『S−Report』  9/30号 地域情報プラットフォーム『Green Cafe』 − eエンパワーメント4

 

 地域情報プラットフォーム『Green Cafe』のサイトのトライをはじめました。

 『Green Cafe』は地域情報研究所の2004年度計画”e-tiiki.net 04”の「情報プラットフォーム」の具体的な展開です。  この『Green Cafe』を説明する前に少し振り返ってお話をしたいと思います。

 「情報プラットフォームとは」(2003/4/17号)でこの情報プラットフォームはついては、下記のようにご説明しました。

 1.情報 知識やコンテンツのネット上での発信・共有・交流などの情報過程及び基盤のことであり、
 2.これらのネットでの情報過程に基づいて協働作業を社会的に行う仕組み  
 3.そして、それを支援する仕組みです。

  私たちは情報プラットフォームを広く捉えて、単に固定的なサイトや情報システムではなく、また、ネット上での発信・共有・交流などの情報過程にとどまらない「多様なメディアによる情報支援・サポートの仕組み」として考えています。

 今年は「情報プラットフォーム」を「地域情報プラットフォーム」(8/19号「地域情報プラットフォームと地域情報コーディネーター」)として計画していました。

 また、地域情報支援プラットフォームとして「地域通貨情報流通プラットフォーム」(3/11号 「地域通貨支援と地域通貨情報流通プラットフォーム  もう一度地域通貨−7」)を構想していました。

 ■地域情報プラットフォーム

 地域情報プラットフォームとしては地域の情報交流をはかる地域情報プラットフォームと地域の情報支援をおこなう地域情報支援プラットフォームを計画しています。

 □地域情報プラットフォーム −コミュニティポータルサイト

 ・コミュニティ情報プラットフォーム  ・報道・広報交流情報プラットフォーム   ・musenet  ・こどもdeネット  ・総合的な学習サポートネットワーク  ・生涯学習サポートネットワーク

 □地域情報支援プラットフォーム −コミュニティ支援システム  

・基盤構築情報交流プラットフォーム  ・地域間流通情報交流プラットフォーム ・地域通貨情報プラットフォーム  ・仮称 つながるネット  ・仮称 まちの自慢サイト  


  一方、この間、地域情報研究所の2003年度計画”e-tiiki.net 03”の「情報プラットフォーム」の整備に従ってBlog(Weblog・moblog)の運用・活用実験を行い、Blog(Weblog・moblog)の「日記」ではない地域での社会的活用を目指して試行錯誤を続けてきました。
 地域情報研究所の”e-tiiki.net BLOG”はこれまで関わりある地域の人々や団体、アクセスしていただいた方々、そして、出会う人たちへの情報交流ツールを、直接参加型として運営し、市民メディアとしての使用法を検討しました。  
 第一次 2003年07月〜2003年12月   第二次 2004年01月〜2004年05月

 eコミュニティウェアCOMET(開発・運営:Eジャパン協議会)による”e-tiiki.netコミュニティ”を運営し、これまで関わりある地域の人々や団体、アクセスしていただいた方々とのプロジェクト管理を中心に使用法を検討しました。

  第一次 2003年07月〜2003年12月

 また、知域通貨”叡”に地域通貨ネット決済サービス「CCSP」(開発・運営:オージャス株式会社)を導入し地域の人々や団体、アクセスしていただいた方々との地域通貨管理を中心に使用法を検討しました。

  第一次 2003年04月〜現在

 また、現在も「関心空間」(運営:開発株式会社ユニークアイディ、運営:関心空間運営事務局)を”e-tiiki.netの空間を利用し、活用法を検討しています。


  さて、「情報プラットフォーム」構想とeコミュニティウェアとしてのBlog、COMET、関心空間、地域通貨サービスプロバイダCCSPの運用・活用実験を経て、10月1日より地域情報プラットフォーム『Green Cafe』のトライを始めました。

 『GREEN CAFE』は誰もが生きやすい生活や仕事のありかた(スローライフ! スローワーク!)について知りたい、考えたい、何かしたい方に情報を提供する場所です。

