『S−Report』  10/14号 キャンパスからまちに踏み出した学生たち − まちづくりのあらたな展開を求めて−1

 
  『埼玉住まい・まちづくり交流展2004』で10月2日に開かれた「学生まちづくり学会2004〜大解剖!!キャンパスからまちに踏み出した学生たち〜」(後援 埼玉県、さいたま市、建築学会埼玉支所、週間まちづくり、助成 生活協同組合ドゥコープ )が開かれた。
  「学生まちづくり学会2004」は、地域のまちづくりを行っている学生が自主的に実行委員会をつくって行うもので、今回が3回目である。
 学生まちづくり学会の初回は都市工学を中心に学生が地域で果たす役割を探り、2回目は福祉・マスコミ・環境・アート・まちづくり支援などの多様な分野で地域に関わっている学生主体の団体を主体に学生がまちに関わることの責任と意義を論議しました。
 今回のテーマは「大解剖!!キャンパスからまちに踏み出した学生たち」であり、学生と地域の関係に着目し、大学周辺地域で活動を展開している学生の具体的で実践的な事例報告と活発な質疑応答があった。
 まず、馬場麻衣氏(雑木林を楽しむ会福井大学)が環境、菱沼 勇介氏(Pro-K 一橋大学) がまちづくり学生ベンチャー、関原健太氏(たかさき活性剤本舗高崎経済大学)が商業活性化、三瓶光博氏(NPO法人コミュニティ活動支援センター 聖学院大学)が学生による地域支援の立場から発表された。
 次に、コーディネーターである村山史世氏(麻布大学環境保健学部環境政策学科専任講師)の巧みなコーディネートで始まったバネルディスカッションでは、活動をはじめたきっかけ、精力的に活動を続けていられるのか、どんなときにまちに出て良かったと思うのかなど会場も交えて具体的に語られた。
 今回、「学生まちづくり学会2004」の開始後も続々と学生たちが会場にやってきた。前回までには無い光景である。主催者発表によると出席者は約140人であり、第一回目の約2倍である。
 これは、単に数だけの話しではない。会場に来た学生たちは関東にとどまらず各地から来ており、熱心に討論がかわされた。
 昨年、学生まちづくり学会2003についての記事にこう書いた。

 「このような志をもった多くの学生たちが卒業し、まちづくりに限らず地方自治体や企業やあらゆるところで仕事をしていったら、大きくいろいろなことが変わる。」  

 志をもってキャンパスからまちに踏み出した学生たちの姿を見て、今もまちは学生たちの手で変わっているという思いを持った。

  学生まちづくり学会 http://www3.to/gakumachi 学生まちづくり学会のサイトとロゴが完成しました。 ロゴは、CampusのC、学会や学生のGをモチーフとし、学生がまちに飛び出す様子を表すと同時に、学生の輪を表しています。
雑木林を楽しむ会 http://www3.to/gakumachi
たかさき活性剤本舗 http://www1.tcue.ac.jp/home1/honpo/
NPO法人コミュニティ活動支援センター  http://dept.seigakuin-univ.ac.jp/dept/npo/npo.htm

記事 学生の志が集まった「学生まちづくり学会2004」 http://www.janjan.jp/area/0310/0310187464/1.php

  地域情報研究所予定


A.まちじゅう**マップ2004    まち自慢の種を探そう   方南・和泉編   


会場  方南会議室及び方南・和泉地区、
対象  杉並区在住・在勤・在学のほか、杉並区内の各地に関心のあるすべての人々
定員   20名
受講料 なし   教材費等 各 1,000円

開催日

1.11月 2日(火)18:30〜20:30 

 講座全体の進め方
 先駆者が語る「まちづくり観光(インバウンド)」前野淳一郎(技術士)

2.11月13日(土)13:00〜16:30

 フィールドワークとミニ自慢大会〜みんなで歩いてまち自慢の種を探し、ほんの少し自慢しあおう。

田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

3.11月27日(土)13:00〜16:30

 フィールドワークとミニ自慢大会〜みんなで歩いてまち自慢の種を見つけ、ほんの少し自慢しあおう。

  田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

4.12月14日(火)18:30〜20:30

  大自慢大会〜みんなで探して見つけたまち自慢の種を知ってもらおう

  渡邊くるみ 和泉保健センター(和泉保健センター)

