、地球温暖化など「持続不可能な社会」が続いている。

 しかし、このように、市民・NPO、「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議などは地域ミーティングや多様な活動を通して市民と行政と企業、民間が協働して「持続可能な開発のための教育の10年」推進を行い、「持続不可能な社会」を形成しようとしている。


日  程 2004年12月11日(土) 10時〜16時30分 

場  所 埼玉県東松山市 市民文化センター(東松山市六軒町5-2 )

主  催「第4回環境まちづくりフォーラム・埼玉」実行委員会
      持続可能な開発のための教育の10年推進プロジェクト

共  催「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)

呼びかけ人(敬称略・順不同)

 第4回「環境まちづくりフォーラム・埼玉」実行委員会委員長 松本浩一
 彩の国環境大学修了生の会 鳥居貴代美
 東京国際大学国際関係学部教授 下羽友衛
 自由の森学園中学校校長 塩瀬治
 特定非営利活動法人エコ・コミュニケーションセンター 代表 森良
 持続可能な開発のための教育の10年さいたま 代表 長岡素彦  

 参加者 52名

  地域情報研究所予定


A.まちじゅう**マップ2004    まち自慢の種を探そう   方南・和泉編   


会場  方南会議室及び方南・和泉地区、
対象  杉並区在住・在勤・在学のほか、杉並区内の各地に関心のあるすべての人々
定員   20名
受講料 なし   教材費等 各 1,000円

開催日

1.11月 2日(火)18:30〜20:30 

 講座全体の進め方
 先駆者が語る「まちづくり観光(インバウンド)」前野淳一郎(技術士)

2.11月13日(土)13:00〜16:30

 フィールドワークとミニ自慢大会〜みんなで歩いてまち自慢の種を探し、ほんの少し自慢しあおう。

田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

3.11月27日(土)13:00〜16:30

 フィールドワークとミニ自慢大会〜みんなで歩いてまち自慢の種を見つけ、ほんの少し自慢しあおう。

  田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

4.12月14日(火)18:30〜20:30

  大自慢大会〜みんなで探して見つけたまち自慢の種を知ってもらおう

  渡邊くるみ 和泉保健センター(和泉保健センター)

5.1月11日(火)18:30〜20:30

  ワークショップ〜みんなで見つけたまち自慢をマップに落とし込んでみよう 山田清(人イエまちネットワーク)

6.1月25日(火)18:30〜20:30


  ワークショップ〜みんなで作ったまち自慢のマップを完成させよう

   山田清(人イエまちネットワーク)


B.まちじゅう**マップ2004      まち自慢の種を探そう 
  
西北編  

会場 西荻地域区民センター及び西北地域

対象 杉並区在住・在勤・在学のほか、杉並区内の各地に関心のあるすべての人々

定員 20名 受講料 なし 

教材費等 各 1,000円

開催日

1.11月 9日(火)18:30〜20:30

  先駆者が語る「アートでまちづくり」村田達彦(西荻まちメディア)

2.11月20日(土)13:00〜16:30

  フィールドワークとミニ自慢大会 〜みんなで歩いてまち自慢の種を探し、ほんの少し自慢しあおう。

  田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

3.12月 4日(土)13:00〜16:30

  フィールドワークとミニ自慢大会 〜みんなで歩いてまち自慢の種を見つけ、ほんの少し自慢しあおう。

  田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

4.12月21日(火)18:30〜20:30

  大自慢大会〜みんなで探して見つけたまち自慢の種を知ってもらおう

  村田達彦(西荻まちメディア)

5. 1月18日(火)18:30〜20:30

ワークショップ 〜みんなで見つけたまち自慢をマップに落とし込んでみよう 山田清(人イエまちネットワーク)


6.2月 1日(火)18:30〜20:30

ワークショップ 〜みんなで作ったまち自慢のマップを完成させよう 山田清(人イエまちネットワーク)

 上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」


 上尾市依託生涯学習グループ 生涯学習講座

  上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」

 この度上尾ビレッジという地域の問題解決のための新コミュニティが発足しました。6月5日、上尾市から委託生涯学習グループとしても認定されました。 上尾ビレッジとは、分かち合いのお金「地域通貨」によって、人と人の暖かいつながりをつくって行きたい、という想いから発足した会です。人やモノとのつながりを楽しみながら、同時に、地域通貨を活用しながら、ゴミ問題、子育て、地産地消等、地域のさまざまな問題の解決策を、皆で考えていきたいと思います。 上尾市を中心に活動予定ですが、市外のメンバーも多数おります。

  何だかちょっと面白そうと思った方、一緒に楽しんでくださる方、ぜひご一緒に上尾ビレッジにご参加ください! 上尾ビレッジでは、各地で地域通貨を実践されている方々をお招きして、上尾ビレッジカフェで公開学習会を行なっていきます。地域通貨体験ワークショップも随時行ないます。ぜひお気軽にご参加ください! 

  (内容は若干変わる可能性があります。ご了承ください。そのため転載はご遠慮願います。)

■予定


上尾ビレッジカフェ Vol8 公開フォーラム

 日 時:1月30日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定  内 容:○『地域の問題解決  地域通貨In上尾』     
   コーデネーター:地域情報研究所 長岡素彦     
    ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』

毎回、上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)、ポトラックなどを行う予定です。

・上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)  参加者の情報交換の場
・ポトラック−(関係資料等頒布−但し、上尾マネーを使用)  

上尾に関係することで、特定の宗教、特定の政治に関係なく、非営利であればお申し出下さい。

■各回参加料は300円+地域通貨上尾マネー(200a=アッピー)、又は、500円(200a=アッピー付き)となります。

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