 これからの生活や仕事のキーコンセプトのひつとは「スタイル」です。このGreen Cafeでは「誰もが生きやすい生活や仕事のありかた」の参考になるライフスタイル・ワークスタイルの「テーマ」の情報、つまり環境、地域貢献、コミュニティビジネス、地域通貨、こども、教育、コミュニティシンクタンク、パプリックメディアなどの情報を共有し、自ら参加するための機会を提供する場です。  誰もが生きやすい生活や仕事のありかた関心がある方は情報をお寄せ下さい。

■サイトの主な構成

・お知らせ・イベントのご案内 ・テーマのご紹介 ・テーマグループの近況  ・テーマの近況(構築中) ・こんなこと知りませんか? (FAQ) ・こんなこと話してます(eフォーラム) ・何かできること(地域通貨可) ・売ります買います(eショップ) ・つながり(WEBLINKS) ・資料のダウンロード ・GreenCafeとは(ご注意も)  

 この構成をみてお分かりのようにすべて参加型の情報サイトになっています。

 例えば、『Green Cafe』ではイベントを見てイベントに参加する以外にも、個人やグループが相互に働きかける下記のような仕組みも作ってあります。

・何かできること(地域通貨可)−してほしい、したい ・e買い物(地域通貨可)−eショップ  また、地域情報プラットフォーム『Green Cafe』はグリーンネットワーク、地域貢献・循環ネットワーク、地域通貨フォーラム、こどもdeネット、持続可能な開発のための教育の10年、ネットワーク型コミュニティシンクタンク、パプリックメディアネットワークなど各分野の「ネットワーク」の「参加型」ポータルサイトです。

■ネットワークの構成


 (同分野ネットワーク)

 地域情報プラットフォーム   −−−   地域情報プラットフォーム
  (兼地域通貨プラットフォーム)        『Green Cafe』  −−−   Blog(Weblog・moblog)
       |    \       |       \      (異分野ネットワーク)        |        
      地域情報プラットフォーム       Blog(Weblog・moblog) (地域通貨プラットフォーム)  

  これらのネットワークは単にサイトをリンクするのではなく、トラックバック/track back、RSS(Rich Site Summary) (詳細は下記)を使ってネットワークを作れるようになっています。

「トラックバック」 読み方:トラックバック フルスペル:track back

 ウェブログ(Weblog)の機能の一つで、別のウェブログへリンクを張った際に、リンク先の相手に対してリンクを張ったことを通知する仕組みのこと。
 ウェブログ作者が別のウェブログの記事を参照して自身のサイトにコメントを掲載するような場合、元の記事へのリンクを張るのが一般的だが、単にリンクしただけでは元の記事の作者はどこからどうリンクされているのか容易に知ることはできない。トラックバックはリンク元サイトに「このような記事からリンクを張った」という情報を通知する仕組みで、リンク元記事のURLやタイトル、内容の要約などが送信される。トラックバックされたサイトはこの情報を元に「この記事を参照している記事一覧」を自動的に生成することができる。

IT用語辞典 http://ew.hitachi-system.co.jp/w/E38388E383A9E38383E382AFE38390E38383E382AF.html

「RSS」 読み方:アールエスエス  フルスペル: Rich Site Summary

 指定したサイトのRSS情報を取り込んで更新状況をまとめたWebページを生成するアンテナ(巡回)ソフトや、デスクトップに指定したサイトの更新情報を表示するティッカーソフトなどが開発されている。また、ニュースサイトや著名なウェブログなどでは、更新情報をRSSで公開するところが増えている。

IT用語辞典 http://www.itmedia.co.jp/dict/internet/www/develop/04074.html

 このように『Green Cafe』は「参加型の情報支援」(8/12号「市民活動への情報支援 さんよう−みなとフィールドスタディーズ−4」)を市民の手で具体化していきます。