5.1月11日(火)18:30〜20:30

  ワークショップ〜みんなで見つけたまち自慢をマップに落とし込んでみよう 山田清(人イエまちネットワーク)

6.1月25日(火)18:30〜20:30


  ワークショップ〜みんなで作ったまち自慢のマップを完成させよう

   山田清(人イエまちネットワーク)


B.まちじゅう**マップ2004      まち自慢の種を探そう 
  
西北編  

会場 西荻地域区民センター及び西北地域

対象 杉並区在住・在勤・在学のほか、杉並区内の各地に関心のあるすべての人々

定員 20名 受講料 なし 

教材費等 各 1,000円

開催日

1.11月 9日(火)18:30〜20:30

  先駆者が語る「アートでまちづくり」村田達彦(西荻まちメディア)

2.11月20日(土)13:00〜16:30

  フィールドワークとミニ自慢大会 〜みんなで歩いてまち自慢の種を探し、ほんの少し自慢しあおう。

  田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

3.12月 4日(土)13:00〜16:30

  フィールドワークとミニ自慢大会 〜みんなで歩いてまち自慢の種を見つけ、ほんの少し自慢しあおう。

  田中恒明(地域情報研究所)長岡素彦(地域情報研究所)

4.12月21日(火)18:30〜20:30

  大自慢大会〜みんなで探して見つけたまち自慢の種を知ってもらおう

  村田達彦(西荻まちメディア)

5. 1月18日(火)18:30〜20:30

ワークショップ 〜みんなで見つけたまち自慢をマップに落とし込んでみよう 山田清(人イエまちネットワーク)


6.2月 1日(火)18:30〜20:30

ワークショップ 〜みんなで作ったまち自慢のマップを完成させよう 山田清(人イエまちネットワーク)

  千代田こどもまちの記者


  10月17日(日) 共立女子大学学園祭の取材およびこども記者の発表会

  共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス 住所: 東京都千代田区一ツ橋2-2-1

  普段、馴染みのあまりない大学キャンパスで学園祭を取材します。 また、併せてこれまでの活動の発表の場を作る予定です。こども記者の皆さんが、自分で書いたお気に入りの記事を発表してもらえればと考えています。
  できるだけ多くの「こども記者」の皆さんにご参加いただければと思いますが、保護者の皆様、学校のお友達など多くの方、お誘い併せの上ご参加願えればと思います。
  なお、新聞ドームを膨らませるなどのこどもが参加できるイベントも用意しています。  

 「千代田こども新聞」   http://www.e-tiiki.net/cd/

 「千代田まちづくりサポート事業」こどもまちの記者による地域発掘と広報
                http://www.e-tiiki.net/cd/index0.htm

  富士川農林学校いなか体験ツアー

 

  富士川農林学校いなか体験ツアー 第1期生募集 <定員限定30名 先着順>

 富士山と紅葉、素朴な田舎生活の体験ツアーです。
 今回、山梨の中でも自然の宝がいっぱい詰まった富士川農林学校のモニターツアー30名を募集します。 特に今回のツアーは、山梨県のモニターツアーのため、特別料金となっています。
  定員になり次第、締め切らせていただきます。

■日 時:2004年10月30日(土)

■集合場所:山梨県身延町「道の駅しもべ」

■費 用:1,980円/大人(中学生以上)・980円/子ども(4歳以上) ・4歳未満無料 (昼食、収穫体験、ホタルカゴ・ざる豆腐づくり体験、傷害保険料が含まれま す。)

■募集定員:30名・先着順 (申し込み締め切り10月20日)

■持ち物:長ぐつ・合羽・ビニル袋3枚 ■スケジュール
 9:30  道の駅しもべ
 9:50  珍しい秋の新じゃがいも堀り  10:30 つぼ採り(無農薬の水田でつぼ採り)  12:00 バーベキュー(平飼い地鶏、つぼ汁、無農薬新米おにぎり等、)
 13:30 ホタルかご作り
 (脱穀した麦わらを釣鐘のように編みあげた籠。 この地域でも昔は子供達は皆作って、その中にホタルを入れて楽しんだ。ランプシェイド等お洒落なインテリアとしても使えます。)
 14:30 ざる豆腐づくり  15:30 解散
**収穫したり、作ったものはすべて無料でお持ち帰りいただけます。**