 本年の地域情報研究所で”e-tiiki.net 04”の第2フェーズとして地域情報プラットフォームの具体的展開として『Green Cafe』は始まりました。  

  GREEN CAFE−誰もが生きやすい生活や仕事  http://green.mond.jp/  

 尚、ご利用に当たって下記のサイトポリシーをご参照下さい。
 また、登録に関しては当分の間、誰でもできるわけではありませんのでご了承ください。

−免責

 本規約は、当サイトにより提供されるコンテンツの利用条件を定めるものです。以下の利用条件をよくお読みになり、これに同意される場合にのみご登録いただきますようお願いいたします。 当サイトを利用するにあたり、以下に該当する又はその恐れのある行為を行って はならないものとします。

・公序良俗に反する行為 ・法令に違反する行為 ・犯罪行為及び犯罪行為に結びつく行為 ・他の利用者、第三者、当サイトの権利を侵害する行為 ・他の利用者、第三者、当サイトを誹謗、中傷する行為及び名誉・信用を傷つけ る行為 ・他の利用者、第三者、当サイトに不利益を与える行為 ・当サイトの運営を妨害する行為 ・事実でない情報を発信する行為 ・プライバシー侵害の恐れのある個人情報の投稿 ・その他、当サイトが不適当と判断する行為 【免責】 利用者が当サイト及び当サイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける 一切のサービス等をご利用されたことに起因または関連して生じた一切の損害 (間接的であると直接的であるとを問わない)について、当サイトは責任を負い ません。

  千代田こどもまちの記者


  千代田こどもまちの記者の10月の取材が始まりました。

 「千代田こども新聞」   http://www.e-tiiki.net/cd/

 「千代田まちづくりサポート事業」こどもまちの記者による地域発掘と広報
                http://www.e-tiiki.net/cd/index0.htm

  富士川農林学校いなか体験ツアー

 

  富士川農林学校いなか体験ツアー 第1期生募集 <定員限定30名 先着順>

 富士山と紅葉、素朴な田舎生活の体験ツアーです。
 今回、山梨の中でも自然の宝がいっぱい詰まった富士川農林学校のモニターツアー30名を募集します。 特に今回のツアーは、山梨県のモニターツアーのため、特別料金となっています。
  定員になり次第、締め切らせていただきます。

■日 時:2004年10月30日(土)

■集合場所:山梨県身延町「道の駅しもべ」

■費 用:1,980円/大人(中学生以上)・980円/子ども(4歳以上) ・4歳未満無料 (昼食、収穫体験、ホタルカゴ・ざる豆腐づくり体験、傷害保険料が含まれま す。)

■募集定員:30名・先着順 (申し込み締め切り10月20日)

■持ち物:長ぐつ・合羽・ビニル袋3枚 ■スケジュール
 9:30  道の駅しもべ
 9:50  珍しい秋の新じゃがいも堀り  10:30 つぼ採り(無農薬の水田でつぼ採り)  12:00 バーベキュー(平飼い地鶏、つぼ汁、無農薬新米おにぎり等、)
 13:30 ホタルかご作り
 (脱穀した麦わらを釣鐘のように編みあげた籠。 この地域でも昔は子供達は皆作って、その中にホタルを入れて楽しんだ。ランプシェイド等お洒落なインテリアとしても使えます。)
 14:30 ざる豆腐づくり  15:30 解散
**収穫したり、作ったものはすべて無料でお持ち帰りいただけます。**

■主催:富士川農林学校(山梨県峡南地域振興局) 協力えがおつなげて、身延町

■問い合わせ先:山梨県峡南地域振興局農務部 TEL055−240−4116
 Eメールkatou-pxr@pref.yamanashi.lg.jp か、FAX 055-240-4117 でお申し込みください。

  NPOユニバーサルデザイン・ステップ

 

  NPOユニバーサルデザイン・ステップの活動が埼玉新聞で紹介されました。

  「車いすで買物できるか点検 川越の量販店でNPO」

 川越市泉町のショッピングセンター「UNICUS南古谷」でこのほど、バリアフリーチェックが行われた。 耳が不自由な人、目が不自由な人が二人、高齢者、二人の幼児を持つお母さん、ボランティアなど、色々なケースから十人あまりが参加して、それぞれの立場で、広いショッピングセンターの駐車場、二階建ての店内などを点検した。  車いすは、NPOユニバーサルデザイン・ステップ(さいたま市)代表の小澤勇さんが体験乗車しながら、陳列棚の高さ、深さ、とりやすさ、駐車場からの導入路などをチェックした。

   以下記事  http://www.saitama-np.co.jp/news07/25/17l.htm

 
 NPOユニバーサルデザイン・ステップでは9月よりトイレプロジェクト トイレでまちづくり講座に参加します。

  トイレプロジェクトの目的 1)障害者スポーツ大会の参加者が、浦和を楽しんでいただけるよう、ユニバーサルなトイレ情報を収集しマップとして届ける。 2)講座参加者(岸町周辺の住民)といっしょにトイレを切り口に考え、マップづくりのプロセスをまちづくりのきっかけの一つとする。

          

 上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」


 上尾市依託生涯学習グループ 生涯学習講座

  上尾ビレッジカフェ「地域通貨で問題解決 −地域通貨の底力」

 この度上尾ビレッジという地域の問題解決のための新コミュニティが発足しました。6月5日、上尾市から委託生涯学習グループとしても認定されました。 上尾ビレッジとは、分かち合いのお金「地域通貨」によって、人と人の暖かいつながりをつくって行きたい、という想いから発足した会です。人やモノとのつながりを楽しみながら、同時に、地域通貨を活用しながら、ゴミ問題、子育て、地産地消等、地域のさまざまな問題の解決策を、皆で考えていきたいと思います。 上尾市を中心に活動予定ですが、市外のメンバーも多数おります。

  何だかちょっと面白そうと思った方、一緒に楽しんでくださる方、ぜひご一緒に上尾ビレッジにご参加ください! 上尾ビレッジでは、各地で地域通貨を実践されている方々をお招きして、上尾ビレッジカフェで公開学習会を行なっていきます。地域通貨体験ワークショップも随時行ないます。ぜひお気軽にご参加ください! 

  (内容は若干変わる可能性があります。ご了承ください。そのため転載はご遠慮願います。)

■予定


上尾ビレッジカフェ Vol5 第5回公開学習会

 日 時:10月31日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定
 内 容:○講義『地域通貨で問題解決C・・・環境とフェアトレード』    
        講師:ナマケモノ倶楽部 間宮俊賢&関本洋司(地域通貨族)   
      ○ミニワークショップ 『体験しよう!!地域通貨』

上尾ビレッジカフェ Vol6 第6回公開学習会

 日 時:11月28日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定
 内 容:○講義『地域通貨で問題解決D・・・子育て』      
       講師:こども夢未来交換リングコミュニティ通貨"彩"推進委員会 鈴木玲子     
      ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』

上尾ビレッジカフェ Vol7 第7回公開学習会

 日 時:12月26日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定
 内 容:○講義 『地域通貨で問題解決E・・・地域を越えて』      
       講師: レインボーリング運営委員会理事 伊藤義人  
      ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』

上尾ビレッジカフェ Vol8 公開フォーラム

 日 時:1月30日(日) 13:30 〜 16:00
 場 所:未定  内 容:○『地域の問題解決  地域通貨In上尾』     
   コーデネーター:地域情報研究所 長岡素彦     
    ○ミニワークショップ 『体験しよう!地域通貨』

毎回、上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)、ポトラックなどを行う予定です。

・上尾ビレッジカフェトーク(インフォメーション)  参加者の情報交換の場
・ポトラック−(関係資料等頒布−但し、上尾マネーを使用)  

上尾に関係することで、特定の宗教、特定の政治に関係なく、非営利であればお申し出下さい。

■各回参加料は300円+地域通貨上尾マネー(200a=アッピー)、又は、500円(200a=アッピー付き)となります。

 ご購読・ご利用規約
 
 ご意見、ご感想、ご要望をお聞かせください。
 掲載された記事を許可なく使用することはご遠慮ください。
 ご紹介または転載等のご相談は下記までお願いします。
 掲載している情報は各人の責任においてご利用ください。
 『S−Report』は既存の配信システムや問題になっているマイクロソフト社のメーラーを使わず「独自の配信システム」で配信しており、ホストマシン自体にもファイヤーウォール、「最新のワクチン」を導入し必ずチェックを行い対策を とっておりますのでご安心ください。