■主催:富士川農林学校(山梨県峡南地域振興局) 協力えがおつなげて、身延町

■問い合わせ先:山梨県峡南地域振興局農務部 TEL055−240−4116
 Eメールkatou-pxr@pref.yamanashi.lg.jp か、FAX 055-240-4117 でお申し込みください。

  NPOユニバーサルデザイン・ステップ


 NPOユニバーサルデザイン・ステップでは川口ボランティアサポートステーションでの小学校の総合的学習の時間でユニバーサルデザインのお話、体験ワークショップをします。

 タイトル「ユニバーサルデザインの調査隊になろう」
 
  主 催 川口ボランティアサポートステーション    
    場 所 川口ボランティアサポートステーション(川口市)
    日 程 10月 22日(金)午前中(予定)

 
 NPOユニバーサルデザイン・ステップでは9月よりトイレプロジェクト トイレでまちづくり講座に参加しています。

  トイレプロジェクトの目的 1)障害者スポーツ大会の参加者が、浦和を楽しんでいただけるよう、ユニバーサルなトイレ情報を収集しマップとして届ける。 2)講座参加者(岸町周辺の住民)といっしょにトイレを切り口に考え、マップづくりのプロセスをまちづくりのきっかけの一つとする。

 上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」


 上尾市依託生涯学習グループ 生涯学習講座

  上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」

 この度上尾ビレッジという地域の問題解決のための新コミュニティが発足しました。6月5日、上尾市から委託生涯学習グループとしても認定されました。 上尾ビレッジとは、分かち合いのお金「地域通貨」によって、人と人の暖かいつながりをつくって行きたい、という想いから発足した会です。人やモノとのつながりを楽しみながら、同時に、地域通貨を活用しながら、ゴミ問題、子育て、地産地消等、地域のさまざまな問題の解決策を、皆で考えていきたいと思います。 上尾市を中心に活動予定ですが、市外のメンバーも多数おります。

  何だかちょっと面白そうと思った方、一緒に楽しんでくださる方、ぜひご一緒に上尾ビレッジにご参加ください! 上尾ビレッジでは、各地で地域通貨を実践されている方々をお招きして、上尾ビレッジカフェで公開学習会を行なっていきます。地域通貨体験ワークショップも随時行ないます。ぜひお気軽にご参加ください! 

  (内容は若干変わる可能性があります。ご了承ください。そのため転載はご遠慮願います。)

■予定


上尾ビレッジカフェ Vol5 第5回公開学習会

 日 時:10月31日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定
 内 容:○講義『地域通貨で問題解決C・・・環境とフェアトレード』    
        講師:ナマケモノ倶楽部 間宮俊賢&関本洋司(地域通貨族)   
      ○ミニワークショップ 『体験しよう!!地域通貨』

上尾ビレッジカフェ Vol6 第6回公開学習会

 日 時:11月28日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定
 内 容:○講義『地域通貨で問題解決D・・・子育て』      
       講師:こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"推進委員会 北澤     
      ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』

上尾ビレッジカフェ Vol7 第7回公開学習会

 日 時:12月26日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定
 内 容:○講義 『地域通貨で問題解決E・・・地域を越えて』      
       講師: レインボーリング運営委員会理事 伊藤義人  
      ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』

上尾ビレッジカフェ Vol8 公開フォーラム

 日 時:1月30日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定  内 容:○『地域の問題解決  地域通貨In上尾』     
   コーデネーター:地域情報研究所 長岡素彦     
    ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』

毎回、上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)、ポトラックなどを行う予定です。

・上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)  参加者の情報交換の場
・ポトラック−(関係資料等頒布−但し、上尾マネーを使用)  

上尾に関係することで、特定の宗教、特定の政治に関係なく、非営利であればお申し出下さい。

■各回参加料は300円+地域通貨上尾マネー(200a=アッピー)、又は、500円(200a=アッピー付き)となります。

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